2016年3月21日(月)~3月25日(金)の週の簡単なReviewです。
25日(金)はGood Fridayでしたので24日(木)の終値を週足に採用しています)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的には株式市場、債券市場とも保合い推移。
・日経平均は強保合い。1万7千円台を回復。
週足は17,002.75円で越週。(前週16,724.81円)
・米Dow→$17,516.28、S&P500→$2,039.20、Nasdaq→$4,773.51)
(前週 $17,599.08 $2,049.29 $4,795.65)
(前週比 -0.5% -0.7% -0.5% )
米株は5週連騰で小休止。
・米10年債利回りは、1.90%。(前週1.88%)
・米30年債利回りは、2.67%。(前週2.68%)
②商品市場
・商品市場は全般的に頭打ちの週。
・原油価格は$40水準での膠着相場で伸び悩み。
週足はバレル単価で$39.56で越週。(前週$39.33)
・金価格はオンス単価で$1,216.80で越週。(前週$1,253.80)
③為替市場
・全般的にはレンジ相場の週。
・USDは反発。EUR,CHFも対USD以外には優位性を維持。
・GBP、CADが負け組の週。JPY,AUDも失速傾向。
・USDJPYもショートカバーで111円半ばから113円を回復。
2016年3月27日日曜日
Global Stocks : Trying to Hang On For Now.
先週は実際的にはShort Weekであった事もあり、大きな動きは出にくかったですね。
主要株式市場は、やや失速感が出ていますが安定した推移ではあります。
欧州はテロの影響などもあるでしょうし、日本は会計年度末にむけた動きにくい環境もありますが、上値が重いという印象は徐々に強まってきている感じでしょうか。
空売りポジションも増加しているようですので、スクィーズも入りやすく、そこそこ動くけど終わってみればレンジという展開がしばらく続くのかもしれません。
主要株式市場は、やや失速感が出ていますが安定した推移ではあります。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
欧州はテロの影響などもあるでしょうし、日本は会計年度末にむけた動きにくい環境もありますが、上値が重いという印象は徐々に強まってきている感じでしょうか。
空売りポジションも増加しているようですので、スクィーズも入りやすく、そこそこ動くけど終わってみればレンジという展開がしばらく続くのかもしれません。
CRUDE OIL : Still Flirting With $40 Handle.
原油価格はバレル単価で$42水準の重さを確認して反落し、週足は再び$39台となっています。
週の後半で連続陰線となりましたが、週末には長い下髭を残して下値の抵抗も感じさせるイメージです。
大底からの反発の第1波が$42水準とすると、第2波の調整に入っているかもしれませんね。
第3波の上昇に乗れれば・・・という気もしますが、当面は調整の見極めになりそうです。
CRUDE OIL DAILY |
週の後半で連続陰線となりましたが、週末には長い下髭を残して下値の抵抗も感じさせるイメージです。
大底からの反発の第1波が$42水準とすると、第2波の調整に入っているかもしれませんね。
第3波の上昇に乗れれば・・・という気もしますが、当面は調整の見極めになりそうです。
PRECIOUS METALS : Long Term Bulls are Taking Short Term Profit.
After a Nice Run Up.........という感じで、長期ブルの勢力も一旦利益確定に動いていたようです。
原油でもそうですが、やはり商品市場は為替市場のような流動性もなければ、参加者の多様性も無い為に、買いなら買い、売りなら売りと市場参加者の動きが偏りやすいですね。
水準的には、過去のレジサポ水準でサポートされながら越週している感じです。買い遅れていたならば少量で入りましょうかと言った程度でしょうか。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
水準的には、過去のレジサポ水準でサポートされながら越週している感じです。買い遅れていたならば少量で入りましょうかと言った程度でしょうか。
USDJPY : Against the Odds
PKO観測などもあるものの、日経平均が1万7千円台に回復し、USDJPYも113円台までSqueeze的な上昇をしています。
強気なチャートでは全くありませんが、本邦の期末・年度末にむけたソフトランディングへの序曲でしょうか。
この節目を何とか無難に凌いで4月にどう動くかですね。日米ともに選挙や政局と言う厄介な材料も影響力を強めてくることでしょう。
米国の政局も・・・まさかまさかという動きですよね~・・・
NIKKEI DAILY |
USDJPY DAILY |
この節目を何とか無難に凌いで4月にどう動くかですね。日米ともに選挙や政局と言う厄介な材料も影響力を強めてくることでしょう。
米国の政局も・・・まさかまさかという動きですよね~・・・
Top FX Movers of the Week.(Mar.21st - Mar.25th 2016)
2016年3月21日(月)~3月25日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPUSD↓1.4132 1.4474 -342 -2.42%
2.USDCAD↑1.3265 1.3000 +265 +2.00%
