2015年10月4日日曜日

Review of the Week.(Sept.28th - Oct.2nd 2015)

2015年9月28日(月)~10月2日(金)の週の簡単なReviewです。

金融市場

*米9月雇用統計に予想以上の失速感
  9月NFP(非農業部門雇用者数)は+142千人(予想+201千人)
  8月の数字も下方修正。+173千人 ⇒ +136千人。
  FRBの年内利上げシナリオへの疑問符が強まる

*欧州圏がデフレに回帰。9月CPI▲0.1%(yoy)。

*日銀短観(Q3)が予想以上の悪化

*英国製造業関連の指標に失速感。(9月PMI等)

①株式市場 / 債券市場

 ・株式市場は値幅広いが全体的には従来レンジ内での安定推移。
 ・債券市場は米雇用統計後に大きめの価格上昇(利回り低下)の動き
 ・日経平均は17,725.13円で越週。(前週17,880.51円)
 ・米Dow→$16,472.37、S&P500→$1,951.35、Nasdaq→$4,707.78)
 (前週   $16,314.4                 $1,931.42               $4,686.50)
 (前週比     +1.0%            +1.0%            +0.5% )
 ・米10年債利回りは、1.98%。(前週2.17%)
 ・米30年債利回りは、2.82%。(前週2.97%)

②商品市場

 ・原油価格、貴金属とも週次ベースでは保合い推移
  前半下げるも週末に買い戻す流れ。ややモメンタム不足。
 ・原油価格はバレル単価で$45.66で越週。(前週$45.56)
 ・金価格はオンス単価で$1,137.11。(前週$1,146.26)

③為替市場

 ・9月雇用統計への失望からUSDは週末に下落
 ・週初から弱かったGBPが週次ベースで最弱通貨
 ・全体的にUSDと欧州通貨が弱い流れ
 ・比較優位からCAD,NZDが他の通貨に対して上昇する展開
 ・USDJPYは120円水準の攻防戦。