2019年9月29日日曜日

Review of the Week.(Sept.23rd - Sept.27th 2019)

2019年9月23日(月)~9月27日(金)の週の簡単なReviewです

*英:最高裁がジョンソン首相の議会閉会を違法と判断

*米:民主党(下院)がトランプ大統領の弾劾調査を開始
→トランプ大統領がウクライナ政府に対して圧力をかけて
 バイデン前副大統領の息子に関する調査を求めたとの
 疑惑を受けた動き

*米:トランプ大統領が対中投資制限及び米上場の中国株
   廃止を検討との報道

金融市場

①株式市場 / 債券市場

先週の主要株式市場は、おおむね小幅続落の展開
 債券市場も小幅に価格続伸(利回り続落)の流れ
・日経平均は21,878.90円で越週(前週22,079.09円)
・米Dow→$26,822.76、SP500→$2,961.95、Nasdaq→$7,939.63)
 (前週 $26,934.60               $2,991.71                 $8,117.67)
 (前週比  -0.42%         -1.01%           -2.19%)
・米10年債利回りは、1.68%(前週1.72%)
・米30年債利回りは、2.13%(前週2.15%)

②商品市場

先週の商品市場は概ね反落の流れ
・原油価格はサウジアラビアの生産能力の急回復を背景に1バレル
 当たり$55.83で越週(前週$58.09)
・金価格は1オンス当たり$1,496.33で越週(前週$1,516.15)

③外国為替市場

週次ベースでGBPが最弱通貨→ジョンソン政権の苦境等が背景
EURにも下落圧力が波及
上昇サイドはNZD,CADが主導する展開

④暗号通貨

先週は暗号通貨に広範な売り圧力が続く展開
・米の弾劾騒ぎやハッシュレート(採掘速度)の急落等が背景
・1BITCOIN=882,904円(前週1,080,633円)

GLOBAL STOCKS : Not in Good Shape

先週の主要株式市場は小幅ながらおおむね続落の動きでした。値幅的なダメージは軽微と見ますが、材料的には潜在的な下落懸念は強まっている状況と思えます。
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY

投資家向けにも「空売り」を講義する動きが拡大傾向ですね。個人的にはPUTオプションの利用などももう少し広がって良いと思っていますが、現状のExposureが大きいなら注意はしておきたいところでしょう。

Exposureが軽い(小さい)のなら急落があれば買うのみというスタンスで良いと思います。

VIX : More Cautious

先週のVIX指数は注文通り続伸しています。
VIX DAILY

先週も上昇とは言っても、大きなうねりの中では水準的には直近レンジの中央値と言った程度のレベルです。

CRUDE OIL : Trying to be Optimistic

先週の原油価格は、反落モード。
サウジアラビアの産油能力の回復が当初懸念されたよりも急ピッチで進んでいるとの思惑から無人機攻撃直後のスパイク的な上昇が剥げていく展開となっています。
CRUDE OIL DAILY

イラン核合意の修復努力の先行きなどを考えると、楽観が継続的に強まって原油価格がガンガン下がるという展開にはなりにくいでしょうが、目先は落ち着いていると言ったところです。

PRECIOUS METALS : Losing Steam

先週の貴金属価格は商品市場全般への売り圧力もあり、垂れ下がる上値を支えきれずに重苦しいまま越週という流れでした。
GOLD DAILY
SILVER DAILY
DAILYチャートでは、一旦上昇トレンドが消滅しています。ベア転する事もないので、少しもみ合いが続く気配が濃厚かと思います。

CRYPTO CURRENCY : Took a Heavy Blow on the Chin

先週の暗号通貨市場は従来レンジを下に抜ける形での売りを浴びるタフな展開となりました。
BITCOIN/USD DAILY
ETHEREUM/USD DAILY
XRP/USD DAILY
米民主党がTRUMP大統領の弾劾調査を開始するとの報道にハッシュレート(採掘速度)の大幅減速(約4割低下)などの報道も重なった事で売りが加速したという解説が多いようです。

DXY(US DOLLAR INDEX) : The Underlying Trend is UP

先週のDXY(US DOLLAR INDEX)は、堅調推移でした。米ドルの基調は上昇トレンドという事になりそうです。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY
対中投資を制限したり、米国市場に上場している中国企業の上場廃止を検討したりという動きが報道されていますが、これらの報道も米国への資本還流を想起させるために米ドルには買いが入り易かったと言えそうですね。

Top FX Movers of the Week.(Sept.23rd - Sept.27th 2019)

