2014年7月5日土曜日

GBP : Nearing Exhaustion ?

GBPは失速しそうになると次の経済指標が予想を上回る内容になってまた買われるという展開が目立っています。
GBPUSD DAILY

GBPCHF DAILY
 しっかり上昇モメンタム保っていますね。

5波構成で上昇してきているようにも見えるので、一旦失速すると3波で下落という調整も予想されていますが・・・
GBPJPY DAILY






それにしても美しい上昇波動ですね。このGBPCHFを見ていると、GBPの上昇はまだまだ長期継続の予感もあります。

GBPJPYも上に抜けてきていますね。

これも5波の上昇に見えなくもないのですが・・・

GBPの上昇は、短期的には鯛焼きの尻尾のようなところに来ているかもしれません。中長期はまだ上が見込めそうですので調整時には買いを入れる感じではないでしょうかね。

USDJPY : Still Flirting With 102.

ドル円ですが、月末月初の受給及び堅調な株式市場の影響もあり102円台を回復する流れとなりましたが、102円台ミドルの壁も厚く週末は102円水準に回帰して越週しています。
USDJPY DAILY

日次チャートも真横に波打つ三角関数と言うイメージになってきましたね・・・・

金曜日は大手金融機関の為替講演会を覗いてきましたが、資料にあった先行きの予想レンジを見ても従来よりも狭いレンジでの推移が予想されているような印象でした

若者だけではなく世の中全般が草食化しているという分析もあり、興味を惹かれましたが、金融市場も同様なのでしょうか。

過去の長期低Volatility状態の終焉の際には、徐々にではなく短期間でVolatilityの上昇が起こってきたと言う指摘もあるのですが、確かに想定外の事象が起こる前には今のような状態になっていたかなという気もするので油断は禁物と肝に銘じておきましょう

Top FX Movers of the Week.(June 30th - July 4th.2014)

2014年6月30日(月)~7月4日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。

通貨ペア   終値  始値 変動(pips) 変動(%)
GBPAUD↑1.8316 1.8073  +243  +1.33% 

GBPJPY↑175.12 172.84  +228  +1.30% 

GBPNZD↑1.9621 1.9402  +219  +1.12% 

EURGBP↓0.7922 0.8009   -87  -1.10% 

GBPCHF↑1.5342 1.5174  +168  +1.10% 

AUDCAD↓0.9973 1.0049   -76   -0.76% 

CADJPY↑ 95.82   95.11   +71   +0.74% 

GBPUSD↑1.7155 1.7032  +123  +0.72% 

AUDUSD↓0.9364  0.9422   -58  -0.62% 

USDJPY↑ 102.08 101.46   +62   +0.61% 

通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ GBP(6回),CAD(2回),USD(2回)
下落通貨 ⇒ AUD(3回),JPY(3回),NZD,EUR,CHF,USD

GBP上昇の到達点は予測が難しいですね。多くの反落予想を裏切る形でモメンタムが継続しています。

The Final Round Rush : How They Finished the Week.

2014年7月4日(金)の海外市場における最後の4時間の主要通貨動向です。
北米休場ということもあり、アジア勢、欧州勢中心の最後の需給調整の時間帯でした。

通貨ペア   終値  始値 変動(pips) 変動(%)
AUDCAD↑ 0.9973  0.9959  +14  +0.14% 

GBPAUD↓ 1.8316  1.8340  -24  -0.13% 

AUDCHF↑ 0.8374  0.8365   +9  +0.11% 

AUDUSD↑ 0.9364  0.9355   +9  +0.10% 

GBPNZD↓ 1.9621  1.9639  -18  -0.09% 

EURAUD↓ 1.4514  1.4527  -13  -0.09% 

NZDCAD↑ 0.9309  0.9301   +8  +0.09% 

AUDJPY↑  95.58   95.50    +8  +0.08% 

CADCHF↓ 0.8392  0.8398   -6   -0.07% 

NZDCHF↑ 0.7817  0.7812   +5  +0.06% 

通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ AUD(6回),NZD(3回),CHF
下落通貨 ⇒ CAD(3回),GBP(2回),CHF(2回),USD,EUR,JPY