3.NZDUSD↓0.6673 0.6786 -113 -1.69%
4.GBPCHF↓1.3809 1.4025 -216 -1.56%
5.EURGBP↑0.7896 0.7779 +117 +1.48%
6.USDJPY↑113.00 111.53 +147 +1.30%
7.AUDUSD↓0.7503 0.7598 -95 -1.27%
8.CADCHF↓0.7360 0.7448 -88 -1.20%
9.GBPAUD↓1.8820 1.9035 -215 -1.14%
10.EURCAD↑1.4806 1.4647 +159 +1.07%
上記通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ USD(5回),CHF(2回),EUR(2回),AUD
下落通貨 ⇒ GBP(4回),CAD(3回),NZD,JPY,AUD
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年3月25日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDCHF↓0.6519 0.6529 -10 -0.15%
2.CADJPY↓ 85.09 85.22 -13 -0.15%
3.AUDNZD↓1.1209 1.1225 -16 -0.14%
4.AUDJPY↓ 84.78 84.90 -12 -0.14%
5.NZDJPY↓ 75.48 75.58 -10 -0.13%
6.NZDUSD↓0.6673 0.6681 -8 -0.12%
7.USDJPY↓113.00 113.12 -12 -0.11%
8.CHFJPY↓115.56 115.68 -12 -0.10%
9.AUDCAD↓0.9953 0.9960 -7 -0.07%
10.GBPJPY↓159.71 159.82 -11 -0.07%
上記通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ JPY(6回),CHF,NZD,USD,CAD
下落通貨 ⇒ NZD(3回),AUD(3回),CAD,USD,CHF,GBP
2016年3月21日月曜日
Review of the Week.(Mar.14th - Mar.18th.2016)
2016年3月14日(月)~3月18日(金)の週の簡単なReviewです。
*英国中銀(BOE)会合は現行金融政策を据え置き。
Bank rate 0.5%、Asset Purchase Target gbp375bio.
*スイス中銀(SNB)も金融政策据え置き。ECBに追随せず。
Deposit rate -0.75%, 3mth Libor Target Range -1.25%~-0.25%
*米3月FOMCも金融政策据え置き。政策金利0.25%~0.5%
声明分はややハト派的内容との解釈。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場堅調推移。債券市場は価格上昇(利回り低下)。
・円高の影響もあり日経平均は不調。
週足は16,724.81円で越週。(前週16,938.87円)
・米Dow→$17,599.08、S&P500→$2,049.29、Nasdaq→$4,795.65)
(前週 $17,207.63 $2,018.02 $4,728.19)
(前週比 +1.8% +1.3% +1.0% )
S&P500は年初来高値へ。
・米10年債利回りは、1.88%。(前週1.98%)
・米30年債利回りは、2.68%。(前週2.75%)
②商品市場
・商品市場は引き続き堅調推移。
・原油価格はバレル単価で$39.33で越週。(前週$38.53)
・金価格はオンス単価で$1,253.80で越週。(前週$1,249.66)
③為替市場
・USDが顕著な持続的な下落。
・JPY上昇圧力も顕著。
・USDJPYは110円台~113円台のSWING。
・AUD弱く、CADは堅調。
*英国中銀(BOE)会合は現行金融政策を据え置き。
Bank rate 0.5%、Asset Purchase Target gbp375bio.
*スイス中銀(SNB)も金融政策据え置き。ECBに追随せず。
Deposit rate -0.75%, 3mth Libor Target Range -1.25%~-0.25%
*米3月FOMCも金融政策据え置き。政策金利0.25%~0.5%
声明分はややハト派的内容との解釈。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場堅調推移。債券市場は価格上昇(利回り低下)。
・円高の影響もあり日経平均は不調。
週足は16,724.81円で越週。(前週16,938.87円)
・米Dow→$17,599.08、S&P500→$2,049.29、Nasdaq→$4,795.65)
(前週 $17,207.63 $2,018.02 $4,728.19)
(前週比 +1.8% +1.3% +1.0% )
S&P500は年初来高値へ。
・米10年債利回りは、1.88%。(前週1.98%)
・米30年債利回りは、2.68%。(前週2.75%)
②商品市場
・商品市場は引き続き堅調推移。
・原油価格はバレル単価で$39.33で越週。(前週$38.53)
・金価格はオンス単価で$1,253.80で越週。(前週$1,249.66)
③為替市場
・USDが顕著な持続的な下落。
・JPY上昇圧力も顕著。
・USDJPYは110円台~113円台のSWING。
・AUD弱く、CADは堅調。
Global Stocks : Still Hanging in.