2019年9月23日(月)~9月27日(金)の週次ベース主要通貨動向です

        通貨ペア  終値  始値 変動(pips) 変動(%)
  1. GBPNZD↓1.9518  1.9925  -407  -2.04%

  2. GBPCAD↓1.6268  1.6544  -276  -1.67%

  3. GBPAUD↓1.8168  1.8436  -268  -1.45%

  4. GBPUSD↓1.2290  1.2471  -181  -1.45%

  5. GBPCHF↓1.2180  1.2359  -179  -1.45%

  6. EURNZD↓1.7379  1.7607  -228  -1.29%

  7. GBPJPY ↓132.65  134.13  -148  -1.10%

  8. NZDJPY ↑ 67.96    67.32    +64  +0.95%

  9.EURCAD ↓1.4484  1.4621  -137   -0.94%

10.EURGBP ↑0.8903  0.8837    +66  +0.75%

上昇通貨 ⇒ NZD(3回),CAD(2回),AUD,USD,CHF,JPY,EUR
下落通貨 ⇒ GBP(7回),EUR(2回),JPY

The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.

2019年9月27日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です

       通貨ペア  終値 始値 変動(pips) 変動(%) 
  1. GBPCAD↓1.6268  1.6325  -57  -0.35%

  2. GBPNZD↓1.9518  1.9568  -50  -0.26%

  3. CADCHF↑0.7487  0.7468 +19 +0.25%

  4. CADJPY ↑  81.54    81.34 +20 +0.25%

  5. GBPAUD↓1.8168  1.8212  -44  -0.24%

  6. EURCAD↓1.4484  1.4513  -29  -0.20%

  7. USDCAD↓1.3238  1.3262  -24  -0.18%

  8. GBPUSD↓1.2290  1.2311  -21  -0.17%

  9. AUDJPY ↑ 73.02    72.91  +11 +0.15%

10. AUDCHF↑0.6704  0.6694 +10 +0.15%

上昇通貨 ⇒ CAD(5回),AUD(3回),NZD,USD
下落通貨 ⇒ GBP(4回),CHF(2回),JPY(2),EUR,USD

2019年9月22日日曜日

Review of the Week.(Sept.16th - Sept.20th 2019)

2019年9月16日(月)~9月20日(金)の週の簡単なReviewです

*米FOMCが追加利下げ
→FF金利誘導目標を0.25%引下げて1.75%-2.0%へ

*BOJ(日銀)は現行金融政策を据え置き
→緩和の深堀りは見送り

金融市場

①株式市場 / 債券市場

先週の主要株式市場は概ね反落の流れ
 債券市場は価格反発(利回り反落)の展開
・日経平均は22,079.09円で越週(前週21,988.29円)
 海外時間の先物取引で21,790円まで下落
・米Dow→$26,934.60、SP500→$2,991.71、Nasdaq→$8,117.67)
 (前週 $27,219.52               $3,007.39                 $8,176.71)
 (前週比  -1.05%         -0.52%           -0.72%)
・米10年債利回りは、1.72%(前週1.90%)
・米30年債利回りは、2.15%(前週2.38%)

②商品市場

先週の商品市場は全般に反発基調
・無人機によるサウジアラビア油田への攻撃等を背景に原油価格が
 $60台までギャップアップで始まるも週末に向けて鎮静化
  週足は1バレル当たり$58.09で越週(前週$54.92)
・金価格は1オンス当たり$1,516.15で越週(前週$1,487.05)

③外国為替市場

先週の外国為替市場は南半球通貨の下落が目立つ流れ
・特にNZDが全面安となり、下落を主導
・相対的にJPYには上昇圧力が強まる展開

④暗号通貨

暗号通貨全般は先週も小動きの展開
・流通拡大の動きのあったXRPなど一部銘柄(通貨)に上昇の動き
・1BITCOIN=1,080,633円(前週1,113,556円)

GLOBAL STOCKS : ENDING the WEEK LOWER

先週の主要株式市場は主に後半~終盤に価格が反落するような展開が目立ちました
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY

欧州株は弱保合い+長い上髭

米株は金曜日に下げて日経平均も下に引きずられています

VIX :  Up on Friday.

