2018年10月22日(月)~10月26日(金)の週の簡単なReviewです。
*BOC(カナダ中銀)が予想通り利上げ
→政策金利を1.5%から1.75%に0.25%引上げ
→今後の引締めペースの加速を示唆
*ECBが「年内の緩和終了」路線の堅持を強調
→保護主義の台頭、イタリア債務問題などのリスクにも言及
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は大きめの下落で年初来がFlatか陰線へ
債券市場は価格反発(利回り低下)の動き
・日経平均は21,184.60円で越週(前週22,532.08円)
・米Dow→$24,688.31、S&P500→$2,658.57、Nasdaq→$7,167.21)
(前週 $25,444.34 $2,767.78 $7,449.03)
(前週比 -2.97% -4.03% -3.78%)
・米10年債利回りは、3.08%。(前週3.20%)
・米30年債利回りは、3.32%。(前週3.38%)
②商品市場
・商品市場は、原油価格続落、貴金属は堅調維持の動き
・原油価格は、1バレル当たり$67.70で越週(前週$69.29)
・金価格は、1オンス当たり$1,233.56で越週(前週$1,226.65)
③為替市場
・金融市場が不安定な割には抑制的なVolatility
・JPY,USD,CADに上昇圧力
・GBP,NZDに下落圧力
④暗号通貨
・狭いレンジ内での安定推移
・大きな資本流入も流出もなく蚊帳の外的な動き
・1BITCOIN=717,002円(前週720,851円)
2018年10月28日日曜日
GLOBAL STOCKS : Lost 2018 Gains
主要株式市場は出入りの激しい展開の中で陰線が優勢となり、多くが年初来安値を更新する水準での越週となりました。
欧州市場はもともとアンダーパフォーマーでしたので、やはり米株市場の揺らぎが震源となって世界中に混乱が広がり始めているという事でしょう。
中長期で見ればという話もありますが、やはりここへ来て米株市場の年初来パフォーマンスがマイナス圏に入り始めている点はインパクトがありますね。
これでパッシブ勢も週初から売りを出すことが見込まれますし、週明けの展開にも注目する必要があるでしょう。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
中長期で見ればという話もありますが、やはりここへ来て米株市場の年初来パフォーマンスがマイナス圏に入り始めている点はインパクトがありますね。
これでパッシブ勢も週初から売りを出すことが見込まれますし、週明けの展開にも注目する必要があるでしょう。
VIX : SPIKED
こうなると当然ながらVIX指数は急騰しています。
上髭を除く日足の実体ベースでは、前回高値水準までの急騰というチャートになっています。
VIXに関してはどこまでTraceableかという問題もあるので、事実上前回高値圏まで上げてきたという事でよいかと思います。
株価の2018年の上昇分が上髭となり、実態部分は小さな陰線となっている中で、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は昨年来の最高値圏にいるという事です。
月替わりもある今週の動きが注目されます。
VIX DAILY |
VIXに関してはどこまでTraceableかという問題もあるので、事実上前回高値圏まで上げてきたという事でよいかと思います。
株価の2018年の上昇分が上髭となり、実態部分は小さな陰線となっている中で、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は昨年来の最高値圏にいるという事です。
月替わりもある今週の動きが注目されます。
ラベル:
Editorial,
Elevator Pitch,
Intelligence,
Investment,
Market,
Stock(株式),
恐怖指数
CRUDE OIL : Still in Confusion
先週の原油価格は小幅下落という流れでした。
イランへの制裁問題、サウジアラビアのジャーナリスト暗殺疑惑などの政治的な材料もあれば、そもそも世界景気への減速懸念もあるという中で、前回高値の起点となった重要な谷の水準を割り込んだ格好で越週しています。
引き続き$70の節目を往来するような展開の継続を予想しますが、当面は上値抑制の環境となりそうです。
CRUDE OIL DAILY |
引き続き$70の節目を往来するような展開の継続を予想しますが、当面は上値抑制の環境となりそうです。
ラベル:
Commodity,
Editorial,
Elevator Pitch,
Geopolitics(地政学),
Intelligence,
Investment,
Market,
原油価格,
商品市場
PRECIOUS METALS : GOLD LEADS and SILVER LAGS.