株式市場は全般的には保合い推移ですが、米株が年初来高値を付ける一方で日経平均は売りが優勢という展開という疎ら模様な展開となりました。
欧米株はチャート形状も悪くなく、特に米株は良いですね。
米国の経済指標は、凄くよくはないけど決して悪くもなく、この状況でFRBも利上げを急がないスタンスを明確にしているわけで、これは株には良い環境と言えるでしょう。
どこかで大きな調整が来るにしても、それがいつになるのかは予測はできないので、空売り状態でじっと踏ん張っている勢力の動向も気になるところです。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
欧米株はチャート形状も悪くなく、特に米株は良いですね。
米国の経済指標は、凄くよくはないけど決して悪くもなく、この状況でFRBも利上げを急がないスタンスを明確にしているわけで、これは株には良い環境と言えるでしょう。
どこかで大きな調整が来るにしても、それがいつになるのかは予測はできないので、空売り状態でじっと踏ん張っている勢力の動向も気になるところです。
CRUDE OIL : $40 in Sight.
原油価格は40ドルラインの攻防戦ですね。
週足は39ドル台ですが、最後は久しぶりの在庫増を示唆するデータがブレーキを踏んだ格好です。
先週は序盤で右上がりの支持線を割り込む流れが出たのですが、終盤で盛り返す四つ相撲のような展開でした。
原油価格の堅調さが海外株式市場に齎す安心感は大きいので、金融市場全体のVolatilityが次に大きく上昇する時には、やはりこれも絡んでくる可能性が高そうですね。
CRUDE OIL DAILY |
週足は39ドル台ですが、最後は久しぶりの在庫増を示唆するデータがブレーキを踏んだ格好です。
先週は序盤で右上がりの支持線を割り込む流れが出たのですが、終盤で盛り返す四つ相撲のような展開でした。
原油価格の堅調さが海外株式市場に齎す安心感は大きいので、金融市場全体のVolatilityが次に大きく上昇する時には、やはりこれも絡んでくる可能性が高そうですね。
Precious Metals : Ready to Take Off ?
貴金属は、まーまー堅調推移でした。
日欧の踏み込んだ緩和やUSDの下落トレンドがしっかりしたサポート要因になっていると思います。
著名投資家の方々のGOLDに対する信頼への言及も増えてきましたね・・・・
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
著名投資家の方々のGOLDに対する信頼への言及も増えてきましたね・・・・
USD : Looking South.
USDの下落バイアスが鮮明になっていますね。先週も最弱通貨でした。
先週は、主要通貨ペアの変動ランキングでも上位10ペアのうちの4ペアがUSDの下落方向でした。
通貨安戦争は止めましょうと言い続けてきた米国も足元で加速するUSD下落圧力は大いに歓迎していることでしょう。
先週は、主要通貨ペアの変動ランキングでも上位10ペアのうちの4ペアがUSDの下落方向でした。
USDJPY DAILY |
USDCAD DAILY |
USDCHF DAILY |
EURUSD DAILY |
通貨安戦争は止めましょうと言い続けてきた米国も足元で加速するUSD下落圧力は大いに歓迎していることでしょう。
USDJPY : 114's to 110's.
USDJPY・・・やばいっしょ・・・・これ。
先週は序盤で114.16を付けて終盤に110.67まで下落する展開でした。
連動する日経平均などにも言えることですが、上値の重さが顕著ですし、陽線よりも陰線が多く、そして長い・・・・こういう価格変動を終始見せつけられると人間は誰でも熊(ベア)になります。
流石に110円台では日銀のレートチェックの噂が出回りましたが、なかなか厳しい状況ですね。
USDの下落バイアスとJPYの上昇バイアスがダブルで来ている以上放置すれば110円割れも不可避という気もしますが・・・
政治は語りたくありませんが、真面目にトランプ大統領なんて・・・本来あり得ないのですが・・・誕生したらその瞬間に100円じゃないかとすら思っちゃいますね。
やばいっしょ・・・・
先週は序盤で114.16を付けて終盤に110.67まで下落する展開でした。
USDJPY DAILY |
連動する日経平均などにも言えることですが、上値の重さが顕著ですし、陽線よりも陰線が多く、そして長い・・・・こういう価格変動を終始見せつけられると人間は誰でも熊(ベア)になります。
流石に110円台では日銀のレートチェックの噂が出回りましたが、なかなか厳しい状況ですね。
USDの下落バイアスとJPYの上昇バイアスがダブルで来ている以上放置すれば110円割れも不可避という気もしますが・・・
政治は語りたくありませんが、真面目にトランプ大統領なんて・・・本来あり得ないのですが・・・誕生したらその瞬間に100円じゃないかとすら思っちゃいますね。
やばいっしょ・・・・
Top FX Movers of the Week.(Mar.14th - Mar.18th 2016)
