2019年1月27日日曜日

Review of the Week.(Jan.21st - Jan.25th 2019)

2019年1月21日(月)~1月25日(金)の週の簡単なReviewです

*米:Trump大統領が3週間のつなぎ予算で議会と合意
一部閉鎖となっている政府系機関の業務を3週間再開へ

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は保合い推移
 債券市場は価格反発(利回り反落)
・日経平均は20,773.56円で越週(前週20,666.07円)
・米Dow→$24,729.16、SP500→$2,663.60、Nasdaq→$7,164.86)
 (前週 $24,712.79               $2,671.29                $7,157.23)
 (前週比  +0.09%          -0.26%          +0.11%)
・米10年債利回りは、2.75%。(前週2.786%)
・米30年債利回りは、3.06%。(前週3.09%)

②商品市場

商品市場も保合い推移
 貴金属は週末に大きめの反発
・原油価格は1バレル当たり$53.53で越週(前週$53.75)
・金価格は1オンス当たり$1,300.21で越週(前週$1,280.79)

③為替市場

週次ベースでGBP,NZDが上昇
USD,JPY,AUDが下落サイド
政府系機関業務再開の合意発表後はUSD下落の反応

④暗号通貨

売り浴びせ継続
・全く上値の伸びない状況が継続
・1BITCOIN=391,800円(前週398,999円)

GLOBAL STOCKS : TREADING WATER

主要株式市場は保合い推移の週でした。
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY
展開的には前半不調で後半に盛り返した動きが目立っていますね。

VIX : UP then DOWN

VIX指数は、株価下落の前半で上昇した分、後半の株価反発時に下落して、週次ベースではほぼ横ばいの動きでした。
VIX DAILY
相変わらず直近レンジのど真ん中で膠着しているイメージです。

CRUDE OIL : CONSOLIDATION

原油価格は「行って来い」的な展開でした。週足ベースで、ほぼ横ばいです。
CRUDE OIL DAILY


PRECIOUS METALS : JUMPED AT THE END

貴金属は上値の重さから前半は失望売りに押されていましたが、最後はTrump大統領と議会の政府系機関業務の暫定的再開の合意を受けたUSD売りの中で一気に息を吹き返す展開でした。
GOLD DAILY
SILVER DAILY
GOLDはついに$1,300台の高値引け。

SILVERも同様な展開でしたが、直近高値の更新は出来ずに越週しました。

最後の大陽線の動きには自分も結構びっくりしました。

BITCOIN : Nothing Changed

暗号通貨市場の状況は著変なしです。相変わらず断続的に売りが出ますが、下値も相応に粘っている状況が続きます。
BITCOIN/USD DAILY

円建てでは39万円水準の攻防で中々40万円台回復も楽じゃない感じです。

DXY(US DOLLAR INDEX) : EVENTUALLY LOWER

DXY(US DOLLAR INDEX)は、週末に突然大きめの下落となりました。
TRUMP大統領と議会の政府系機関業務再開(3週間)の合意発表後にUSDが売られ、貴金属などが上昇する展開だったのは意外でした。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY

EURGBP : HANDS OFF ?

BREXITを巡る状況はとても楽観的にはなれないのですが、外国為替市場における欧州と英国の組み合わせは、ひたすら欧州が下げていく意外な展開が続きます。
EURGBP DAILY

中期と長期の移動平均線を撃破しながら直近の安値を更新中です。

状況的には真逆の現象が起きていても説明がついてしまう位の状況かと思いますが、今後の大転換シナリオも十分ありなのでポジションを取る際には短期限定且つリスク管理もしっかり管理しないと危ないですね。

Top FX Movers of the Week(Jan.21st - Jan.25th 2019)

2019年1月21日(月)~1月25日(金)の週次ベースの主要通貨動向です

       通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. GBPUSD↑1.3200 1.2878 +322 +2.50%