貴金属は安定推移を継続中ですが、GOLDがリードしつつSILVERがなかなか立ち上がらない(ついていけない)動きとなっています。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
日次のチャート形状からも上記の状況が明確にわかると思います。
GOLDが上に抜けようともがいている一方でSILVERはその足を引っ張るようなもたつきを見せています。
足並みが揃わないとか、ましてや両者が逆方向に動くダイバージェンス状態となってしまえば、どのみち大相場は来ない訳ですが、SILVERの目覚めか、GOLDの失速か、次の展開に注目していく必要があります。
ラベル:
Commodity,
Editorial,
Elevator Pitch,
Geopolitics(地政学),
Intelligence,
Investment,
Market,
Trading,
金価格,
銀価格,
商品市場
BITCOIN : OUT of FOCUS
暗号通貨はここ暫く以前のように世間を騒がす急騰、急落は起きていません。
色々な問題や課題に対処しながら、少しずつ環境的な整備はなされてきていますが、多くが最高値圏からすれば半値未満どころか3分の1、4分の1未満という水準で落ち着いた推移をしています。
粘っているというのか、燻っていると言えばよいのかわかりませんが、暗号通貨市場の将来に関しては楽観論、強気論、悲観論、弱気論が入り乱れている状況です。
何らかの技術革新があり、BlockChain技術の将来に大きな恩恵をもたらすというような事態になれば、大きく値が動くこともあるかもしれませんが、現状は投機色の強い資本が足早に出入りを繰り返すような状況にはなく、もうしばらく値固めの期間が続く感じでしょう。
色々な問題や課題に対処しながら、少しずつ環境的な整備はなされてきていますが、多くが最高値圏からすれば半値未満どころか3分の1、4分の1未満という水準で落ち着いた推移をしています。
BITCOIN/USD DAILY |
何らかの技術革新があり、BlockChain技術の将来に大きな恩恵をもたらすというような事態になれば、大きく値が動くこともあるかもしれませんが、現状は投機色の強い資本が足早に出入りを繰り返すような状況にはなく、もうしばらく値固めの期間が続く感じでしょう。
ラベル:
CRYPTO,
Editorial,
Elevator Pitch,
Geopolitics(地政学),
Intelligence,
Investment,
Market,
Trading,
ビットコイン,
暗号通貨
DXY(US DOLLAR INDEX) : Waving Higher
DXY(US DOLLAR INDEX)は、波打ちながら上昇軌道を維持しています。
金利上昇要因はUSDをサポートする材料として、米株式市場の混乱などは売り材料になっても良いのですが、今のところは新興国市場の混乱を嫌忌した資本流入の受け手になっているというイメージかもしれません。
市場混乱時に急落しがちなUSDJPYも落ち着いており、先行き不透明感の中でUSDは保有する通貨、増やす通貨、というステータスで落ち着いている模様ですね。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY |
金利上昇要因はUSDをサポートする材料として、米株式市場の混乱などは売り材料になっても良いのですが、今のところは新興国市場の混乱を嫌忌した資本流入の受け手になっているというイメージかもしれません。
市場混乱時に急落しがちなUSDJPYも落ち着いており、先行き不透明感の中でUSDは保有する通貨、増やす通貨、というステータスで落ち着いている模様ですね。
ラベル:
Currencies,
Editorial,
Elevator Pitch,
FX,
Geopolitics(地政学),
Intelligence,
Investment,
Market,
Trading,
ドルインデックス,
外国為替市場
JPY : Only Mild Strength Yet?
主要株式市場が10月最終週を前に年初来安値を割り込む展開となっていますが、JPYの上昇は極めてマイルドという印象が強いですね。
USDJPYは水準的にも111円台後半という事で、先週の最強通貨ではありますが、チャートを見てもこの程度です。
先週の動きではJPYの次に強かったのがUSDという事情もあるのですが、よくあるJPYの独歩高という相場にはなっていないという事です。
先週弱かったGBPとのクロスでは、当然ですがもう少し頑張っています。
GBPJPYは相変わらずよく動きますね。
いずれにしても株価の水準訂正は始まったばかりとの確信があれば、少しずつJPYのロングを増やしていくイメージですが、市場的には、まだそこまでのマインドセットには至っていないという事かと思います。
全てはここからの動きですね。
USDJPY DAILY |
先週の動きではJPYの次に強かったのがUSDという事情もあるのですが、よくあるJPYの独歩高という相場にはなっていないという事です。
先週弱かったGBPとのクロスでは、当然ですがもう少し頑張っています。
GBPJPY DAILY |
GBPJPYは相変わらずよく動きますね。
いずれにしても株価の水準訂正は始まったばかりとの確信があれば、少しずつJPYのロングを増やしていくイメージですが、市場的には、まだそこまでのマインドセットには至っていないという事かと思います。
全てはここからの動きですね。
ラベル:
Currencies,
Editorial,
Elevator Pitch,
FX,
Geopolitics(地政学),
Intelligence,
Investment,
Market,
Trading,
外国為替市場
Top FX Movers of the Week.(Oct.22nd - Oct.26th 2018)
2018年10月22日(月)~10月26日(金)の週次ベース主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. GBPJPY↓ 143.55 147.03 -348 -2.37%
2. GBPUSD↓1.2829 1.3065 -236 -1.81%
3. GBPCAD↓1.6813 1.7117 -304 -1.78%
