2012年7月16日月曜日

Allowing Greece to Delay a Bond Payment.

週初の今日は東京市場が休場でもあり、大きな動きは出ていませんが週末のニュースの中で今日の欧州時間当たりから影響が出てくる可能性のあるものとしてECBが資金繰りが苦しいギリシャに対して8月の国債償還を遅延させる措置を考察中とのニュースがありました。

ギリシャの資金繰りは7月末までは目処がついていますが、8月償還予定の国債については資金手当ての目処が立っていない状況であり、市場の混乱を回避するべくギリシャに期限の利益を与えてはどうかと言う事のようです。
 正式には7月24日(火)からECB,EU,IMFの所謂”トロイカ”がギリシャの財政状況の調査を開始するので少なくともそれまでは正式な発表は出ない事になりますが、ギリシャは支払期限の延期が与えられない場合は国債の追加発行かつなぎ融資が必要になる事は間違いありません。