先週末の株価の反落を受けてVIX指数は反発しました。
VIX DAILY
そもそも陽線自体が珍しいという展開ではあります。

CRUDE OIL : JUMP START and WEAK ENDING

先週の原油価格は週初から無人機によるサウジ油田への攻撃などを背景に前週末比でギャップアップのオープニングとなりましたが、その後はダラダラ反落してくる流れでした。
CRUDE OIL DAILY

$60台で前回高値をクリアした後、$50台に戻して越週するドタバタの流れでした。

チャート的にも節目の攻防となっていますね

PRECIOUS METALS : LOOKING FOR a SECOND WIND

先週の貴金属価格は反発していますが、最近は週替わりの上下動でConsolidationモードとなっています。
GOLD DAILY
SILVER DAILY
前回高値更新があれば上昇に勢いが出そうなのですが、もう少し時間がかかるイメージの方が強い気がしますね。

CRYPTO CURRENCY : PARTIALLY MENDING

先週の暗号通貨ですが、牽引役のBITCOINはやや失速気味ですが、流通範囲の拡大につながる報道のあったXRP等一部通貨には追い風が吹いていました。
BITCOIN/USD DAILY
ETHEREUM/USD DAILY
XPR/USD DAILY

かつてはBITCOINを超えるとの評価も得ていたETHEREUMやXRPの復活傾向は歓迎したいと思います。

マイニング収益なども活気が戻ってくるとまた面白くなるところなのですが、期待したいところです。

DXY(US DOLLAR INDEX) : QUIET・・・・・

先週のDXY(US DOLLAR INDEX)は、緩やかな上昇トレンドが続く中で動意の薄い横ばい推移が継続していました。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY

最近は日足チャートでも陽線、陰線が入り乱れている状況ですね。

材料は多い外国為替市場ですが、USDにテーマが乏しいと全体的に膠着する傾向が強まるのは致し方なしという感じですね。

Top FX Movers of the Week.(Sept.16th - Sept.20th 2019)

2019年9月16日(月)~9月20日(金)の週次ベース主要通貨動向です

        通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. NZDJPY ↓  67.32  68.92  -160   -2.32%

  2. AUDJPY ↓  72.76  74.37  -161   -2.16%

  3. NZDCAD↓0.8305 0.8472 -167   -1.97%

  4. NZDUSD↓0.6259 0.6377 -118   -1.85%

  5. AUDCAD↓0.8976 0.9141 -165    -1.81%

  6. NZDCHF↓ 0.6203 0.6315 -112   -1.77%

  7. AUDUSD↓0.6764 0.6879 -115    -1.67%

  8. GBPNZD↑1.9925 1.9598 +327  +1.67%

  9. AUDCHF↓0.6704 0.6813  -109   -1.60%

10. GBPAUD↑1.8436 1.8167 +269  +1.48%

上昇通貨 ⇒ JPY(2回),CAD(2回),USD(2回),CHF(2回),GBP(2回)
下落通貨 ⇒ NZD(5回),AUD(5回)

The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.

2019年9月20日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です

       通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
  1. GBPJPY↓134.13  134.71  -58  -0.43%

  2. AUDJPY↓ 72.76    73.00   -24  -0.33%

  3. USDJPY↓107.56  107.88  -32  -0.30%

  4. NZDJPY↓ 67.32    67.52   -20  -0.30%

  5. GBPCHF↓1.2359 1.2394   -35  -0.28%

  6. CADJPY ↓ 81.07   81.28   -21  -0.26%

  7. EURGBP↑0.8837 0.8816  +21 +0.24%

  8. EURJPY ↓118.54 118.77  -23  -0.19%

  9. AUDCHF↓0.6704 0.6717   -13  -0.19%

10. GBPCAD↓1.6544 1.6572   -28  -0.17%

上昇通貨 ⇒ JPY(6回),CHF(2回),EUR,CAD
下落通貨 ⇒ GBP(4回),AUD(2回),USD,NZD,CAD,EUR

2019年9月15日日曜日

Review of the Week.(Sept.9th - Sept.13th 2019)

2019年9月9日(月)~9月13日(金)の週の簡単なReviewです

*ECB(欧州中銀)がが利下げ+QE(量的緩和)再開
→預金金利を▲0.4%から▲0.5%に引き下げ
→QE(量的緩和)も再開で包括的な追加金融緩和策として導入
→Draghi総裁が押し切る形で導入も独仏からは強い異論も

*米中貿易交渉に向けて双方に緊張緩和努力の動き
→中国が米農産物の追加購入や大豆、豚肉等の関税対象から
 の除外を発表
→米も暫定合意の可能性を示唆

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は先週も続伸
 債券市場も価格続落(利回り続伸)
・日経平均は21,988.29円で越週(前週21,199.57円)
・米Dow→$27,219.52、SP500→$3,007.39、Nasdaq→$8,176.71)
 (前週 $26,797.46               $2,978.72                 $8,103.07)
 (前週比  +1.56%         +0.95%           +0.91%)
・米10年債利回りは、1.90%(前週1.55%)
・米30年債利回りは、2.38%(前週2.02%)

