2008年7月7日月曜日

Please be extra careful all my friends.

もう10日位前でしょうか、妻が近所のスーパーでクレジットカードが使えなかったという報告をしてきました。

日本で不便に感じる事の1つがクレジットカードの使用が一般的ではない事で、外食をしても現金のみという事も少なくないし、受付可能でも店員が慣れていなくて奥に人を呼びに言ったり、機械がボロくて結局使えなかったりと言う事も珍しくありません。都内でこれだから地方も含めた日本全体という意味では、まだまだ現金主義が中心なのではないでしょうか。

その近所のスーパーでも何度か機械が不調な時があったので特に気にしていませんでしたが、ふと気が付くと、携帯電話にクレジットカードの会社から留守電が入っている事に気が付きました。

胸騒ぎがしてカスタマーサービスに電話をしてみると・・・・

やはり、最近海外で多額の使用履歴があり、取引の正当性を確認したいとの連絡でした。
 海外には旅行も出張もしていない旨を伝えて明細を聞いてみると、トルコ、フランス、スイスでそれぞれトルコリラ、ユーロ、スイスフラン建てで合計6回、金額にして100万円以上の取引がチャージされており、事態を怪しいと感じたカード会社側の判断で一旦カードを無効にしたという連絡でした。

新たな番号でカードを発行してもらうと共に指定の書類を提出する事で身に覚えの無いチャージの支払は免除してもらえる事になりましたが、本当に恐ろしい世の中になったものです。

そういう思いをした直後に・・・Amazonからセキュリティを強化するのでアカウント情報のアップデートを依頼するE-Mailが入りました。こういうのも気をつけないと詐欺の事も多いのですが、Amazonのロゴマークもどう見ても本物だったので取り合えずリンクをクリックしたところ・・・・何と既に詐欺の報告がなされた偽サイトであるという警告が出ました。

そこでもう一度、メールのロゴマークを確認すると・・・・分りますか?下の写真で左が詐欺で右が本物のAmazonサイトに出ている同社ロゴです。唯一の違いは最後の点が偽物は右下、本物は右上にあると言う事と社名下の矢印の色が並べてみれば少し違うように見える事くらいでしょうか。写真がややピンボケで恐縮です・・・
銀行、カード会社、Amazon、e-Bay、Paypalなどを精巧に模倣して個人情報を提供させる詐欺はPhishing詐欺と呼ばれますが、悪意と技術のレベルはここまで来ていると言う事を認識して特にE-mailなどではどんなにロゴや文面が本物に見えてもメール内に貼られたリンクから個人情報をアップデートすることは絶対に避けるべきだと思います。








I am afraid this could happen to anyone....please be extra careful and take good care of yourselves. We are living in a strange world where we have to protect ourselves at all times.



(←This is a reported phishing website.だって・・・OOPS)