4. GBPCHF↓1.2791 1.3018 -227 -1.74%
5. NZDJPY↓ 72.98 74.18 -120 -1.62%
6. EURJPY↓127.58 129.58 -200 -1.54%
7. GBPAUD↓1.8094 1.8349 -255 -1.39%
8. NZDUSD↓0.6521 0.6591 -70 -1.06%
9. AUDJPY↓ 79.31 80.14 -83 -1.04%
10. NZDCAD↓0.8549 0.8636 -87 -1.01%
上昇通貨 ⇒ JPY(4回),USD(2回),CAD(2回),CHF,AUD
下落通貨 ⇒ GBP(5回),NZD(3回),EUR,AUD
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. GBPJPY↓ 143.55 147.03 -348 -2.37%
2. GBPUSD↓1.2829 1.3065 -236 -1.81%
3. GBPCAD↓1.6813 1.7117 -304 -1.78%
4. GBPCHF↓1.2791 1.3018 -227 -1.74%
5. NZDJPY↓ 72.98 74.18 -120 -1.62%
6. EURJPY↓127.58 129.58 -200 -1.54%
7. GBPAUD↓1.8094 1.8349 -255 -1.39%
8. NZDUSD↓0.6521 0.6591 -70 -1.06%
9. AUDJPY↓ 79.31 80.14 -83 -1.04%
10. NZDCAD↓0.8549 0.8636 -87 -1.01%
上昇通貨 ⇒ JPY(4回),USD(2回),CAD(2回),CHF,AUD
下落通貨 ⇒ GBP(5回),NZD(3回),EUR,AUD
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2018年10月26日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. CADCHF↓0.7609 0.7630 -21 -0.28%
2. EURCAD↑1.4944 1.4912 +32 +0.21%
3. AUDCAD↑0.9298 0.9279 +19 +0.20%
4. NZDCAD↑0.8549 0.8532 +17 +0.20%
5. CADJPY↓ 85.38 85.55 -17 -0.20%
6. AUDCHF↓0.7066 0.7079 -13 -0.18%
7. USDCAD↑1.3107 1.3085 +22 +0.17%
8. GBPCHF↓1.2791 1.2811 -20 -0.16%
9. GBPCAD↑1.6813 1.6790 +23 +0.14%
10. USDCHF↓0.9971 0.9984 -13 -0.13%
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),EUR,AUD,NZD,JPY,USD,GBP
下落通貨 ⇒ CAD(7回),AUD,GBP,USD
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. CADCHF↓0.7609 0.7630 -21 -0.28%
2. EURCAD↑1.4944 1.4912 +32 +0.21%
3. AUDCAD↑0.9298 0.9279 +19 +0.20%
4. NZDCAD↑0.8549 0.8532 +17 +0.20%
5. CADJPY↓ 85.38 85.55 -17 -0.20%
6. AUDCHF↓0.7066 0.7079 -13 -0.18%
7. USDCAD↑1.3107 1.3085 +22 +0.17%
8. GBPCHF↓1.2791 1.2811 -20 -0.16%
9. GBPCAD↑1.6813 1.6790 +23 +0.14%
10. USDCHF↓0.9971 0.9984 -13 -0.13%
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),EUR,AUD,NZD,JPY,USD,GBP
下落通貨 ⇒ CAD(7回),AUD,GBP,USD
2018年10月21日日曜日
Review of the Week.(Oct.15th - Oct.19th 2018)
2018年10月15日(月)~10月19日(金)の週の簡単なReviewです。
*米9月FOMC議事録:タカ派的内容目立つ
→Trump大統領の牽制も虚しく、委員の多くが
利上げ回数の増加に傾斜
→過半数が経済実態に対して中立的な水準を一時的に
上回る水準への引き上げの必要性を支持
*サウジラビア人著名ジャーナリスト暗殺疑惑
→政権に批判的なカショギ氏がトルコのサウジ大使館内
で暗殺された模様
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は乱高下で週次では保合い推移
債券市場は価格反落(利回り反発)の動き
・日経平均は22,532.08円で越週(前週22,694.66円)
・米Dow→$25,444.34、S&P500→$2,767.78、Nasdaq→$7,449.03)
(前週 $25,339.99 $2,767.08 $7,496.89)
(前週比 +0.40% +0.02% -0.60%)
・米10年債利回りは、3.20%。(前週3.16%)
・米30年債利回りは、3.38%。(前週3.33%)
*米9月FOMC議事録:タカ派的内容目立つ
→Trump大統領の牽制も虚しく、委員の多くが
利上げ回数の増加に傾斜
→過半数が経済実態に対して中立的な水準を一時的に
上回る水準への引き上げの必要性を支持
*サウジラビア人著名ジャーナリスト暗殺疑惑
→政権に批判的なカショギ氏がトルコのサウジ大使館内
で暗殺された模様
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は乱高下で週次では保合い推移
債券市場は価格反落(利回り反発)の動き
・日経平均は22,532.08円で越週(前週22,694.66円)
・米Dow→$25,444.34、S&P500→$2,767.78、Nasdaq→$7,449.03)