②商品市場

先週の商品市場は全般に値を下げる展開
・原油価格は1バレル当たり$54.92(前週$56.57)
・金価格は1オンス当たり$1,487.05(前週$1,505.55)

③外国為替市場

先週の外国為替市場はECBの緩和措置後にEURが急落→急反発
 となるなどChoppyな展開
週次ベースでは、GBP,EURが上昇組
 下落組はJPY,CADが中心

④暗号通貨

先週の暗号通貨はほぼ保合いの推移
・1BITCOIN=1,113,556円(前週1,108,490円)

GLOBAL STOCKS : CAUTIOUSLY OPTIMISTIC

先週の主要株式市場はECBのQE再開や米中協議に向けた双方からの緊張緩和の動きなどを好感した”注意深い楽観”モードの継続による続伸の流れとなっています。
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY

日経も凄いチャートですね。

とにかく先週の株価の逆襲はお見事でした。

VIX : Even Lower

先週は株式市場の陽線連発の動きを受けてVIX指数も応分に続落しています
VIX DAILY

前週から先週末まで8営業日続落という動きかと思います。

米の追加利下げ、BOJの金融緩和深堀り、米中協議の進展などをある程度織り込みながらの注意深い楽観を背景に「恐怖指数」が溶けてきました。

油断禁物ではありますが・・・

CRUDE OIL : LOST SOME STEAM

先週の原油価格は、反落の動きとなっています
CRUDE OIL DAILY
幾分上昇モメンタムを吐き出した状況ですね。

引き続きリズムに乗れないというかリズムを作り切れない状況が続く原油価格です。

PRECIOUS METALS : PULLING BACK a BIT

先週の貴金属は、前半は順調でしたが後半にはもがき苦しみながら反落という感じの値動きでした。
GOLD DAILY
SILVER DAILY
相応に反発する局面もありながらの失速で、最終的には長期的なブルシナリオは不変との見方が一般的です。

目先はCONSOLIDATEする可能性が高そうです。

CRYPTO CURRENCY : LEVELING OFF

先週の暗号通貨は、頭の重い保合い推移に終始しています
BITCOIN/USD DAILY
ETHEREUM/USD DAILY
XRP/USD DAILY

低位安定を続けながら、次の波を静かに待っていると言った感じでしょうか・・・

データを見ると、相応に取引高は増えており、買い手の層も決して薄くはないようです。

DXY(US DOLLAR INDEX) : Consolidation

DXY(US DOLLAR INDEX)は、週次ベースでは陰線となる動きでした。飽くまでも従来レンジの中での下落局面のイメージで、ドル売りが加速しているというような背景はありません。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY
年内には米ドルは大きく従来レンジを抜けて行く動きがあるのではないかと思いますが、足元はレンジですね・・

EUR : DOWN → UP Move on ECB

ECBのQE再開、マイナス金利深堀りの動きを受けてEURは当初売り込まれる展開が先行しましたが、その後逆襲に転じる動きとなり、多くの市場参加者が振り回される結果となりました。
EURUSD DAILY
DAILYチャートの最後から2番目がその日の値動きですが、長い下髭が出ています。

下位足で詳細を確認しましょう。
EURUSD 4HOUR

4HOURチャートが強烈ですね、EVENT後から段階的に売り込まれた後で一気に買い戻された流れがわかります。

EURUSD 1HOUR
1HOURチャートで、更に激しい買戻しが確認できますね。

ECB内が一枚岩ではなく反対派も多い事やDraghi総裁退任後には見直される可能性ありとの憶測が広がったなどの要因があるようです。

以前ほどこういう動きはありませんが、為替市場は今でも何でもあり・・・です。

Top FX Movers of the Week.(Sept.9th - Sept.13th 2019)

2019年9月9日(月)~9月13日(金)の週次ベースの
主要通貨動向です

        通貨ペア 終値 始値 変動(pips)  変動(%)
  1. GBPJPY ↑135.10 131.40 +370 +2.82%

  2. GBPCAD↑1.6605 1.6182 +423 +2.61%

  3. GBPNZD↑1.9598 1.9120 +478 +2.50%

  4. GBPCHF↑1.2375 1.2139 +236 +1.94%

  5. GBPUSD↑1.2497 1.2290 +207 +1.68%

  6. EURJPY ↑119.69 117.87 +182 +1.54%

  7. AUDJPY ↑ 74.37  73.24   +113 +1.54%

  8. AUDCAD↑0.9141 0.9019 +122 +1.35%

  9. EURCAD↑1.4712 1.4517 +195 +1.34%

10. GBPAUD↑1.8167 1.7941 +226 +1.26%

上昇通貨 ⇒ GBP(6回),EUR(2回),AUD(2回)
下落通貨 ⇒ JPY(3回),CAD(3回),NZD,CHF,USD,AUD

The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.