2016年3月14日(月)~3月18日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.USDJPY↓ 111.53 113.80 -227 -2.04%
2.USDCAD↓1.3000 1.3215 -215 -1.65%
3.AUDJPY↓ 84.73 86.04 -131 -1.55%
4.GBPJPY↓ 161.40 163.68 -228 -1.41%
5.NZDJPY↓ 75.70 76.75 -105 -1.39%
6.USDCHF↓0.9689 0.9823 -134 -1.38%
7.AUDCAD↓0.9878 0.9990 -112 -1.13%
8.EURUSD↑1.1268 1.1146 +122 +1.08%
9.GBPCAD↓1.8822 1.9007 -185 -0.98%
10.EURJPY↓ 125.68 126.88 -120 -0.95%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),CAD(3回),CHF,EUR
下落通貨 ⇒ USD(4回),AUD(2回),GBP(2回),NZD,EUR
USD売り、JPY買いが鮮明であり、USDJPYの下落が首位になっているのも
当然ですね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年3月18日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDUSD↓0.6786 0.6801 -15 -0.22%
2.AUDCAD↓0.9878 0.9895 -17 -0.17%
3.NZDCAD↓0.8828 0.8843 -15 -0.17%
4.NZDCHF↓0.6575 0.6585 -10 -0.15%
5.NZDJPY↓ 75.70 75.81 -11 -0.15%
6.AUDUSD↓0.7598 0.7609 -11 -0.14%
7.AUDNZD↓1.1170 1.1186 -16 -0.14%
8.AUDJPY↓ 84.73 84.82 -9 -0.11%
9.CHFJPY↓115.00 115.12 -12 -0.10%
10.GBPNZD↓2.1278 2.1300 -22 -0.10%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ JPY(3回),USD(2回),CAD(2回),NZD(2回),CHF
下落通貨 ⇒ NZD(4回),AUD(4回),CHF,GBP
2016年3月13日日曜日
Review of the Week.(Mar.7th - Mar.11th 2016)
2016年3月7日(月)~3月11日(金)の週の簡単なReviewです。
*NZ中銀が予想外の利下げ。
OCR金利を2.5%から2.25%に引き下げ。
年内の追加利下げも示唆。
*ECB(欧州中銀)が重層的な追加緩和。
・政策金利
予想0.05%に対し0.00% (前回 0.05%)
・上限政策金利限界貸出金利
予想0.30%に対し0.25% (前回 0.30%)
・下限政策金利中銀預金金利
予想-0.40%に対し-0.40% (前回 -0.30%)
・資産買入れプログラム
800億ユーロへ拡大 実施は4月 (前回 600億ユーロ)
投資適格社債(金融債を除く)を資産買入れプログラムの対象
に含める (日本のETFやREITの購入と似た方法)
・TLTRO 2を6月から開始
融資を増やした銀行は、4年間の償還期限付きで新たな
資金調達が可能
*ECB Draghi総裁の発言(抜粋)
・われわれの措置が、成長やインフレにもたらす支援を勘案すると、
一段の金利引き下げが必要になるとは思わない
・マイナス金利は、望むだけマイナス幅を拡大できるのか、
答えはノーだ
*中国が4か月ぶり預金準備率引き下げ(追加緩和)
(ただし今後の大規模な金融緩和の可能性は否定)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場堅調、債券市場下落(利回り上昇)の流れが継続。
・日経平均は週次で小幅下落の16,938.87円で越週。(前週17,014.78円)
・米Dow→$17,207.63、S&P500→$2,018.02、Nasdaq→$4,728.19)
(前週 $17,006.49 $1,999.89 $4,717.02)
(前週比 +1.2% +1.1% +0.7% )
・米10年債利回りは、1.98%。(前週1.88%)
・米30年債利回りは、2.75%。(前週2.70%)
②商品市場
・商品市場は全般的に好調を維持。欧州の追加緩和も好感。
・原油価格はバレル単価で$38.53で越週。(前週$36.23)
・金価格は小幅に調整継続。オンス単価で$1,249.66で越週。
(前週$1,261.46)
③為替市場
・NZのサプライズ緩和にNZDが大幅下落。
・欧州は緩和でEUR下落後に総裁発言で急反発の乱高下。
(6週ぶり安値から3週ぶり高値へ!!)
