2012年11月11日日曜日

Sandy Proved to Favor Obama.

先週日本に来ていたNYの知人と金曜日に食事をしたのですが、彼の自宅(NJ州郊外)のエリアも彼がこちらに来ている時に電気が復旧したそうです。

彼と色々話をしていて、私は自分が今回の大統領選に対してハリケーンSandyが齎す影響を完全に読み間違えていたかもしれないと思わざるを得ませんでした。

私は、ハリケーンが東海岸を直撃すると言う動きに対して完全に備えが足りなかった事は現政権への批判になると予想していました。また、大きなダメージを受けた地域は最早投票どころではなくなってしまったものと思っていたので、そういう地域(失礼ながらあまり裕福ではない地域)ではオバマ支持が強い傾向がある為、結果的にオバマ陣営が票を失うのではないかと思っていたものです。

ところが・・・

友人の話では、まさにロムニー候補がほぼ互角にまで支持率を上げて来たところでこのSandyが東海岸を直撃した事で、オバマ陣営の勝利が確定したようなものだと話していました。
 曰く・・・・実際に米国にいると、現職大統領として被災地に急行したり、復旧作業に陣頭指揮を取るオバマ大統領の不休不眠のような献身的な立ち振る舞いは大いなる共感を勝ち得た一方で、現陣営を一気に追い込んでいくようなキャンペーンを封印せざるを得なかったロムニー陣営は大打撃を受けたように思えたそうです。

言われてみればなるほどと言う話なのですが、やはり第三者的に遠くから見ていて分析するだけでは圧倒的に情報も不足するし不十分なのだと言う事を改めて痛感しました。

精進いたします。