(前週 $25,339.99 $2,767.08 $7,496.89)
(前週比 +0.40% +0.02% -0.60%)
・米10年債利回りは、3.20%。(前週3.16%)
・米30年債利回りは、3.38%。(前週3.33%)
②商品市場
・商品市場もサウジアラビア関連の報道に不安定な動きとなり、
原油価格は続落、貴金属は続伸の動き
・原油価格は1バレル当たり$69.29で越週(前週$71.55)
・金価格は1オンス当たり$1,226.65で越週(前週$1,217.76)
③為替市場
・南半球通貨(AUD,NZD)の堅調が継続
・GBP,CADが後退する流れ
・JPY上昇に一服感、USDも中立的
④暗号通貨
・暗号通貨は小幅に戻して膠着という流れ
・1BITCOIN=720,851円(前週698,150円)
ラベル:
Commodity,
CRYPTO,
Currencies,
Editorial.,
Elevator Pitch,
Fixed Income(債券),
Stock(株式),
ビットコイン,
暗号通貨,
金価格,
銀価格,
原油価格
GLOBAL STOCKS : Hanging In There
主要株式市場は日々乱高下モード。週次ベースでは粘っている感じでしょうか。
先週は、先々週からの流れで一気に崩れるシナリオもあったわけですが、日替わりの出入りの激しい値動きの中で週次ベースでは保合い推移で踏ん張っています。
兎に角目が離せませんね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
兎に角目が離せませんね。
CRUDE OIL : Now Below $70
原油価格はバレル単価で$70の節目を割り込んで越週しています。
サウジアラビア政府に批判的なジャーナリストの殺害事件が、今後どう展開していくのか、またそれが市場にどう影響するのかはよく見極めていかないといけません。
米国、トルコ、サウジアラビアと政治的にも非常に微妙な立ち位置での落としどころを探るプロセスに入りますが・・・・とにかく何というか・・・
それにしても怖い事件です・・・
CRUDE OIL DAILY |
サウジアラビア政府に批判的なジャーナリストの殺害事件が、今後どう展開していくのか、またそれが市場にどう影響するのかはよく見極めていかないといけません。
米国、トルコ、サウジアラビアと政治的にも非常に微妙な立ち位置での落としどころを探るプロセスに入りますが・・・・とにかく何というか・・・
それにしても怖い事件です・・・
PRECIOUS METALS : NOT BULLISH YET
貴金属価格は週次ベースで小幅な上昇でした。
下値が固まってきている印象もありますが、一方で上値の重さも相変わらずです。
チャート的には、修復モードではありますので、どこかで上に出てくるイメージがメインシナリオではないかと思っています。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
チャート的には、修復モードではありますので、どこかで上に出てくるイメージがメインシナリオではないかと思っています。
ラベル:
Commodity,
Editorial.,
Elevator Pitch,
Intelligence,
Investment,
Trading,
金価格、銀価格,
商品市場
BITCOIN : HANGING IN
DXY(US DOLLAR INDEX) : Looks Supported.
DXY(US DOLLAR INDEX)は、小動きでしたがレンジ内での堅調推移が続きているイメージです。
日次チャートは強気色が徐々に強まる印象ではありますね。
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY |
AUDNZD : BREAKING LOWER
きな臭い材料も増えている昨今ですが、このクロスが久し振りに下抜けの様相を強めており、リスク回避バイアスの一端を担っています。
一旦トレンドが確定すると実にしつこく継続する傾向のあるクロスですので、ちょっと注目しておいた方が良さそうですね。
DAILYチャートは超長期移動平均線(白線、黄線)を下に抜けてきています。
いい感じですね。
AUDNZD DAILY |
DAILYチャートは超長期移動平均線(白線、黄線)を下に抜けてきています。
いい感じですね。
Top FX Movers of the Week.(Oct.15th - Oct.19th 2018)
2018年10月15日(月)~10月19日(金)の週次ベース主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. GBPNZD↓1.9822 2.0206 -384 -1.90%
2. NZDCAD↑0.8636 0.8476 +160 +1.89%
3. NZDCHF↑0.6567 0.6453 +114 +1.77%
4. EURNZD↓1.7468 1.7760 -292 -1.64%
5. NZDJPY↑ 74.18 73.06 +112 +1.53%
6. NZDUSD↑0.6591 0.6508 +83 +1.28%
7. AUDNZD↓1.0802 1.0934 -132 -1.21%
8. GBPAUD↓1.8349 1.8486 -137 -0.74%
9. AUDCAD↑0.9329 0.9266 +63 +0.68%
10. GBPUSD↓1.3065 1.3152 -87 -0.66%
上昇通貨 ⇒ NZD(7回),AUD(2回),USD
下落通貨 ⇒ GBP(3回),CAD(2回),CHF,EUR,JPY,USD,AUD
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. GBPNZD↓1.9822 2.0206 -384 -1.90%
2. NZDCAD↑0.8636 0.8476 +160 +1.89%
3. NZDCHF↑0.6567 0.6453 +114 +1.77%
4. EURNZD↓1.7468 1.7760 -292 -1.64%
5. NZDJPY↑ 74.18 73.06 +112 +1.53%
6. NZDUSD↑0.6591 0.6508 +83 +1.28%
7. AUDNZD↓1.0802 1.0934 -132 -1.21%