・AUD,GBPは上昇し、USD,JPYは引き立て役に回る展開。
*NZ中銀が予想外の利下げ。
OCR金利を2.5%から2.25%に引き下げ。
年内の追加利下げも示唆。
*ECB(欧州中銀)が重層的な追加緩和。
・政策金利
予想0.05%に対し0.00% (前回 0.05%)
・上限政策金利限界貸出金利
予想0.30%に対し0.25% (前回 0.30%)
・下限政策金利中銀預金金利
予想-0.40%に対し-0.40% (前回 -0.30%)
・資産買入れプログラム
800億ユーロへ拡大 実施は4月 (前回 600億ユーロ)
投資適格社債(金融債を除く)を資産買入れプログラムの対象
に含める (日本のETFやREITの購入と似た方法)
・TLTRO 2を6月から開始
融資を増やした銀行は、4年間の償還期限付きで新たな
資金調達が可能
*ECB Draghi総裁の発言(抜粋)
・われわれの措置が、成長やインフレにもたらす支援を勘案すると、
一段の金利引き下げが必要になるとは思わない
・マイナス金利は、望むだけマイナス幅を拡大できるのか、
答えはノーだ
*中国が4か月ぶり預金準備率引き下げ(追加緩和)
(ただし今後の大規模な金融緩和の可能性は否定)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式市場堅調、債券市場下落(利回り上昇)の流れが継続。
・日経平均は週次で小幅下落の16,938.87円で越週。(前週17,014.78円)
・米Dow→$17,207.63、S&P500→$2,018.02、Nasdaq→$4,728.19)
(前週 $17,006.49 $1,999.89 $4,717.02)
(前週比 +1.2% +1.1% +0.7% )
・米10年債利回りは、1.98%。(前週1.88%)
・米30年債利回りは、2.75%。(前週2.70%)
②商品市場
・商品市場は全般的に好調を維持。欧州の追加緩和も好感。
・原油価格はバレル単価で$38.53で越週。(前週$36.23)
・金価格は小幅に調整継続。オンス単価で$1,249.66で越週。
(前週$1,261.46)
③為替市場
・NZのサプライズ緩和にNZDが大幅下落。
・欧州は緩和でEUR下落後に総裁発言で急反発の乱高下。
(6週ぶり安値から3週ぶり高値へ!!)
・AUD,GBPは上昇し、USD,JPYは引き立て役に回る展開。
Global Stocks : Holding on to Recovery Path....Sort of...
株式市場は全般的に落ち着いた動きだったと言えると思います。弱保合い~小幅上昇といった動きが多かった印象です。
ただし、チャートでもわかる通り、値動き的には脆弱な印象も残る微妙な部分も多く、トレーディング的に言えば損小利大という展開でした。陰線も目立つ(勝率は高くない)中でトータルではプラスというイメージでしょうか。
中国と欧州で追加緩和もありましたので、その後の要人発言などに振り回されながらも市場はそれを一旦は善意に解釈してくれたとでも言えそうなチャート形状ではあります。
大きな波乱の幕開けとも思われたところから地道な回復軌道を辿ってきた展開ですね。
日経平均などを見ていると、非常に上値が重く、波に乗り切れない印象も強いのですが、指標自体が陰線の日でもストップ高を付ける勢いの銘柄も混在しており、足元の状況は非常にMIXであると思います。
Hope for the best and prepare for the worst.
という気持ちで見ております・・・・・
ただし、チャートでもわかる通り、値動き的には脆弱な印象も残る微妙な部分も多く、トレーディング的に言えば損小利大という展開でした。陰線も目立つ(勝率は高くない)中でトータルではプラスというイメージでしょうか。
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中国と欧州で追加緩和もありましたので、その後の要人発言などに振り回されながらも市場はそれを一旦は善意に解釈してくれたとでも言えそうなチャート形状ではあります。
大きな波乱の幕開けとも思われたところから地道な回復軌道を辿ってきた展開ですね。
日経平均などを見ていると、非常に上値が重く、波に乗り切れない印象も強いのですが、指標自体が陰線の日でもストップ高を付ける勢いの銘柄も混在しており、足元の状況は非常にMIXであると思います。
Hope for the best and prepare for the worst.
という気持ちで見ております・・・・・
CRUDE OIL : Fairly Well.
原油価格の安定が金融市場全般の支えとなっていますね。
日次チャートで見てもそれは見事な復活過程です。
チャート中央部で安値を更新し、ベアトレンドを印象付けたところから投機筋の戻り売りを誘発し、そこからフェイントをかけるように高値を更新してスクィーズをかけて上昇という展開でした。
$40水準の攻防戦も見られる勢いですが、非常に大規模な下落からの反発ですので、$40台でも歴史的には激安な水準という事になりますね。
大規模な復活相場を想定した動きも出てきているようですが、ここで波乱があると株式市場などにも直ぐに波及すると思っておいたほうが良いですね。注意深く見ていきましょう。
CRUDE OIL DAILY |
日次チャートで見てもそれは見事な復活過程です。
チャート中央部で安値を更新し、ベアトレンドを印象付けたところから投機筋の戻り売りを誘発し、そこからフェイントをかけるように高値を更新してスクィーズをかけて上昇という展開でした。
$40水準の攻防戦も見られる勢いですが、非常に大規模な下落からの反発ですので、$40台でも歴史的には激安な水準という事になりますね。
大規模な復活相場を想定した動きも出てきているようですが、ここで波乱があると株式市場などにも直ぐに波及すると思っておいたほうが良いですね。注意深く見ていきましょう。
Precious Metals : Holding Breath Now.
