2017年5月28日日曜日

Review of the Week.(May 22nd - May 26th 2017)

2017年5月22日(月)~5月26日(金)の週の簡単なReviewです。

*米連邦捜査局(FBI)が、ドナルド・トランプ大統領の義理の息子で
 上級顧問のジャレッド・クシュナー氏(36)の事情聴取を検討。
 (ロシアゲート関連)

*独メルケル首相
 「ECBの金融政策のせいでEURは安すぎる水準に
 (独の貿易黒字は独政府の影響が及ばない要因によるもの。
   具体的にはEURの水準と原油価格)

*OPEC諸国(含む非OPEC産油国)が減産合意を9か月延長で合意

*Moody’sが中国の信用格付けを引き下げ。(30年振り)

*米5月FOMC議事録は6月の利上げを示唆

*米予算教書(2018年度)は大規模インフラ投資に大型減税が中心
 →現実味の評価は低いが市場は好感

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は反発継続で高値圏へ復帰
 債券市場は価格低下(利回り上昇)。
・日経平均は、19,686.84円で越週。(前週19,590.76円)
・米Dow→$21,078.33、S&P500→$2,415.70、Nasdaq→$6,210.19)
 (前週  $20,804.84               $2,381.73               $6,083.70)
 (前週比  +1.3%          +1.4%           +2.1% )
・米10年債利回りは、2.25%。(前週2.23%)
・米30年債利回りは、2.92%。(前週2.90%)

②商品市場

減産合意延長がインパクト不足で原油が反落貴金属は小幅に続伸
・原油価格は、1バレル当たり$49.77で越週。(前週$50.36)
・金価格は、1オンス当たり$1,267.17で越週。(前週$1,254.87)

③為替市場

テロの影響などもありGBPが最弱通貨
クシュナー氏のロシアゲート関与疑惑によりリスク回避バイアス
 が上昇する動きJPYにも上昇圧力
週の最強通貨はNZD