2017年10月23日(月)~10月27日(金)の週の簡単なReviewです。
*カナダ中銀:現行金融政策を維持
→金融引締め中の3会合ぶりの金利据え置き
→米とのNAFTA交渉など不透明感在り慎重姿勢
*ECB(欧州中銀): 2018年から金融緩和の縮小へ
→資産買入れ規模を毎月600億ユーロから300億ユーロに半減
→一方で緩和政策自体は9か月延長(2018年9月末まで)
*中国 : 習近平体制が盤石の態勢で第2期へ
→第19回中国共産党大会で習近平氏一強体制を確立
*スペイン : カタルーニャ州が独立宣言
→スペイン政府は、同州の自治権を一部停止し対立が激化
*Bitcoinは、656,113円(前週691,561円)
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は高値バブル警戒感の中で上昇継続。
債券市場は価格下落(利回り上昇)バイアスが継続。
・日経平均は、22,008.45円で越週。(前週21,457.64円)
・米Dow→$23,432.78、S&P500→$2,581.06、Nasdaq→$6,701.26)
(前週 $23,328.36 $2,575.17 $6,629.05)
(前週比 +0.5% +0.2% +1.1%)
・米10年債利回りは、2.42%。(前週2.38%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.89%)
②商品市場
・商品市場は全般的に保合い推移。原油は上昇、貴金属は横ばい。
・原油価格は、主要産油国間の生産抑制合意やUSDの後退もあり
1バレル当たり$53.96で越週。(前週$51.47)
・金価格は、1オンス当たり$1,273.12で越週。(前週$1,279.71)
③為替市場
・週次ベースでUSD,JPYが上昇する展開。
・欧州通貨、コモディティ通貨が下落サイド。
・AUD,CADがNZDに追随するように失速。
・ECB,カタルーニア問題などを材料にEURも大きく反落。