2009年1月6日火曜日

Happy New Year.

Happy New Year.

明けましておめでとうございます。いよいよ2009年が始まりました。

金融市場のみならず世の中全体が2007年の秋口から2008年を通して大きな激震を経験したといえると思うのですが、2009年からの数年間は新しい世界への過渡期=橋渡しの時期になるのではないでしょうか。

あらゆる事象は相互に連関するものであり、社会全般、国際及び国内政治、金融市場動向などあらゆるものを貫く共通のベクトルを探して、何事にも早めに対処出来るように心がけていけたらと思っているのですが、その為にも視野の拡大とポイントの把握・分析力を強化するべく頑張って行きたいと思っていますので、引き続き色々と教えて頂ければ幸いです。

1月20日にはいよいよ米国でBush政権が終焉してOBAMA政権が誕生しますが、この新政権の動向と諸政策の成否がきわめて重要なファクターとなることは間違いなさそうです。

時に、今年は丑年(Year of the Ox)ですが、資料を調べるとこの年の説明は次のようなものになっています。

Year of the Ox = This period simolizes for prosperity through fortitude and hard work.


"不屈の精神力と勤勉な努力によって齎される繁栄を象徴する期間"とでも訳せるでしょうか。この干支の定義付けはまさしく2009年の位置づけを明確に示しているように思えてなりません。

更に面白いことに・・・・・・・

このタイミングで運命的にセンターステージに登場するOBAMA新大統領ですが、なんと今年彼は年男のはずなのです。彼は1961年生まれの丑年なのですね。ますます運命的な巡り合わせを感じてしまうのですが、この丑年の人々の公約数的な資質と言うのが同じ資料によると、“invariably solid and dependable” , “excellent organizers”, “systematic in their approach to every task they undertake.” なのだそうです。"軸がぶれず頼り甲斐があり、群集を率いる統率力が高く、どのような課題に対しても清々粛々と取り組むことが出来る"・・・・そんな人達という事ですね。

同じく未曾有の危機に対処するべく未曾有のバランスシート拡大に乗り出すFRBはBernenke議長が就いていますが、こちらもかつて日本に対して積極果敢な量的緩和を提言しHelicopter Benと呼ばれた人物です(大量に日本銀行券を刷りまくってヘリコプターでばら撒く如く資金供給を続けるのだと言う提言内容から来ています)。奇しくも米国自身が量的緩和を行う羽目になった時にこれ以上の配役が可能でしょうか? ここにも運命的な巡り合わせ=天の配役を感じてしまいます。

日本でも総選挙がAnytimeという状態ですが、今年はとにかく世の中が変わり始める時期です。しっかりと追いかけて行きましょう。我々自身にだっていつ運命的な巡り合わせが訪れるかわかりませんしね。

さて・・

今年の元旦の初詣は少し寒かったです。境内のお地蔵様も少し寒そうでした。とにかく2009年もよろしくお願いします。