*米Trump政権の追加関税スタンスがやや軟化⇒Trump大統領が署名
→NAFTA再交渉中はカナダ、メキシコを除外
→日本など同盟国の扱いは今後の協議で決定
→コーン国家経済会議議長は辞任。(意見対立か)
*米1月貿易赤字が拡大
→2008年10月以来の水準に拡大。
→Trump政権の追加関税の議論の時に最悪のタイミング。
*日銀金融政策決定会合が金融政策を維持
→金融政策は8対1で現状維持
(1委員はより踏み込んだ緩和を主張)
*カナダ中銀が金融政策を維持
→通商問題の先行き不透明感に言及
*米2月雇用統計:良好な内容。賃金上昇には落ち着きも。
→非農業部門就業者数は、313千人の増加。(予想205千人増)
→失業率は、4.1%で横ばい。
→平均時給伸び率は2.6%増。1月分は下方修正。
*加2月雇用データ : 無難な内容
→雇用者数15.4千人。(予想21.0千人)
→失業率は5.8%。(予想5.9%)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は反発。債券市場は価格反落(利回り反発)。
・日経平均は、時間的に米雇用統計待ちだったこともあり
伸びきれず21,469.20円で越週。(前週21,681.14円)
・米Dow→$25,336.67、S&P500→$2,786.50、Nasdaq→$7,560.81)
(前週 $24,538.06 $2,691.25 $7,257.87)
(前週比 +3.25% +3.54% +4.17%)
⇒Nasdaqは史上最高値を更新。
・米10年債利回りは、2.90%。(前週2.86%)
・米30年債利回りは、3.16%。(前週3.14%)
②商品市場
・商品市場は、狭いレンジ取引中心の中週次ベースでは小幅上昇。
・原油価格は、1バレル当たり$62.04で越週。(前週$61.40)
・金価格は、1オンス当たり$1,323.16で越週。(前週$1,3221.31)
③為替市場
・為替市場は、朝鮮半島情勢への緊張緩和期待を背景にリスク回避
バイアスが後退。
バイアスが後退。
・安全通貨とみなされるCHF,JPYが広範囲に売られる展開。
・USDJPY,クロス円ともに上昇バイアスを維持して越週。
④暗号通貨
・米国の取引所がSECへの登録を義務付けられるなど当局による規制強化
に関する噂が出回る中、多くの暗号通貨に下落圧力がかかる展開。
・Bitcoinも週前半に上昇するも後半に売りが集中する展開。
1Bitcoin=1,002,198円。(前週1,153,825円)