  2. GBPAUD↑1.8388 1.7947 +441 +2.46%

  3. GBPJPY↑144.60 141.31  +329 +2.33%

  4. GBPCHF↑1.3114 1.2820 +294 +2.29%

  5. GBPCAD↑1.7440 1.7077 +363 +2.13%

  6. EURGBP↓0.8648 0.8823  -175 -1.98%

  7. NZDUSD↑0.6841 0.6744  +97 +1.44%

  8. AUDNZD↓1.0496 1.0632  -136 -1.28%

  9. NZDJPY↑   74.93   74.02  +91 +1.23%

10. NZDCHF↑0.6794 0.6715  +79 +1.18%

上昇通貨 ⇒ GBP(6回),NZD(4回)
下落通貨 ⇒ USD(2回),AUD(2回),JPY(2回),CHF(2回),CAD,EUR

The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.

2019年1月25日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です

        通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. CADCHF↑0.7516  0.7496  +20  +0.27%

  2. USDCAD↓1.3216 1.3250   -34  -0.26%

  3. NZDCAD↓0.9040 0.9063   -23  -0.25%

  4. EURCAD↓1.5077 1.5112   -35  -0.23%

  5. GBPCHF↑1.3114 1.3086  +28  +0.21%

  6. CHFJPY↓110.30  110.53   -23  -0.21%

  7. USDJPY↓109.55  109.77   -22  -0.20%

  8. NZDJPY↓  74.93   75.08    -15  -0.20%

  9. EURJPY↓124.94  125.19   -25  -0.20%

10. AUDCAD↓0.9490 0.9508   -18  -0.19%

上昇通貨 ⇒ CAD(5回),JPY(4回),GBP
下落通貨 ⇒ CHF(3回),USD(2回),NZD(2回),EUR(2回),AUD

2019年1月20日日曜日

Review of the Week.(Jan.14th - Jan.18th 2019)

2019年1月14日(月)~1月18日(金)の週の簡単なReviewです

*英議会がMAY政権がEUと合意したEU離脱案を大差で否決
→MAY首相の不信任案は否決
→首相は続投も延期論、合意なき離脱、国民投票やり無しなど
 先行きは不透明

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は続伸
 債券市場は価格続落(利回り続伸)
・日経平均は20,666.07円で越週(20,359.70円)
・米Dow→$24,712.79、SP500→$2,671.29、Nasdaq→$7,157.23)
 (前週 $23,995.95              $2,596.26                $6,971.48)
 (前週比  +2.96%          +2.87%          +2.66%)
・米10年債利回りは、2.786%。(前週2.70%)
・米30年債利回りは、3.09%。(前週3.03%)

②商品市場

商品市場は斑模様
 原油価格はOPECの協調減算内容の開示を好感して続伸
・原油価格は1バレル当たり$53.75で越週(前週$51.67)
・金価格は1オンス当たり$1,280.79で越週(前週$1,288.37)

③為替市場

BREXIT関係の混迷の影響は軽微でリスク回避バイアスが
 さらに後退する流れ
GBPの買戻しや北米通貨(USD,CAD)の反発が中心
JPY,CHF,NZDに下落圧力

④暗号通貨

断続的な売り浴びせが継続も下げ渋る展開
・1BITCOIN=398,999円(前週394,057円)

GLOBAL STOCKS : Another Up Week.

主要株式市場は年初からの好調を維持。先週も絶好調でした
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY

金曜日にしっかり陽線を出して越週しており、来週へモメンタムを引き継ぐようなチャート形状になりました。

BREXITの先行き不透明感が強まりながら英国市場も上げているのですから、厳しい展開が織り込み済みだったというのは簡単ですが、非常に力強い反発が継続していると言える状況ですね。

1月後半の展開がますます重要になってきました

VIX : Still Moving Lower

株式市場の続伸を背景にVIX指数は綺麗に続落中です
VIX DAILY
年末相場で吹き上がった後は、年明けから陰線を連発する展開で、従来レンジの中央値付近まで低下してきました。

株価の安定推移を考えれば順当である一方で、喉元過ぎればという状況に一抹の不安も感じてしまいます

CRUDE OIL : Recovery Continues.

