2018年2月4日日曜日

USDJPY : A sort of Jawboning

先週のUSDJPYは108.42~110.48と2円ちょっとの取引レンジでしたが、週末の米雇用統計後に反発幅を拡大して110円台で越週しています。
USDJPY DAILY
前週の陰線の連続と比べると先週は中盤から後半に陽線を出していることがわかります。

ダウ的には前週にベアトレンド入りしており、先週の反発もこの流れを打ち消す水準までは届いていません。
 週明けから反落リスクも十分ある訳ですが、先週円高ドル安を懸念する当局筋から牽制発言も出されており、恐らくは107円辺りを危険水準と見ているのではないかとの憶測も広がっているようです。

かつて円高が進み、オプション市場のVolatilityも急騰する状況でよく聞かれた当局関係者からの口先介入を思い出すのですが、昨今の米ドル全面安ともいえる為替動向への危機感が高まっている事は間違いないのでしょう。

2017年は低Volatilityの年でしたが、2018年に入り金融市場のVolatility動向に変化が生じてきている事は要注意ですね