8. GBPAUD↓1.8349 1.8486 -137 -0.74%
9. AUDCAD↑0.9329 0.9266 +63 +0.68%
10. GBPUSD↓1.3065 1.3152 -87 -0.66%
上昇通貨 ⇒ NZD(7回),AUD(2回),USD
下落通貨 ⇒ GBP(3回),CAD(2回),CHF,EUR,JPY,USD,AUD
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2018年10月19日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. AUDCAD↓0.9329 0.9345 -16 -0.17%
2. EURCAD↓1.5086 1.5109 -23 -0.15%
3. CADJPY↑ 85.89 85.76 +13 +0.15%
4. GBPCAD↓1.7117 1.7140 -23 -0.13%
5. AUDCHF↓0.7094 0.7103 -9 -0.13%
6. CHFJPY↑ 112.97 112.84 +13 +0.12%
7. EURCHF↓1.1471 1.1483 -12 -0.10%
8. NZDCAD↓0.8636 0.8644 -8 -0.09%
9. USDCAD↓1.3102 1.3114 -12 -0.09%
10. AUDUSD↓0.7120 0.7126 -6 -0.08%
上昇通貨 ⇒ CAD(6回),CHF(3回),USD
下落通貨 ⇒ AUD(3回),EUR(2回),JPY(2回),GBP,NZD,USD
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. AUDCAD↓0.9329 0.9345 -16 -0.17%
2. EURCAD↓1.5086 1.5109 -23 -0.15%
3. CADJPY↑ 85.89 85.76 +13 +0.15%
4. GBPCAD↓1.7117 1.7140 -23 -0.13%
5. AUDCHF↓0.7094 0.7103 -9 -0.13%
6. CHFJPY↑ 112.97 112.84 +13 +0.12%
7. EURCHF↓1.1471 1.1483 -12 -0.10%
8. NZDCAD↓0.8636 0.8644 -8 -0.09%
9. USDCAD↓1.3102 1.3114 -12 -0.09%
10. AUDUSD↓0.7120 0.7126 -6 -0.08%
上昇通貨 ⇒ CAD(6回),CHF(3回),USD
下落通貨 ⇒ AUD(3回),EUR(2回),JPY(2回),GBP,NZD,USD
2018年10月14日日曜日
Review of the Week.(Oct.8th - Oct.12th 2018)
2018年10月8日(月)~10月12日(金)の週の簡単なReviewです。
*米長期金利が続伸:数年振り水準に
→週初に10年債利回り3.261%(2011年5月以来)
30年債利回り3.446%(2014年7月以来)
*IMFが2018年、2019年の世界経済予測を下方修正
→米中関税合戦、新興経済の混乱を懸念
*独政府も自国経済の2018年、2019年見通しを下方修正
*米Trump大統領が連日FRBの利上げ姿勢を強く批判
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場下落幅が大幅に拡大
債券市場は価格反発(利回り反落)
・日経平均は、22,694.66円で越週(前週23,783.72円)
・米Dow→$25,339.99、S&P500→$2,767.08、Nasdaq→$7,496.89)
(前週 $26,448.68 $2,885.57 $7,788.45)
(前週比 -4.20% -4.10% -3.70%)
・米10年債利回りは、3.16%。(前週3.23%)
・米30年債利回りは、3.33%。(前週3.40%)
*米長期金利が続伸:数年振り水準に
→週初に10年債利回り3.261%(2011年5月以来)
30年債利回り3.446%(2014年7月以来)
*IMFが2018年、2019年の世界経済予測を下方修正
→米中関税合戦、新興経済の混乱を懸念
*独政府も自国経済の2018年、2019年見通しを下方修正
*米Trump大統領が連日FRBの利上げ姿勢を強く批判
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場下落幅が大幅に拡大
債券市場は価格反発(利回り反落)
・日経平均は、22,694.66円で越週(前週23,783.72円)
・米Dow→$25,339.99、S&P500→$2,767.08、Nasdaq→$7,496.89)
(前週 $26,448.68 $2,885.57 $7,788.45)
(前週比 -4.20% -4.10% -3.70%)
・米10年債利回りは、3.16%。(前週3.23%)
・米30年債利回りは、3.33%。(前週3.40%)
②商品市場
・商品市場も荒れ模様のSWING相場の展開
週次ベースでは原油価格は下落、金価格は上昇の流れ
・原油価格は1バレル当たり$71.55で越週(前週$74.34)
・金価格は1オンス当たり$1,217.76で越週(前週$1,202.84)
③為替市場
・市場混乱を背景にJPYが急伸
為替市場(通貨市場)全般のVolatilityは抑制的
・北米通貨、欧州通貨が比較劣位、JPY,AUD,NZDが比較優位の図式
④暗号通貨
・市場混乱の煽りで従来レンジをやや下抜けした水準で越週
・1BITCOIN=698,150円(前週746,917円)
ラベル:
Commodity,
CRYPTO,
Currencies,
Editorial.,
Elevator Pitch,
Fixed Income(債券),
Stock(株式),
ビットコイン,
暗号通貨,
外国為替市場,
商品市場
Long Term Yield : Mother of Volatility
向かうところ敵なしで、今後も特別な阻害要因はないとも思われていた米株市場を震撼させているのは言わずと知れた米長期金利の急騰です。
メディア勢もここまでは報道していますが、FRBの引締め継続スタンスが金利の先高観を強めていることが背景であるという解説ばかりが跋扈しているように感じます。