原油価格も堅調な回復基調を維持しています。
CRUDE OIL DAILY
OPECの協調減産体制が再確認されたなどの材料もあり、$50の節目を超えた水準での取引が進んだ格好です。

日次チャートでも強烈だった下落トレンドが一旦キャンセルされた格好です。

為替市場ではUSDが反発を強めているので、原油価格もここから粘れるかどうかに注目しましょう

PRECIOUS METALS : Correcting Lower

貴金属価格には調整バイアスが目立っています
GOLD DAILY
SILVER DAILY
週を通して上値を取れず、最後は売戻しが出て越週した格好です。

調整色が強まっている訳ですが、週末も終始上値が被るような展開でした。

こちらも1月後半戦が非常に重要だと思われます。

BITCOIN : Feels so Heavy

暗号通貨は全般的に低迷相場継続の流れですが、下値抵抗力も捨てたもんじゃないとも思わせます。
BITCOIN/USD DAILY

2019年の暗号通貨の動向は読み難いものの、決して楽観的とは言えない状況です。

ブームは去ったという見方は共有される中で、ソフトランディング論から消滅予想まで色々出てきますが、基本的には非楽観という部分で一致しています。

こうなると、長い目で見れば買い場ではないかとの見方も出来ますが、長期塩漬け覚悟では上値も限定かなとも思えますね。

時が来れば投資する・・・当分はそういうスタンスですね。

DXY(US DOLLAR INDEX) : Now Coming Back

DXY(US DOLLAR INDEX)は、先週を通して堅調推移でした
DXY(US DOLLAR INDEX)DAILY

日次チャート的には従来レンジの下限を一瞬割り込んでから反発し、するするとレンジ中央まで回復してきました。

ここで仕切り直しと言った段階のようです。

USDJPY : Up in the Vicinity of 110.

年明けには強烈な下髭を伸ばして1月中に100円割れかとの声も上がったUSDJPYは、月半ばには110円回復を視野に入れるレベルまで反発する展開となりました。
USDJPY DAILY

日次チャートも双方向に中々の急勾配となっています。

この間は材料的にも円高が進行していても説明がつくという状況にありましたが、恐らくは戻り売り戦略の売りポジションを切らせながらしっかり上昇してきました。
年末が110円台前半でしたので、1月の流れはほとんどバンジージャンプのような値動きになっています。

ここからは一旦レンジに入りそうな水準のように思えますが、1月後半戦に注目ですね。

GBP : In the Midst of BEDLAM

BREXITの状況は混迷を極めており、英国のEU離脱がどうなるのか、いくつか考えられるシナリオの中でGBPはどう扱われるのか・・・全く予測も予想も予断も許さないとしか言えない状況のように思います。

GBP危機の再来を予想する事は簡単なのですが、ここまでGBPはとても健闘していると言う評価になるでしょう。
GBPUSD DAILY
EURGBP DAILY
GBPJPY DAILY
足元は各ライバル通貨に対して堅調に推移しているGBPですが、一方で完全無秩序的な混乱時には下げ余地が拡大していると考える事もできます。

GBPに関しては、本当に怖いのは下落する時というのが経験上染みついているせいか、今の状況は非常に不気味に映りますね

Top FX Movers of the Week.(Jan.14th - Jan.18th 2019)

2019年1月14日(月)~1月18日(金)の週次ベースの主要通貨動向です

       通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(pips)
  1. GBPNZD↑1.9090 1.8788  +302  +1.61%

  2. GBPCHF↑1.2820 1.2633  +187  +1.48%

  3. GBPJPY↑141.31 139.39   +192  +1.38%

  4. NZDUSD↓0.6744 0.6834    -90    -1.32%

  5. NZDCAD↓0.8946 0.9065  -119    -1.31%

  6. EURGBP↓0.8823 0.8933  -110    -1.23%

  7. CADCHF↑0.7504 0.7417   +87   +1.17%

  8. USDCHF↑0.9956 0.9841 +115   +1.17%

  9. USDJPY↑109.77 108.56  +121   +1.11%

10. CADJPY↑  82.70   81.84    +86   +1.05%

上昇通貨 ⇒ GBP(4回),USD(3回),CAD(3回)
下落通貨 ⇒ NZD(3回),CHF(3回),JPY(3回),EUR

The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.