流石にこの時間にはAUDに買い戻しが入りましたね。

2014年6月29日日曜日

Review of the Week.( June 23rd - June 27th. 2014 )

2014年6月23日(月)~6月27日(金)の週の簡単なReviewです。

1 Key Events.

 ①欧州圏 / スイス
  ・欧州圏6月製造業PMI⇒51.9(予想52.2)。
  ・欧州圏6月サービス業PMI⇒52.8(予想53.4)。
  ・欧州圏6月Economic Confidence⇒109に低下。
                        Industrial Confidence⇒▲4.3に低下。
         Service Confidence⇒4.2に改善。
         Consumer Confidence⇒▲7.5に低下。
  ・ECB Draghi総裁
   ⇒低金利は2016年末まで継続する見込み。
   ⇒銀行の貸出促進策は4年間継続。
   ⇒経済回復は依然脆弱且つ欧州圏内での不均衡が拡大。
   ⇒予期せぬ外部要因などで状況急変のリスクあり。
   ⇒QE政策には国債以外に民間債権の購入も視野。
  ・独6月製造業PMI⇒52.6(予想52.7)。
  ・独6月サービス業PMI⇒54.6(予想55.8)。
  ・独6月IFO Business Climate⇒109.7(予想110.2)。
         Current Assessment⇒114.8(予想116)。
         Expectation⇒104.8(予想106)。
  ・独7月GFK消費者信頼感⇒8.9(予想8.6)。
  ・独6月CPI⇒+1.0%(予想通り,yoy)。
  ・仏6月製造業PMI⇒47.8(予想49.6)。
  ・仏6月サービス業PMI⇒48.2(予想49.5)。
  ・スイス5月貿易収支⇒+2.77bioに黒字拡大。
  ・スイス6月KOF景気先行指数⇒100.4に上昇。

 ②英国
  ・BOE 新チーフエコノミストHaldane.
   ⇒金利水準の"New Normal"は危機以前の水準未満
   ⇒足元は物価も賃金も上昇圧力は強くない
   ⇒引き締めを急いではいないし、実施も段階的になる
  ・BOE Carney総裁
   ⇒引き締め開始前にSpare capacityの吸収が必要。
   ⇒実際の雇用,収入,消費の増加を確認する必要有り
   ⇒収入増加は確認出来ていない
   ⇒景気回復に伴い金利水準正常化の時期は近付いている。
   ⇒引き締めは限定的且つ段階的。
   ⇒英国は近年で最悪の景気後退期から脱したところで
    依然として脆弱。
   ⇒家計部門は収入比負債が大きい
   ⇒少なくとも2017年初まではベンチマーク金利は2.5%未満
  ・第1四半期GDP確定値⇒+0.8%(予想通り)。
  ・第1四半期経常収支⇒▲gbp18.5bio(予想▲gbp17.3bio)。
  ・6月CBI売上レポート⇒4に急落(予想23)。
  ・BOE Financial Stability Report
   ⇒資産買い入れ基準の緩和リスクへの対処が必要。
   ⇒家計負債の増加傾向も要注意。
   ⇒家計部門の負荷の急増は英国金融業界の安定を脅かす
   ⇒10月以降年収の4.5倍を超える住宅融資は全体の
    15%未満に規制

 ③中国
  ・6月HSBC製造業PMI⇒50.8(予想49.7)。
   ⇒2013年12月以来の50台回復。

 ④日本
  ・6月製造業PMI⇒51.1。
  ・BOJ 黒田総裁
   ⇒G20各国は成長戦略の策定が肝要。
   ⇒日本も真剣な取り組みが必要。
   ⇒BOJは潜在成長率に左右されない物価安定の実現に注力。
   ⇒安倍政権の2%成長目標は野心的だが不可能ではない。
  ・5月CPI⇒+3.4%(予想通り,yoy)。
  ・6月東京都CPI⇒+2.8%(予想通り,yoy)。
  ・5月小売売上高⇒▲0.4%(予想▲1.9%,yoy)。
  ・5月失業率⇒3.5%(予想3.6%)。過去6年で最低失業率
  ・5月家計消費支出⇒▲8.0%(予想▲1.9%,yoy)。

