*欧州圏の2月のCPI(年率)はマイナス(-0.2%:年率)。
*上海株式市場の14ヶ月振り安値圏を受けてPBOCが
預金準備率を引き下げ。(17.5% ⇒17.0%)
*米2月雇用統計
NFP(非農業部門雇用者数)+242千人(予想+198千人)。
1月の雇用増も上方修正。(+151千人 ⇒ +172千人)。
失業率4.9%はUnchanged。
平均時給が前月比‐0.1%(予想+0.2%)。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場の復調継続。債券市場に売り圧力(利回り上昇)。
・日経平均は、1万7千台を回復。
17,014.78円で越週。(前週16,188.41円)
・米Dow→$17,006.49、S&P500→$1,999.89、Nasdaq→$4,717.02)
(前週 $16,640.04 $1,948.05 $4,590.47)
(前週比 +2.2% +2.7% +2.8% )
・米10年債利回りは、1.88%。(前週1.76%)
・米30年債利回りは、2.70%。(前週2.63%)
②商品市場
・商品市場は全般的に好調。堅調な米雇用統計も好感。
・原油価格は、バレル単価で$36.23で越週。(前週$32.84)
・金価格は、$1,261.46で越週。(前週$1,223.26)
③為替市場
・南半球通貨(AUD,NZD)とGBPがOutperformer。
・南半球はリスク通貨としてコモディティと呼応した上昇。
・GBPはBrexit売りの調整的な反発。
・日米欧の通貨はUnderperformer。
・堅調な雇用統計後のUSD買いは失速し、やがて反落。
雇用増よりも賃金低下が注目される展開。
背景はFEDは利上げを急がないとの見方の浸透。