2013年5月12日日曜日

North American Currencies Rule FX world.

北米通貨(米ドル、カナダドル)が為替市場の”勝ち組度合い”を強めています。
EURUSD DAILY ⇒ Breaking 1.3 Threshould?











GBPUSD DAILY ⇒ GBP Losing Steam.











USDCHF DAILY ⇒ USD Advances.











AUDCAD DAILY ⇒ AUD Gives in to CAD.











CADJPY DAILY ⇒ CAD Breaks Higher.











CADはUSDと組んで北米通貨と言う分類で見たほうが良い場合と、AUDやNZDと一緒にコモディティ通貨として振舞う場合とがあるのですが、今は完全に前者の状況ですね。
 背景は豪州RBAの予想外の利下げとRBNZによるNZD高抑制介入と言う南半球事情に加えて米国のQE3が成果を出し、いよいよ出口戦略が真剣に検討されるほど成功裏に終わるとの北米経済へのユーフォリア復活があります。

A Look of US Markets : USD,Treasury Yields,Stocks.

米国市場は、ドル上昇、株上昇、債券下落=長期金利上昇と言う大きなトレンドが強いモメンタムで進行中です。チャートで確認してみましょう。結構強烈です。
GBP/JPY 4 Hours Chart
DXY(Dollar Index)中期チャート ⇒ Breaking Higher
GBP/JPY 4 Hours Chart
S&P500 ⇒ Running to New Highs with Momentum.
GBP/JPY 4 Hours Chart
US 10Y Treasury Yield ⇒ Inflecting Higher


どのチャートも鋭角的で、特にドルと長期金利の動向は要注意です。

USDJPY : The Break of 100 = Another Shot in the Arm.

ドル円は遂に100円を突破しました。

100円の壁に何度も跳ね返されて膠着状態に入っていたのですが、もみ合う相場はエネルギーを溜めるものなのでいつか100円を越える時には一気に上伸する可能性があると思ってはいましたが、まさかほぼ一直線で102円に肉薄するとは思いませんでした。
USDJPY DAILY ⇒ Broke Out of Consolidation.

実は木曜日の北米市場における100円を越えていく時の値動きですが、かなりの力技であった可能性が高いです。

具体的な値動きですが、99円台前半の売りオーダーがQuoteされている段階で、一気に100円を越える水準で大口買い注文が市場に打ち込まれた為に99円台後半などは一気通貫状態で文字通りに瞬時に100円を突破していたと言うイメージでしょうか。

一方で、過去何度も100円越えを期待して99円台後半でドル円を買っては反落時に損切りを余儀無くされていたトレーダーの多くは、所謂”追いかけ買い”をやめて実際に100円を突破したところで買いを仕掛けるオーダーをブローカーなどに預けていました。その為に実際にドル円が突然100円を越えたところでほぼ自動的に追撃の買い上げが起きたというのがこの相場が一本調子で102円に肉薄するような値動きとなった背景でしょう。

上記のチャートは教科書的なレンジブレイクです。この後の動きも教科書的であるならば、今後の調整局面では100円手前はサポートとして意識されて買いオーダーが厚いはずです。基本シナリオはレンジが上方修正されてドル円は3桁時代に回帰したと言う事になります。

Top FX Movers Last Week.

イベント的には先々週がBig Weekと見ていましたが、Volatilityと言う意味では先週がBigger Weekとなりました。

本当に色々ありましたが、週次ベースの主要通貨ペアの変動は以下のようになりました。

   通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
AUDUSD 1.0019     1.0315      -296     -2.95% 

NZDUSD 0.8297     0.8536      -239     -2.88% 

AUDCAD1.0128     1.0399      -271     -2.68% 

NZDCAD 0.8382    0.8604      -222     -2.65% 

USDJPY 101.61     99.02       +259    +2.55% 

USDCHF 0.9571    0.9349      +222    +2.32% 

CADJPY  100.52    98.19        +233    +2.32% 

CADCHF 0.9466    0.9273      +193    +2.04% 

EURAUD1.2958     1.2713      +245    +1.89% 

EURNZD1.5638     1.5365      +273    +1.75% 

上記通貨ペアの分解は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),USD(4回),EUR(2回)
下落通貨 ⇒ AUD(3回),NZD(3回),JPY(2回),CHF(2回)

北米通貨が大きく地歩を伸ばし、南半球通貨がへこんでいます。ドル円の100円越えが一大イベントでしたが、南半球通貨は日本円以上に下落している事は大きなポイントです。

The Final Round Rush:How They Finished the Week.

5月10日(金)の北米市場における最後の4時間の為替市場の動向です。


   通貨ペア ↑↓ 終値   始値   変動(pips) 変動(%)
EURCHF 1.2432 1.2400  +32   +0.26% 

GBPCHF 1.4706 1.4669  +37   +0.25% 

CADCHF0.9466 0.9444  +22   +0.23% 

AUDCHF0.9586 0.9565  +21   +0.22% 

NZDCAD0.8382 0.8395  -13    -0.16% 

USDCHF 0.9571 0.9557  +14   +0.15% 

EURJPY  131.98  131.79  +19   +0.14% 

CADJPY 100.52  100.38  +14   +0.14% 

NZDCHF0.7941  0.7930  +11   +0.14% 

AUDJPY 101.81  101.67  +14   +0.14% 

通貨ペアの分解結果は以下のようになります。
上昇通貨 ⇒ CAD(3回),EUR(2回),AUD(2回),GBP ,USD ,NZD
下落通貨 ⇒ CHF(6回),JPY(3回)、NZD

基本は週次のバイアスに沿った動きだったと言えるでしょう。CHFとJPYは最後まで下落バイアスでした。

2013年5月6日月曜日

Precious Metals : Drawing Attention.

この週末も投資業界では貴金属価格の動向に関する議論が随分目立っています。

・調整は終わったのか?
・ここは買い場か?
・そもそも上昇相場は続いているのか?

多くのメディアがTVでもラジオでも著名投資家を呼び出しては、”Are you buying or selling here?"等と殆ど詰問しているようなインタビューを繰り広げています。

GoldやSilverのチャートを確認すると・・・

Gold Daily ⇒ Hanging in....











Silver Daily ⇒ Hanging on........












まースッキリしませんね。

情報が交錯する一因は特にコインの世界(金貨や銀貨ですが)で、Retailの動きが非常に逆張り的に見える事でしょう。この辺りは少し為替市場と外貨預金の関係に似ているのですが、円高の記事が新聞に載ると翌日には金融機関の外貨預金が急増したり両替ショップで外貨が売り切れたりする事が多いように、昨今の貴金属市場の不調を見て金貨、銀貨の購入熱が寧ろ盛り上がっているのです。アジア人の金貨の購入が昨年同時期比の9倍になったと言うレポートも見ました。

純粋にチャートを見る限りでは、GoldとSilverの間にネガティブなダイバージェンスが起きているようにも見えるので、少なくとも慌てて買う必要はあまり感じられないと言うイメージで見ていますが如何でしょうか。