 ⑤米国 / カナダ
  ・6月消費者信頼感⇒85.2(予想83.6)。2008年1月来最高値
  ・5月新築住宅販売⇒504千件(予想442千件)。
   2008年1月来の最高値。
   前月比で18.6%増も1992年1月来最高値
  ・Philadelphia連銀 Plosser総裁
   ⇒冬の悪天候からの回復が進行中。雇用見通しは良好。
     インフレ圧力も堅調。
  ・4月住宅価格指数⇒±0(予想+0.6%)。
  ・4月S&P Case Shiller20都市指数⇒+10.8%(予想+11.7%,yoy)。
  ・5月耐久消費財受注⇒▲1.0%(予想▲0.1%)。
      Ex-Transportは▲0.1%(予想+0.3%,mom)。
  ・第1四半期GDP確定値⇒▲2.9%(予想▲1.7%)。2009年以降最低値
  ・失業保険申請件数⇒6月21日の週は312千件(予想314千件)。
  ・5月個人所得⇒+0.4%(予想通り)。
  ・5月個人消費支出⇒+0.2%(予想+0.4%)。
  ・5月Headline PCE⇒+1.8%(予想通り,yoy)。
       PCE(コア)⇒+1.5%(予想通り,yoy)。
  ・Richmond連銀 Lacker総裁
   ⇒失業率は余剰労働力の状況の合理的に反映。
   ⇒単純計算による失業率が示唆する水準よりも余剰はあるもの。
   ⇒現状は失業率から推量される以上の余剰はないと考える。

 ⑥豪州 / ニュージーランド
  ・NZ5月貿易収支⇒+nzd285mioの黒字(予想+nzd250mio)。
  ・台中貿易が急増。特に台中輸出。

2 金融市場.

 ①株式市場 / 債券市場
  ・株式市場調整(下落) / 債券市場上昇(金利低下)の流れ。
  ・日経平均も調整。15,095円で越週(先週15,359.42円)。
  ・Dow→$16,851.84,S&P500→$1,960.96,Nasdaq→$4,397.93。
  ・週次でDow▲0.6%,S&P500▲0.1%,Nasdaq+0.7%。
  ・米10年債利回りは2.53%(先週2.61%)。
  ・米30年債利回りは3.37%(先週3.44%)。

 ②商品市場
  ・全体的に小動き。原油価格には調整も
  ・貴金属価格にも週半ばに調整が入り小幅上昇で越週。
  ・原油価格はバレル単価で$105.73(先週$107.26)。
  ・金価格はオンス単価で$1,315.94(先週$1,314.05)。

 ③為替市場
  ・低Volatilityのレンジ取引継続。
  ・貿易黒字増加のNZDが最強通貨。CADも続く展開
  ・長期金利定価でUSDは軟調。GBPも失速モード。
  ・レンジ内ではあるがやや円上昇バイアス。

Stock Market : Losing Momentum While increasing Volume ?

主要国株式市場のチャートは頭打ち感が出てきていますが、一方で取引高はかなり好調なようです。最高値圏や最安値圏で極端に出来高が減少したり、逆に出来高が増えているのに価格が伸びないというのは要注意シグナルとされていますが、今回はどうなるでしょうか。
DAX DAILY

FTSE DAILY
欧州市場も頭打ちモードではないでしょうか・・・

米株市場と日経平均はと言えば・・・・

DOW DAILY
S&P500 DAILY
NIKKEI DAILY
為替市場の円上昇バイアスとも足並みが揃ってくる感じもあるので7月相場は要注意かもしれませんね。