Flat Stanley と東京タワーを登って来ました。
Flat Stanley君と言うのは、1964年のJeff Brownという絵本作家のシリーズ物のキャラクターで、Stanley Lambchopという主人公が事故で落下した大きな看板の下敷きとなり、一命を取りとめたものの、平べったくなったという海外版ど根性ガエル(?)みたいなお話で、やがてその平らな体を利用して(?)あちこちに出没するというシリーズ物へと発展したようです。
これが90年半ばにカナダの学校教師の発案で、賛同する学校間で子供達が紙で作ったFlat Stanley人形を交換し合って一定期間ホームステイさせて、その間の日記を添えて里帰りさせると言うプロジェクトが始まり、やがて米国でも盛んになったと言うのが大雑把な歴史のようです。
今では欧米全体で盛んなようで、Clint Eastwoodがアカデミー賞の授賞式に子供のFlat Stanleyを持参したり、今ではカリフォルニア州知事となったArnold Schwarzeneggerが、選挙運動に子供のFlat Stanleyをお守りのように帯同させたり、オリンピックに持ち込むスポーツ選手も出てきました。
米国で近所だったお友達から子供宛に、Flat Stanley君がフラッっとやって来たので、今日は東京タワーに登って来ました。エレベータで登るのは1時間半待ちという状態だったので、階段で上ってきましたがとてもよい運動になりました。階段は600段ですから、日頃運動不足の人間でも何とかこなせるエキササイズだと思います。この珍客のお陰で私のお腹もFlatになってくれるといいのですが・・・
紙から物へ・・・・・・・・金融市場ではPaper Assetが不振を極める中で、Paper Characterには是非頑張ってもらいたいものです。頑張れ、Stanley君、子供たちの夢を乗せて!!
と言う事で、あと数箇所で写真と日記を作成しなくてはならないのですが、どこへ行こうか悩んでいます・・・・大仏?、富士山? 遠いしな~・・・・・・ デパ地下なんかは結構面白がってもらえると思うのですが、安易でしょうかね・・・・