上昇速度の鈍った貴金属価格ですが、次に動き出すタイミングとそれ以上に方向感を探る状態が続きます。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
調整圧力に必死に耐えているというと言う印象ですが、最後の陰線が上髭も目立つ感じですね。
弱いトーンでの越週と言わざるを得ないでしょう。
やはりGOLDが先導してSILVERが追随する流れですが、実際に数年前の貴金属フィーバーの時のようなGOLDよりもSILVERというような買い推奨は全く見ないですね。
個人的には価格的にもお手ごろなので、GOLDを買い遅れるとSILVERで追いかける悪癖が抜けないのですが、GOLDに関してはまだまだ買い遅れ組が下で待っている模様ですね。
引き続き米ドルが決してブルではない中で、貴金属価格の動向も2016年の重要なテーマの一つではありますね。
EUR : Whipsaw Move !! Were You OK?
注目された先週のECB会合でしたが、詳細は先週のReviewの項に譲るとして、為替市場におけるEURの値動きはとんでもないものでした。
簡単に総括すれば.......
①重層的な追加緩和の実施でEURが下落、(6 Weeks' Low 1.0823 まで)
②打ち止め感を強調するような総裁発言で大戻し、
③前戻し後も上昇継続、(3 Weeks' High 1.1217まで !!)
④きゃ~(絶叫)・・・
という流れですね。時間軸の短いチャートで値動きを確認しましょう。
方向音痴の人が、初めての場所に出かけるのに間違って逆方向の準急列車に乗ってしまい、気が付いたところで慌てて降りて、正しい方向の超特急列車に乗り換えました・・・・・とでもいうような値動きでしょう。
自動売買中心の投資家の中にはこのようなイベント時には売買を停止する人が多いのですが、一方でイベント時のみ大相場用の自動売買を走らせる人達も増えているようです。後者は結構けが人が出たのではと懸念せざるを得ませんね・・・・
I hope you survived this crazy tide last week.
簡単に総括すれば.......
①重層的な追加緩和の実施でEURが下落、(6 Weeks' Low 1.0823 まで)
②打ち止め感を強調するような総裁発言で大戻し、
③前戻し後も上昇継続、(3 Weeks' High 1.1217まで !!)
④きゃ~(絶叫)・・・
という流れですね。時間軸の短いチャートで値動きを確認しましょう。
EURUSD 30 Minutes |
方向音痴の人が、初めての場所に出かけるのに間違って逆方向の準急列車に乗ってしまい、気が付いたところで慌てて降りて、正しい方向の超特急列車に乗り換えました・・・・・とでもいうような値動きでしょう。
自動売買中心の投資家の中にはこのようなイベント時には売買を停止する人が多いのですが、一方でイベント時のみ大相場用の自動売買を走らせる人達も増えているようです。後者は結構けが人が出たのではと懸念せざるを得ませんね・・・・
EURUSD 1 HOUR |
EURUSD 4 HOURS |
I hope you survived this crazy tide last week.
NZD : Unexpected Cut by RBNZ !
RBNZ(中銀)のサプライズ利下げによりNZDはドカーンと下落しました。
サプライズの緩和でかつ年内にも追加緩和という話までしている割には持ちこたえている感もありますが・・・・
やはり米ドルの基調が弱いという伏線がある中での緩和であったというところでしょうか。
中銀が緩和をして通貨が下がりましたというのは、先週のECBの緩和の後のEURの動向などと比べても非常に正常な動きであるとも言えますね。
サプライズの緩和でかつ年内にも追加緩和という話までしている割には持ちこたえている感もありますが・・・・
NZDUSD DAILY |
NZDJPY DAILY |
中銀が緩和をして通貨が下がりましたというのは、先週のECBの緩和の後のEURの動向などと比べても非常に正常な動きであるとも言えますね。
AUDNZD : Weekly Top Mover.
