2015年12月6日日曜日

Review of the Week.(Nov.30th - Dec.4th 2015)

2015年11月30日(月)~12月4日(金)の週の簡単なReviewです。

金融市場

*緩和期待のあったECBがmain refinance rateを0.5%で据え置き
 deposit rateを10bp引き下げてマイナス金利幅を拡大
 (-0.2%→-0.3%へ) 市場の緩和期待は裏切られた格好

*BOC(カナダ中銀)、RBA(豪中銀)は、政策金利据え置き
 (0.5%)        (2.0%)

*米11月雇用統計は、NFP(非農業部門雇用者数)が+211千人
 と市場予想の+198千人を上回る失業率は5.0%で横ばい
 (前月のデータも情報修正


①株式市場 / 債券市場

 ・3日(木)にECBの緩和が小規模だったことで全般的に
  株式市場は大幅下落。4日(金)には堅調な米雇用統計後に
  大幅ん回復する乱高下債券市場はやや上昇(利回り低下)
 ・日経平均は、週央に2万円回復も3日(木)の海外市場の流れ
  から4日(金)に大幅下落。(週初は反発期待も)
  19,504.48円で越週。(前週19,883.94円) 
 ・米Dow→$17,847.63、S&P500→$2,091.61、Nasdaq→$5,147.27)
 (前週   $17,798.49                $2,090.11               $5,127.53)
 (前週比     +0.3%            +0.1%            +0.3% )
 ・米10年債利回りは、2.27%。(前週2.23%)
 ・米30年債利回りは、3.01%。(前週3.00%)

②商品市場

 ・商品市場は4日(金)の11月米雇用統計後に反発。
  ただしOPECの産出量維持の方針表明を受けて原油価格は
  下落圧力。終値はバレル単価で$40.09で越週。(前週$41.93)
 ・金価格は上昇。オンス単価で$1,086.38で越週。(前週$1,058.31)

③為替市場

 ・欧州通貨のショートカバーが中心の週
 ・EURとCHFの買い戻しが席巻NZDにも買い戻し
 ・北米(USD,CAD)、GBP、JPYは負け組
 ・USD INDEXは前週の100越えから反落
  FOMCに向けて下値バイアスでの越週