素人には分かりやすい説明ですが、世の中もう少し複雑であり、FRBの利上げは遠くない将来に打ち止めになることが明らかであり、現時点でその利上げの目的が金融引締めによるインフレ退治などではなく、金融政策の正常化である以上、上記の説明はある意味正しくありません。
金融政策の正常化というからには、現状を含むこれまでの状態が非正常(或いは異常)であったという事です。
リーマンショックなどの異常事態が発生すると金利を下げても景気が回復せず、ゼロ金利政策をとっても不十分となれば、これ以上金利は下げられないので金融当局は瀕死の病人への輸血のごとく瀕死の経済に流動性を強制的に注入しまくることで生命を維持してきました。
この状況は単純化されたイメージとして当局がひたすら輪転機を回して紙幣を刷って世間にばら撒くという絵柄で説明されてきましたが、実際には当局は鼠小僧のような配分はせずに、ひたすら大規模に市場に出回る債券を買い上げる代金という形で流動性を注入してきました。債券は価格が上がると利回りが低下しますので、長期債が買い上げられれば長期金利が下がるという景気に優しい循環が繰り返されてきました。買う債券が枯渇すると、今度はETFを中心に株式まで買い漁り、主要国の中央銀行はやっていることがヘッジファンドと変わらないと揶揄される状況にもなっていました。
非伝統的金融政策、量的緩和、異次元緩和などと言うのは上記の「非正常」な状態を見栄え良く表現したものに過ぎませんが、この前例のない景気刺激策は「行きは良い良い、帰りは恐い」という「とうりゃんせ金融政策」であり、始めるのは容易いが、止めるのが難しいという批判を浴び続けてきました。
この批判は正しいのですが無責任でもあり、実際的には瀕死の病人に強めの薬を投与するのに副作用を心配している場合ではないのです。今が問題であれば、今の状況に対処して、後々に起きるかもしれない問題にはそれが実際に起きた時に知恵を絞って対処するというのが為政者のあるべき姿でしょう。
幸運にも米国、欧州では景気の回復が続き、米国では遂に「帰りは恐い」と言う非伝統的金融緩和策の出口戦略が細心の注意を払いながら進められている訳ですが、FRBが政策金利(FF金利)を段階的に「正常値」まで引き戻していること以上に、最早長期債を買わない事、買って保有していた長期債を売却していくことによる債券市場の需給のどんでん返し的な変化を恐れた投資家やヘッジファンドが債券市場、特に先物市場で売り仕掛けをする事で価格低下⇒利回り上昇という持続的なトレンドが発生している訳です。
壮大な実験は成功を収めつつあるものの、上記の通り「帰りは恐い」とうりゃんせ作戦であっただけに出口戦略のドタバタが長期金利上昇、株式市場大幅調整という現状の背景にあるという事ですね。
こちらは日本経済新聞からの引用図になります。
流動性はVolatility抑制の特効薬です。流動性を引き上げることは、Volatility上昇要因である事だけは間違いありません。
投資よりもトレードという時代に突入するのかどうか・・・・そんな今日この頃ですね。
メディア勢もここまでは報道していますが、FRBの引締め継続スタンスが金利の先高観を強めていることが背景であるという解説ばかりが跋扈しているように感じます。
素人には分かりやすい説明ですが、世の中もう少し複雑であり、FRBの利上げは遠くない将来に打ち止めになることが明らかであり、現時点でその利上げの目的が金融引締めによるインフレ退治などではなく、金融政策の正常化である以上、上記の説明はある意味正しくありません。
金融政策の正常化というからには、現状を含むこれまでの状態が非正常(或いは異常)であったという事です。
リーマンショックなどの異常事態が発生すると金利を下げても景気が回復せず、ゼロ金利政策をとっても不十分となれば、これ以上金利は下げられないので金融当局は瀕死の病人への輸血のごとく瀕死の経済に流動性を強制的に注入しまくることで生命を維持してきました。
この状況は単純化されたイメージとして当局がひたすら輪転機を回して紙幣を刷って世間にばら撒くという絵柄で説明されてきましたが、実際には当局は鼠小僧のような配分はせずに、ひたすら大規模に市場に出回る債券を買い上げる代金という形で流動性を注入してきました。債券は価格が上がると利回りが低下しますので、長期債が買い上げられれば長期金利が下がるという景気に優しい循環が繰り返されてきました。買う債券が枯渇すると、今度はETFを中心に株式まで買い漁り、主要国の中央銀行はやっていることがヘッジファンドと変わらないと揶揄される状況にもなっていました。
非伝統的金融政策、量的緩和、異次元緩和などと言うのは上記の「非正常」な状態を見栄え良く表現したものに過ぎませんが、この前例のない景気刺激策は「行きは良い良い、帰りは恐い」という「とうりゃんせ金融政策」であり、始めるのは容易いが、止めるのが難しいという批判を浴び続けてきました。
この批判は正しいのですが無責任でもあり、実際的には瀕死の病人に強めの薬を投与するのに副作用を心配している場合ではないのです。今が問題であれば、今の状況に対処して、後々に起きるかもしれない問題にはそれが実際に起きた時に知恵を絞って対処するというのが為政者のあるべき姿でしょう。
幸運にも米国、欧州では景気の回復が続き、米国では遂に「帰りは恐い」と言う非伝統的金融緩和策の出口戦略が細心の注意を払いながら進められている訳ですが、FRBが政策金利(FF金利)を段階的に「正常値」まで引き戻していること以上に、最早長期債を買わない事、買って保有していた長期債を売却していくことによる債券市場の需給のどんでん返し的な変化を恐れた投資家やヘッジファンドが債券市場、特に先物市場で売り仕掛けをする事で価格低下⇒利回り上昇という持続的なトレンドが発生している訳です。
壮大な実験は成功を収めつつあるものの、上記の通り「帰りは恐い」とうりゃんせ作戦であっただけに出口戦略のドタバタが長期金利上昇、株式市場大幅調整という現状の背景にあるという事ですね。
こちらは日本経済新聞からの引用図になります。
流動性はVolatility抑制の特効薬です。流動性を引き上げることは、Volatility上昇要因である事だけは間違いありません。
投資よりもトレードという時代に突入するのかどうか・・・・そんな今日この頃ですね。
GLOBAL STOCKS : Eventually Shaken?
