2018年7月2日(月)~7月6日(金)の週の簡単なReviewです。
*日銀短観:景況感が5年半ぶりの2期連続悪化
*米Trump政権がWTO離脱検討を示唆
*米中貿易摩擦が事実上の貿易戦争に突入
→米が6日に対中制裁を発動。中国も即時報復へ
→中国がEUに対米牽制措置での協働を要請。EUは逡巡。
*米6月雇用統計も堅調
→非農業部門就業者数(NFP)は、213千人増(予想195千人増)
→5月実績も223千人増から244千人増に上方修正
→失業率は4.0%に上昇(前月3.8%)
*加6月雇用データも堅調
→新規雇用者数は31.8千人増(予想24千人増)
→失業率は5.8%から6.0%に上昇
→今月の利上げ観測を後押しする内容
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は小幅に反発。債券市場も小幅続伸(利回り続落)。
・日経平均は21,788.14円で越週(前週22,304.51円)
・米Dow→$24,451.57、S&P500→$2,759.72、Nasdaq→$7,688.39)
(前週 $24,275.34 $2,718.63 $7,510.30)
(前週比 +0.70% +1.50% +2.40%)
・米10年債利回りは、2.83%。(前週2.86%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.99%)
②商品市場
・商品市場は斑模様の保合い展開。
原油は小幅反落。貴金属は小幅反発。
・原油価格は、1バレル当たり$73.82で越週(前週$74.38)
・金価格は、1オンス当たり$1,255.14で越週(前週$1,251.50)
③為替市場
・USDは先週も続落。NZD,GBP,EURが上昇サイド。
・CHF,JPYがUSDに追随して下落通貨に。
・CADは雇用データ発表後に上昇するも週次では中立。
④暗号通貨
・暗号通貨は、上値抑制的な動きながらも小幅に続伸。
・1BITCOIN=727,531円(前週707,836円)