2019年9月13日(金)の北米市場における最後の4時間での
主要通貨動向です

        通貨ペア 終値 始値 変動(pips)  変動(%)
  1. GBPCAD↑1.6605 1.6536  +69  +0.42%

  2. GBPAUD↑1.8167 1.8111  +56  +0.31%

  3. GBPNZD↑1.9598 1.9539  +59  +0.30%

  4. EURGBP↓0.8860 0.8884   -24   -0.27%

  5. GBPUSD↑1.2497 1.2467  +30  +0.24%

  6. GBPCHF↑1.2375 1.2347  +28  +0.23%

  7. GBPJPY ↑135.10 134.80  +30  +0.22%

  8. CADJPY ↓ 81.35   81.52   -17   -0.21%

  9. CADCHF↓0.7453 0.7467   -14   -0.19%

10. USDCAD↑1.3287 1.3264   +23  +0.17%

上昇通貨 ⇒ GBP(7回),JPY,CHF,USD
下落通貨 ⇒ CAD(4回),AUD,NZD,GBP,USD,CHF,JPY

2019年9月8日日曜日

Review of the Week.(Sept.2nd - Sept.6th 2019)

2019年9月2日(月)~9月6日(金)の週の簡単なReviewです

*米中が高官級貿易交渉の10月再開で合意

*米8月雇用統計:予想比やや弱めの内容
NFP(非農業部門雇用者数)は+130千人(予想+158千人)
 6月、7月の数字も若干の下方修正(▲20千人)
→失業率は3.7%で3か月連続の横ばい推移
平均時給は+0.4%で予想を上回る内容

金融市場

①株式市場 / 債券市場

先週の主要株式市場は続伸
 債券市場は価格反落(利回り反発)の展開
・日経平均は21,199.57円で越週(前週20,704.37円)
・米Dow→$26,797.46、SP500→$2,978.72、Nasdaq→$8,103.07)
 (前週 $26,399.65               $2,926.03                 $7,962.88)
 (前週比  +1.49%         +1.79%           +1.76%)
・米10年債利回りは、1.55%(前週1.50%)
・米30年債利回りは、2.02%(前週1.97%)

②商品市場

・先週の商品市場は小幅ながら原油価格続伸貴金属は下落
 なりました。
・原油価格は1バレル当たり$56.57で越週(前週$55.03)
・金価格は1オンス当たり$1,505.55で越週(前週$1,523.89)

③外国為替市場

先週の外国為替市場はコモディティ通貨の反発がメインの動き、
 USD,JPYは反落しリスク回避バイアスが後退する流れ
・欧州通貨ではGBPが強くEUR,CHFが弱い展開

④暗号通貨

・先週の暗号通貨は、BITCOINが小反発他は横ばいの展開
・1BITCOIN=1,108,490円(前週1,020,538円)

GLOBAL STOCKS : Recovery Continues

先週の主要株式市場は続伸の展開となりました
DAX30 DAILY
FTSE100 DAILY
US DOW DAILY
US S&P500 DAILY
NIKKEI225 DAILY
米中貿易交渉の10月再開や、FRB議長が改めて柔軟な金融政策を行う旨の発言をしている事が反発継続の材料となっているかと思います。

VIX : LOWER AGAIN

先週は株式市場が堅調を維持し、VIX指数は続落の流れでした
VIX DAILY

見事な陰線を続けて出しており、リスク回避バイアスの急低下を暗示しています。

CRUDE OIL : Inching Up

緊張緩和バイアスの中、先週は原油価格も上昇しています
CRUDE OIL DAILY

比較的狭いレンジの中で三角関数のように波打つような展開ですが、中期・長期の移動平均線がレジスタンスになっており、この上の水準は簡単には抜けない印象ですが、外国為替市場でUSDが下落トレンドに入るかどうかにかかっているように思います。

PRECIOUS METALS : TIME to PULL BACK a bit?

先週の貴金属価格は前半に上昇加速局面がありましたが、終盤にかけて失速、反落という流れになりました。
GOLD DAILY

一旦目先の高値は付けたイメージになっており、大幅反落の材料こそありませんが、ガンガン上昇するモメンタムは一旦後退済みです。

SILVER DAILY