NZ中銀のサプライズ緩和もあり、先週の変動率首位はこのクロスの上昇でした。
いやいや見事な上昇でした。
商品価格の安定や中国経済の落ち着きがAUDをサポートする中でのNZの利下げであったという事ですね。
このクロスの上昇は世界景気や金融市場に一定の安定感をもたらす効果もあり、幅広な投資をしている投資家には精神安定剤となるような動きではありました。
AUDNZD DAILY |
いやいや見事な上昇でした。
商品価格の安定や中国経済の落ち着きがAUDをサポートする中でのNZの利下げであったという事ですね。
このクロスの上昇は世界景気や金融市場に一定の安定感をもたらす効果もあり、幅広な投資をしている投資家には精神安定剤となるような動きではありました。
Top FX Movers of the Week.(Mar.7th - Mar.11th 2016)
2016年3月7日(月)~3月11日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDNZD↑1.1201 1.0906 +295 +2.63%
2.EURNZD↑1.6517 1.6137 +380 +2.30%
3.NZDCHF↓0.6624 0.6768 -144 -2.17%
4.GBPNZD↑2.1307 2.0864 +443 +2.08%
5.NZDCAD↓0.8911 0.9072 -161 -1.81%
6.AUDJPY↑ 86.04 84.58 +146 +1.70%
7.AUDUSD↑0.7559 0.7435 +124 +1.64%
8.EURJPY↑126.88 125.20 +168 +1.32%
9.EURUSD↑1.1146 1.1004 +142 +1.27%
10.GBPJPY↑163.68 161.85 +183 +1.12%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ AUD(3回),EUR(3回),GBP(2回),CHF,CAD
下落通貨 ⇒ NZD(5回),JPY(3回),USD(2回)
EURの乱高下は凄かったですね。また南半球の明暗が分かれているのも目を引きます。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2016年3月11日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPAUD↓1.9010 1.9053 -43 -0.23%
2.GBPNZD↓2.1307 2.1351 -44 -0.21%
3.EURAUD↓1.4733 1.4758 -25 -0.17%
4.EURNZD↓1.6517 1.6539 -22 -0.13%
5.GBPUSD↓1.4383 1.4401 -18 -0.13%
6.GBPCAD↓1.9007 1.9030 -23 -0.12%
7.AUDJPY↑ 86.04 85.95 +9 +0.10%
8.AUDCHF↑0.7425 0.7418 +7 +0.09%
9.NZDJPY↑ 76.75 76.68 +7 +0.09%
10.EURUSD↓1.1146 1.1156 -10 -0.09%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ AUD(4回),NZD(3回),USD(2回),CAD
下落通貨 ⇒ GBP(4回),EUR(3回),JPY(2回),CHF
2016年3月6日日曜日
Review of the Week.(Feb.29th - Mar.4th 2016)
2016年2月29日(月)~3月4日(金)の週の簡単なReviewです。
*欧州圏の2月のCPI(年率)はマイナス(-0.2%:年率)。
*上海株式市場の14ヶ月振り安値圏を受けてPBOCが
預金準備率を引き下げ。(17.5% ⇒17.0%)
*米2月雇用統計
NFP(非農業部門雇用者数)+242千人(予想+198千人)。
1月の雇用増も上方修正。(+151千人 ⇒ +172千人)。
失業率4.9%はUnchanged。
平均時給が前月比‐0.1%(予想+0.2%)。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場の復調継続。債券市場に売り圧力(利回り上昇)。
・日経平均は、1万7千台を回復。
17,014.78円で越週。(前週16,188.41円)
・米Dow→$17,006.49、S&P500→$1,999.89、Nasdaq→$4,717.02)
(前週 $16,640.04 $1,948.05 $4,590.47)
(前週比 +2.2% +2.7% +2.8% )
・米10年債利回りは、1.88%。(前週1.76%)
・米30年債利回りは、2.70%。(前週2.63%)
*欧州圏の2月のCPI(年率)はマイナス(-0.2%:年率)。
*上海株式市場の14ヶ月振り安値圏を受けてPBOCが
預金準備率を引き下げ。(17.5% ⇒17.0%)
*米2月雇用統計
NFP(非農業部門雇用者数)+242千人(予想+198千人)。
1月の雇用増も上方修正。(+151千人 ⇒ +172千人)。
失業率4.9%はUnchanged。
平均時給が前月比‐0.1%(予想+0.2%)。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場の復調継続。債券市場に売り圧力(利回り上昇)。
・日経平均は、1万7千台を回復。
17,014.78円で越週。(前週16,188.41円)
・米Dow→$17,006.49、S&P500→$1,999.89、Nasdaq→$4,717.02)
(前週 $16,640.04 $1,948.05 $4,590.47)
(前週比 +2.2% +2.7% +2.8% )
・米10年債利回りは、1.88%。(前週1.76%)
・米30年債利回りは、2.70%。(前週2.63%)
②商品市場
・商品市場は全般的に好調。堅調な米雇用統計も好感。
・原油価格は、バレル単価で$36.23で越週。(前週$32.84)
・金価格は、$1,261.46で越週。(前週$1,223.26)
③為替市場
・南半球通貨(AUD,NZD)とGBPがOutperformer。
・南半球はリスク通貨としてコモディティと呼応した上昇。
・GBPはBrexit売りの調整的な反発。
・日米欧の通貨はUnderperformer。
・堅調な雇用統計後のUSD買いは失速し、やがて反落。
雇用増よりも賃金低下が注目される展開。
背景はFEDは利上げを急がないとの見方の浸透。
Global Stocks : Trying to Extend Recovery.