2019年1月18日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です

        通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. EURAUD↑1.5864  1.5835  +29  +0.18%

  2. GBPJPY↓ 141.31  141.56  -25   -0.18%

  3. AUDUSD↓0.7165  0.7173    -8    -0.11%

  4. GBPAUD↓1.7947  1.7967   -20   -0.11%

  5. EURGBP↑0.8823  0.8814  +9   +0.10%

  6. AUDJPY↓  78.70    78.78     -8    -0.10%

  7. NZDJPY↓  74.02    74.09     -7    -0.09%

  8. EURNZD↑1.6849  1.6834  +15   +0.09%

  9. EURCAD↑1.5074  1.5061  +13   +0.09%

10. CADJPY↓  82.76    82.83     -7    -0.08%

上昇通貨 ⇒ EUR(4回),JPY(4回),USD,AUD
下落通貨 ⇒ AUD(3回),GBP(3回),NZD(2回),CAD(2回)

2019年1月13日日曜日

Review of the Week.(Jan.7th - Jan.11th 2019)

2019年1月7日(月)~1月11日(金)の週の簡単なReviewです

*米中貿易会談に一定の進展
→中国が米からの輸入を増やす提案
→知的財産の保護なども対策を講じる方向
→Trump大統領も進展を評価

*カナダ中銀(BOC)が政策金利を据え置き
→今回予想通り1.75%で据置き
→追加利上げを示唆

*英BREXITの時期を延期する可能性が浮上
→一部メディアが報道

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は総じて年初来の回復基調を維持
 債券市場は小幅に価格反落(利回り反発)
・日経平均は20,359.70円で越週(前週19,561.96円)
・米Dow→$23,995.95、SP500→$2,596.26、Nasdaq→$6,971.48)
 (前週 $23,433.16              $2,531.94                $6,838.86)
 (前週比  +2.40%          +2.45%          +3.45%)
・米10年債利回りは、2.70%。(前週2.66%)
・米30年債利回りは、3.03%。(前週2.98%)

②商品市場

米中貿易協議への期待などを背景に商品市場も安定推移
・原油価格は1バレル当たり$51.67で越週(前週$48.24)
・金価格は1オンス当たり$1,288.37で越週(前週$1,284.85)

③為替市場

リスク回避バイアスのUnwind方向の動きが中心
NZD,AUD,CADとBREXIT延期観測からGBPが上昇
JPY,USD,CHFは後退する展開

④暗号通貨

暗号通貨は蚊帳の外で小幅な下落
・1BITCOIN=394,057円(前週415,200円)

GLOBAL STOCKS : Recovery Tone

主要株式市場は安定推移。年初からの回復基調が維持されています
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY

年末相場は大きく下落しましたが、年初からは下値も堅い印象の動きです。

ただ、あれだけの下落に対する反発としては、あまり値幅が出ていない事にも気が付きますね。

早くも1月相場は中盤~後半に突入します

注視しましょう。

VIX : Tumbling Down

株式市場の安定的な回復基調の継続を好感して、恐怖指数VIXは転げ落ちるような展開になっています。
VIX DAILY
日次ベースではVIXは8日連続の下落となっています。

水準的にも情報にブレイクして加速する前のレンジ領域まで緩んできました。

買いが出やすい環境になっていると思います。市場センチとしては株式市場は、ブルトレンドに復帰する気満々といったところでしょうか

CRUDE OIL : Back Above $50 Mark.

