2017年2月5日日曜日

USDJPY  :  SAUCER TOP?

2月3日(金)の米1月雇用統計発表後の値動きはTrickyでしたね。

基本的にNFP(非農業部門雇用者数)の動向に注目が集まる訳ですが、これが大幅に市場予想を上回る内容でしたので発表直後にはUSDが上昇しています。

その後あっという間にUSDの反落があった訳ですが、平均時給の伸びの鈍化が嫌気されたという説明が目につきます。極めて後講釈的な解説ですが、債券市場ならいざ知らず、為替市場を主戦場とする勢力は、そんなものを見てUSDを売り込んだりはしないでしょう。(笑)
USDJPY DAILY

むしろ為替市場の人々は数字の直後にはUSD買いで入ったものの、何かにぶつかってすぐに投げたという動きだったように思います。

チャートはUSDJPYの日次チャートですが、112円台での越週となりました。

個々のサポートはかなり強いはずなのですが、あの雇用統計でUSDが売られて終わるという展開は気になるところです。「好材料で買われない」・・・というのはトレンドのベア転シグナルでもあるので注目していきましょう。安易なショートは危険ですが、下への備えは必要という身悶え相場ですね。