主要株式市場は連鎖的な下落の動きとなりました。ニュースメディアも連日冒頭で取り上げるような展開でしたね。中間選挙に向けて支持基盤を盤石にしたいTrump大統領も連日の株式市場の下落に苛立ちを隠せずにFRB批判を連発しています。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
欧州株は大黒柱の独政府が2018年、2019年の経済見通しの下方修正を発表するなどの材料もありDAXなどはダウ理論のお手本のような下げっぷりです。
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
米株は断崖絶壁パターンですが、200日移動平均線に絡む水準での攻防となっています。
NIKKEI225 DAILY |
日経平均もレンジ下限を200日線にサポートされながら遂に上抜けしていたものが、一気にその200日線まで戻ってきたイメージです。
米、日のマーケットは200日移動平均線(チャート上の白い太線です)の攻防が重要になっていると思います。
大きなガス抜きが始まったのか、乗り遅れていた投資家には絶好の買い場を提供しているのか・・・・200日線との位置関係に注目しながら判断していくイメージではないでしょうか。
長期金利と200日線から目を離さないで行きましょう。
長期金利と200日線から目を離さないで行きましょう。
VIX : Got Knocked Up
VIX指数は当然ながら急騰しました。
従来レンジの上限(チャート上の赤の横線)を一気に踏み越えてきました。
従来は急騰の後に急落が来るパターンでその前にOptionを売却するという勝ちパターンがありましたが、今回のVIX急騰はどうなるでしょうか。
当然カギを握るのは株式市場の動向ですが、その株式市場の動向を左右するのが長期金利の動向だと思われるので、ファンダメンタルズとして長期金利の動向を睨みながら株や通貨のテクニカル判断をしていく状況がしばらく続くのではないかと思います。
VIX DAILY |
従来は急騰の後に急落が来るパターンでその前にOptionを売却するという勝ちパターンがありましたが、今回のVIX急騰はどうなるでしょうか。
当然カギを握るのは株式市場の動向ですが、その株式市場の動向を左右するのが長期金利の動向だと思われるので、ファンダメンタルズとして長期金利の動向を睨みながら株や通貨のテクニカル判断をしていく状況がしばらく続くのではないかと思います。
CRUDE OIL : Lost Some Steam
長期金利上昇、株式市場の大きめの調整、IMFなどの世界経済の見通し下方修正などの原油需要の減少を予測させる材料が目白押しと言ってよい中で、先週の原油価格は流石に調整を余儀なくされています。
原油価格の下落に関しては、週足も$71.50水準と節目の$70を切ったわけでもなく、チャート的にも壊滅的なダメージはないという状態かと思います。
短期移動平均以外は右上がりでもあり、今のところ左程慌てるレベルの調整ではないという印象ですね。
CRUDE OIL DAILY |
短期移動平均以外は右上がりでもあり、今のところ左程慌てるレベルの調整ではないという印象ですね。
PRECIOUS METALS : WILD SWING CONTINUES
先週の貴金属価格は、これまた上下の振れ幅の大きいSWING相場でした。
週足としては上昇していますが、週前半は大崩の予感さえするような下落もあって見ていて非常に疲れる値動きでしたね。
下げて、粘って、また下げるというパターンの続く貴金属価格ですが、特にGOLDはよく押し返してきました。
ブル転宣言の条件は満たしませんがしつこい下げバイアスを一旦解消した格好ではあります。
SILVERはまだベアマーケットが継続の形状ですね。
GOLD続伸でSILVER救済となるかどうかが今後の注目点ではないでしょうか。
根っこのポイントは、長期金利上昇という材料からインフレ懸念でGOLDに資金が流入しているのか、株価急落で流出した資金が一時避難で貴金属に流入してきただけなのかという事かもしれません。
週足としては上昇していますが、週前半は大崩の予感さえするような下落もあって見ていて非常に疲れる値動きでしたね。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
ブル転宣言の条件は満たしませんがしつこい下げバイアスを一旦解消した格好ではあります。
SILVERはまだベアマーケットが継続の形状ですね。
GOLD続伸でSILVER救済となるかどうかが今後の注目点ではないでしょうか。
根っこのポイントは、長期金利上昇という材料からインフレ懸念でGOLDに資金が流入しているのか、株価急落で流出した資金が一時避難で貴金属に流入してきただけなのかという事かもしれません。
BITCOIN : Put to Another Test
暗号通貨は再浮上のきっかけをつかめないままレンジ相場が続き、短期の投機的な資本はブームとともに去っていった分大きく崩れるリスクも小さいとも思われますが、株式市場の混乱の煽りを受ける格好で従来レンジを舐めるような底値水準での越週となっています。
週足の水準はチャートを見ても過去何度もここで支えられては踏み止まった水準であることがわかります。
先週は円高にもなっているので円建ての価格でも70万円を割り込んでおり、いよいよ後半に入る10月相場でもう一段の試練に晒される展開となりそうです。
BITCOIN以外でも暗号通貨全般の状況として、所謂マイニング収益についてもマイニング設備の維持費、ランニングコストを賄えなくなってきており、何らかのブレイクスルーが必要な状況にあると言えそうです。
説明を追加 |
先週は円高にもなっているので円建ての価格でも70万円を割り込んでおり、いよいよ後半に入る10月相場でもう一段の試練に晒される展開となりそうです。
BITCOIN以外でも暗号通貨全般の状況として、所謂マイニング収益についてもマイニング設備の維持費、ランニングコストを賄えなくなってきており、何らかのブレイクスルーが必要な状況にあると言えそうです。
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DXY(US DOLLAR INDEX) : Neutral Here
