2016年3月28日(月)~4月1日(金)の週の簡単なReviewです。
*米3月雇用統計
・非農業部門雇用者数(NFP) : +21.5万人(予想+20万人)
・失業率 : 5.0% (前月4.9%)
・労働参加率 : 63% (2014年3月以来の最高値)
*Saudi Arabia Prince
・サウジアラビアはイラン等他の主要産油国の足並みが
揃わない限り減産は考えない。
*米FRB首脳発言
・Yellen議長 : 政策金利の調整は慎重に注意深く実施。
・サンフランシスコ連銀William総裁 : 利上げは段階的に思慮深く。
*3月日銀短観
・現況、先行きともに景況判断は広範に悪化。
・事業規模(大企業、中小企業)ともに悪化。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は3月末(第1四半期末、本邦は期末)を挟んだ
乱高下の展開。債券市場は価格上昇(利回り低下)。
・日経平均は、期末越えの4月1日(金)に大幅反落。
週足は16,164.16円で越週。(前週17,002.75円)
・米Dow→$17,793.23、S&P500→$2,072.89、Nasdaq→$4,914.54)
(前週 $17,516.28 $2,039.20 $4,773.51)
(前週比 +1.6% +1.8% +3.0% )
・米10年債利回りは、1.78%。(前週1.90%)
・米30年債利回りは、2.60%。(前週2.67%)
②商品市場
・商品市場は原油主導の下落圧力。
・原油価格は上述のサウジアラビア皇太子の減産に消極的な
スタンスを受けて下落圧力。
週足はバレル単価で$36.67。(前週$39.56)
・金価格は調整圧力下で小幅に反発。
週足はオンス単価$1,223.16。(前週$1,216.80)
③為替市場
・FRB首脳が利上げを急がないスタンスを強調する中でUSDに
持続的な下落圧力。
・EUR、CHFは上昇でGBPはUSD安に追随。
・コモディティ通貨は勝ち組、JPYは中立的なバイアス。