原油価格は、バレル単価で$50を回復して越週しています
CRUDE OIL DAILY
$45より下からしっかり戻してきたと言えますが、$50ラインの回復は第一関門でした。

このまま勢いをつけて急回復するというものではないと思いますが、暫くは$50近辺で落ち着いた流れとなるのかもしれません。

PRECIOUS METALS : LOOKING BETTER

貴金属価格も安定しており、じりじり上値を持ち上げてくる流れが継続中です
GOLD DAILY

SILVER DAILY
年末からの上昇気流はここで一旦スピード調整というイメージになっていますが、調整幅が狭いと、またどこかで高値を更新してくる可能性がありそうです。

BITCOIN : OFF to a WEAK Tone

暗号通貨は、2018年後半はひたすら試練だったと思いますが、2019年も早々から下値圧力にさらされている感じです。
BITCOIN/USD DAILY
円建てでも40万円を割って39万円台の攻防が続きます。

2019年にはまたどこかで見せ場を作れるのでしょうか。

DXY(US DOLLAR INDEX) : Not So Strong

DXY(US DOLLAR INDEX)の動きは、失速感ありという印象になっています。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY

陰線が目立つ展開で緩んできましたが、従来レンジのサポートラインを試して少し戻している状況です。

Trump政権のスタンスが、関税から通貨安に転じると偉いことになるというリスクを抱えながら、USD全般の動向にはしっかり注意を払っていきましょう。

Top FX Movers of the Week(Jan.7th - Jan.11th 2019)

2019年1月7日(月)~1月11日(金)の週次ベースの主要通貨動向です

       通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. NZDJPY↑  74.18   73.11  +107 +1.46%

  2. NZDUSD↑0.6834 0.6736  +98  +1.45%

  3. AUDJPY↑  78.35   77.25  +110 +1.42%

  4. AUDUSD↑0.7216 0.7119  +97  +1.36%

  5. AUDCHF↑0.7103 0.7017  +86  +1.23%

  6. NZDCHF↑0.6726 0.6647  +79  +1.19%

  7. GBPJPY↑139.39 138.10 +129  +0.93%

  8. CADJPY↑ 81.84   81.11    +73  +0.90%

  9. GBPUSD↑1.2839 1.2730 +109 +0.86%

10. USDCAD↓1.3265 1.3375  -110  -0.82%

上昇通貨 ⇒ NZD(3回),AUD(3回),GBP(2回),CAD(2回)
下落通貨 ⇒ JPY(4回),USD(4回),CHF(2回)

The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.

2019年1月11日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です

       通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. GBPAUD↓1.7791 1.7842 -51  -0.29%

  2. AUDJPY↑  78.35   78.14 +21 +0.27%

  3. AUDCHF↑0.7103 0.7084 +19 +0.27%

  4. EURAUD↓1.5891 1.5932 -41  -0.26%

  5. GBPUSD↓1.2838 1.2861 -23  -0.18%

  6. GBPNZD↓1.8788 1.8821 -33  -0.18%

  7. GBPCAD↓1.7032 1.7057 -25  -0.15%

  8. AUDCAD↑0.9573 0.9559 +14 +0.15%

  9. USDJPY↑ 108.56 108.41 +15 +0.14%

10. EURNZD↓1.6780 1.6803  -23  -0.14%

上昇通貨 ⇒ AUD(5回),USD(2回),NZD(2回),CAD
下落通貨 ⇒ GBP(4回),JPY(2回),EUR(2回),CHF,CAD

HAPPY NEW YEAR

遅ればせながら・・あけましておめでとうございます。
謹賀新年

日本では年号も変わりますね。

色々な意味で新時代の夜明けが近いのかもしれません。

2019年が素晴らしい年になりますように、心からお祈りいたします。

2019年1月6日日曜日

Review of the Week.(Dec.31st 2018 - Jan.4th 2019)

2019年第1週の簡単なReviewです

*米12月雇用統計:極めて強い内容
→非農業部門就業者数(NFP)は312千人増(予想184千人増)
→失業率は3.7%で横ばい

*米FRB Powell議長発言
→世界景気や金融市場の懸念事項など考慮して柔軟な対応を強調
→辞任の噂も否定

*加12月雇用統計も堅調
→雇用者数9.3千人(予想10千人)
→失業率5.6%(予想5.7%)

