2018年5月28日(月)~6月1日(金)の週の簡単なReviewです。
*米朝首脳会談は予定通り6月12日開催方向
*米Trump大統領が自動車など追加関税の意向表明
→鉄鋼などに続き自動車などにも25%レベルの関税の意向
→中国、欧州など対抗措置の方向
*米5月雇用統計が好調維持
→非農業部門雇用者数(NFP)は223千人増(予想189千人増)
→失業率は18年振り低水準となる3.8%に低下
→平均時給は0.3%増
→Trump大統領が指標発表前に強い雇用データを示唆するTweet
(前例のない行為)
*米St.Louis連銀Bullard総裁
→欧州、日本の金融政策が緩和的なら米の継続利上げには限界あり。
→今後景気後退となれば米には様々な選択肢在り。
*加中銀が現行金融政策を維持
→先行き不透明な貿易摩擦懸念などにより今回は利上げなし。
→今後の利上げ観測はより強まる内容。
*イタリア、スペインの政情不安定化による南欧売りが進行
→イタリアは、ポピュリストの「5つ星」と「同盟」が連立を樹立へ
政情不安は一応沈静化方向
→スペインは汚職疑惑からラホイ首相の不信任可決。
社会労働党サンチェス党首が次期首相へ
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・振れ幅の大きい展開の中、主要株式市場は保合い推移。
債券市場は価格続伸(利回り続落)の動き。
・日経平均は、22,171.35円で越週。(前週22,450.79円)
・米Dow→$24,634.63、S&P500→$2,734.43、Nasdaq→$7,554.33)
(前週 $24,727.25 $2,718.47 $7,431.58)
(前週比 -0.48% +0.48% +1.62%)
・米10年債利回りは、2.90%。(前週2.93%)
・米30年債利回りは、3.05%。(前週3.09%)
②商品市場
・商品市場は全般的に上値の重い展開が継続し週次ベースで続落。
・原油価格は、1バレル当たり$65.53で越週。(前週$67.83)
・金価格は、1オンス当たり$1,293.26で越週。(前週$1,303.50)
③為替市場
・神経質なレンジ取引中心で一方向の値幅は伸びず。
リスク回避バイアスはやや後退し週次ベースで
JPY,USD,CHFは下落サイド。
・上昇サイドの主役はNZD。大規模なショートスクィーズを観測。
④暗号通貨
・暗号通貨は小反発もモメンタム弱く保合い推移。
・1Biycoin=830,398円(前週827,501円)