株式市場は、先週も堅調推移で、回復基調を継続です。
3月前半で再度試練が来るとの予想も根強いのですが、その意味では価格軸でも時間軸でも重要な数週間になりそうです。
水準的にも結構な戻り売りが出ています。
年金などの中長期の投資家は一息ついている中で、投機勢の中には積極的な空売りも出ているという状況です。
そういう意味では、このまま上がればどこかで吹き上がるような展開もあり得るのでしょう。
個人的には長期塩漬け状態の銘柄もあるので、リスクを落としていく方針です。
情けない話ですが・・・・(涙)
とにかく皆さん、Good Luck.
3月前半で再度試練が来るとの予想も根強いのですが、その意味では価格軸でも時間軸でも重要な数週間になりそうです。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
水準的にも結構な戻り売りが出ています。
年金などの中長期の投資家は一息ついている中で、投機勢の中には積極的な空売りも出ているという状況です。
そういう意味では、このまま上がればどこかで吹き上がるような展開もあり得るのでしょう。
個人的には長期塩漬け状態の銘柄もあるので、リスクを落としていく方針です。
情けない話ですが・・・・(涙)
とにかく皆さん、Good Luck.
CRUDE OIL : Still on Come Back Trail.
原油価格は、週末に米雇用統計を好感して回復歩調を強めています。バレル単価で$36台を超えてきましたね。
一日おきに陽線ともみ合いを繰り返しながら、良いリズムで上昇してきました。
$40の壁にトライするのも遠くないと思いますが、USDに下落バイアスもかかってきているので、少々の揺り戻しはあるでしょうが、$40も超えていきそうな気がしますね。
下落が、すごかっただけに戻りも相当取れる可能性があります。CFDなどで個人投資家も一層の回復にBET出来るので、市場参加者の裾野も随分と拡大しましたね。
中長期的なベアトレンドを見ている勢力もまだまだ慌ててはいませんのが、$40水準の価格の動き方は要注目だと思います。
CRUDE OIL DAILY |
$40の壁にトライするのも遠くないと思いますが、USDに下落バイアスもかかってきているので、少々の揺り戻しはあるでしょうが、$40も超えていきそうな気がしますね。
下落が、すごかっただけに戻りも相当取れる可能性があります。CFDなどで個人投資家も一層の回復にBET出来るので、市場参加者の裾野も随分と拡大しましたね。
中長期的なベアトレンドを見ている勢力もまだまだ慌ててはいませんのが、$40水準の価格の動き方は要注目だと思います。
Precious Metals : Hanging in.
貴金属価格もしっかり踏みとどまっています。
GOLDがもうひと伸びして$1,300台にでも乗ってくると面白そうですね。
ブル・ベア双方向の思惑が交錯する形で、相当参加者が増えてきている模様ですので、Volatilityも上がってくることは間違いなさそうです。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
ブル・ベア双方向の思惑が交錯する形で、相当参加者が増えてきている模様ですので、Volatilityも上がってくることは間違いなさそうです。
USD : Failed to Ride On NFP.
1月分データの上方修正も含む2月の市場予想を上回る堅調な雇用増を見たUSD上昇は一瞬で途絶えるイメージで、雇用統計発表後のUSDの値動きは、上がり損ねて反落という展開でした。
平均時給が前月比マイナスであったことがFEDの利上げを遅らせる要因と解釈されたという解説もあるのですが・・・・う~ん・・・・為替市場の参加者の太宗は、実はもっと単純な群衆であるという気もしますがね・・・・
とにかく、好材料でも上昇しないというのは立派なベアトレンドの判断材料になりますので、USDには下向きの圧力がかかりやすい環境にあるという意識は持っておくほうが良さそうですね。
平均時給が前月比マイナスであったことがFEDの利上げを遅らせる要因と解釈されたという解説もあるのですが・・・・う~ん・・・・為替市場の参加者の太宗は、実はもっと単純な群衆であるという気もしますがね・・・・
AUDUSD DAILY |
EURUSD DAILY |
USDJPY DAILY |
とにかく、好材料でも上昇しないというのは立派なベアトレンドの判断材料になりますので、USDには下向きの圧力がかかりやすい環境にあるという意識は持っておくほうが良さそうですね。
AUD, NZD : Interim Risk-On.
株式市場、商品市場の上昇に呼応してリスク通貨の堅調ぶりも目立ってきました。
株式市場が失速、反落というシナリオがここから実現するならば、AUDもNZDも対JPY でショートメイクするタイミングを探るべきかと思います。
チャート的には、もうここから売り上がりでも・・・という見え方ですね。
AUDUSD DAILY |
NZDUSD DAILY |
AUDJPY DAILY |
NZDJPY DAILY |
チャート的には、もうここから売り上がりでも・・・という見え方ですね。
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