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は反発でスタート
 債券市場は価格大幅上昇(利回り低下)
・日経平均は、19,561.96円で越週(前週20,014.77円)
 →海外時間に日経先物で2万円台を回復
・米Dow→$23,433.16、SP500→$2,531.94、Nasdaq→$6,738.86)
 (前週 $23,062.40              $2,485.74                $6,584.52)
 (前週比  +1.61%          +1.86%          +2.34%)
・米10年債利回りは、2.66%。(前週2.72%)
・米30年債利回りは、2.98%。(前週3.03%)

②商品市場

商品市場は堅調なトーンを維持してスタート
・原油価格は1バレル当たり$48.24で終了(前週$45.29)
・金価格は1オンス当たり$1,284.85で終了(前週$1,280.90)

③為替市場

2019年第1週は前半進行したリスク回避モードが後半に後退
 する流れ
週次ではCAD,JPYが上昇し、USD,欧州通貨は後退する流れ
年始にギャップを開けてJPYが急騰するなど波乱の幕開け

④暗号通貨

年末年始の大荒れの動きの中では値幅の狭い落ち着いた展開
・1BITCOIN=415,200円(前週431,882円)

GLOBAL STOCKS : You Never Know......

年末年始相場にありがちな事かもしれませんが、主要株式市場は相当醜い値動きになりました
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY
年末に向けて悲観的な流れが出来て、年初に北米の雇用統計が良好でかつFRB議長の利上げありきではない柔軟路線を強調するコメントなどを好感して反発という流れでした。

ここからどんどん復活するという予想はし難いのですが、上げも下げも値幅が伸びやすい荒い展開が予想されますね。

VIX :  One Inflection After Another

乱高下の株式市場を反映するように恐怖指数とも呼ばれるVIX指数が悲観と希望の間でうねりまくっています。
VIX DAILY
年が明けてからVIX指数が急騰するよりは、新年相場で株価上昇、VIX下落という展開の方が明るいことは明るいですね。

2019年。すべてはここからですね。

CRUDE OIL : Now What

原油価格は年末年始も低迷が続きます。
CRUDE OIL DAILY
年初から小反発をしていますが、バレル単価が$45水準ですので、反発力に注目しています。

$50すら回復できないようだとつらいところですね。

PRECIOUS METALS : Is This Time Different?

貴金属価格は年末年始を通しても資金の受け手となっています。
GOLD DAILY
SILVER DAILY
GOLDもSILVERも日次チャートは綺麗にブル転が確認できます。

また白の長期移動平均、黄の超長期移動平均ともに傾きが改善してきています。

予断は許しませんが、アナリストのレポートなどでも強気予想が着実に増えてきました。

2019年は魅せてくれるのでしょうか?

BITCOIN : 2019 SEEMS IMPORTANT

暗号通貨市場には投機的な資金は既に流出済みであったのか、年末年始の騒動の中でも特段下値を掘り下げていくような展開にはならずに済んでいる印象です。
BITCOIN/USD DAILY

そうは言ってもチャートは御覧の通りですので、残念ながら株式市場などから逃避した資本の受け手にもなれていないのが今の暗号通貨市場の実力と言えそうですね。

徐々に徐々に環境整備や安全性、信頼性の向上は進んでいるのでここらで底打ちしておいて、ある程度値を戻した後は再評価のきっかけ待ちという状況かと思います。

暗号通貨の将来を考えるときに、2019年は大事な年になるのではないでしょうか

DXY(US DOLLAR INDEX) : Losing Steam

DXY(US DOLLAR INDEX)の値動きも忙しく、方向感も定まりきらないのですが、USDの全面的な下落相場にはなっていないので、USDJPYの急落で勘違いしないことです。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY

今の為替市場におけるUSDの位置付けも単純ではなく、有事に買われるのか売られるのかも有事の内容次第という印象です。

頑なにJPYが買われてしまう傾向は生きていますが、USD自体は今のところつまらないレンジ相場という印象だと思います。