DXY(US DOLLAR INDEX)は、金融市場が混乱する中で水準的には中立ゾーンに位置しています。長期金利の上昇が一義的にはUSD上昇要因である一方で米株市場のダメージなどもあって中立ゾーンでのレンジ取引がメインになっています。
現行水準は週足や月足でも中立的な水準にあるようです。
チャートだけ見ていると、下げ余地の方に興味を惹かれる感じではありますね・・・
DXY(US DOLLAR INDEX) DAILY |
現行水準は週足や月足でも中立的な水準にあるようです。
DXY(US DOLLAR INDEX) WEEKLY |
DXY(US DOLLAR INDEX) MONTHLY |
Top FX Movers of the Week.(Oct.8th - Oct.12th 2018)
2018年10月8日(月)~10月12日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. CADJPY↓ 86.19 87.87 -168 -1.91%
2. NZDCAD↑0.8476 0.8332 +144 +1.73%
3. AUDCAD↑0.9266 0.9124 +142 +1.56%
4. USDJPY↓ 112.23 113.72 -149 -1.31%
5. CHFJPY↓ 113.19 114.65 -146 -1.27%
6. NZDUSD↑0.6508 0.6437 +71 +1.10%
7. NZDCHF↑ 0.6453 0.6385 +68 +1.06%
8. GBPJPY↓ 147.60 149.16 -156 -1.05%
9. EURJPY↓ 129.74 131.03 -129 -0.98%
10. AUDUSD↑0.7116 0.7049 +67 +0.95%
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),NZD(3回),AUD(2回)
下落通貨 ⇒ CAD(3回),USD(3回),CHF(2回),GBP,EUR
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1. CADJPY↓ 86.19 87.87 -168 -1.91%
2. NZDCAD↑0.8476 0.8332 +144 +1.73%
3. AUDCAD↑0.9266 0.9124 +142 +1.56%
4. USDJPY↓ 112.23 113.72 -149 -1.31%
5. CHFJPY↓ 113.19 114.65 -146 -1.27%
6. NZDUSD↑0.6508 0.6437 +71 +1.10%
7. NZDCHF↑ 0.6453 0.6385 +68 +1.06%
8. GBPJPY↓ 147.60 149.16 -156 -1.05%
9. EURJPY↓ 129.74 131.03 -129 -0.98%
10. AUDUSD↑0.7116 0.7049 +67 +0.95%
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),NZD(3回),AUD(2回)
下落通貨 ⇒ CAD(3回),USD(3回),CHF(2回),GBP,EUR
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2018年10月12日(金)の北米時間の最終4時間の主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips)変動(%)
1. CADJPY↑ 86.19 85.85 +34 +0.40%
2. AUDJPY↑ 79.87 79.61 +26 +0.33%
3. NZDJPY↑ 73.06 72.85 +21 +0.29%
4. USDJPY↑112.23 111.98 +25 +0.22%
5. GBPCAD↓1.7123 1.7161 -38 -0.22%
6. CADCHF↑0.7614 0.7598 +16 +0.21%
7. GBPJPY↑147.60 147.30 +30 +0.20%
8. EURJPY↑129.74 129.48 +26 +0.20%
9. EURCAD↓1.5054 1.5080 -26 -0.17%
10. AUDCHF↑0.7056 0.7044 +12 +0.17%
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),AUD(2回),NZD,USD,GBP,EUR
下落通貨 ⇒ JPY(6回),CHF(2回),GBP,EUR
通貨ペア 終値 始値 変動(pips)変動(%)
1. CADJPY↑ 86.19 85.85 +34 +0.40%
2. AUDJPY↑ 79.87 79.61 +26 +0.33%
3. NZDJPY↑ 73.06 72.85 +21 +0.29%
4. USDJPY↑112.23 111.98 +25 +0.22%
5. GBPCAD↓1.7123 1.7161 -38 -0.22%
6. CADCHF↑0.7614 0.7598 +16 +0.21%
7. GBPJPY↑147.60 147.30 +30 +0.20%
8. EURJPY↑129.74 129.48 +26 +0.20%
9. EURCAD↓1.5054 1.5080 -26 -0.17%
10. AUDCHF↑0.7056 0.7044 +12 +0.17%
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),AUD(2回),NZD,USD,GBP,EUR
下落通貨 ⇒ JPY(6回),CHF(2回),GBP,EUR
2018年10月7日日曜日
Review of the Week.(Oct.1st - Oct.5th 2018)
2018年10月1日(月)~10月5日(金)の週の簡単なReviewです。
*NAFTA再交渉で米とカナダが合意
→8月に予備的合意に達したメキシコと3か国で妥結
*米9月雇用統計:予想下回るも安定した内容
→非農業部門就業者数(NFP)は134千人増(予想185千人増)
→失業率は3.9%から3.7%に低下(49年振り水準)
→平均賃金は前月比0.3%増(前月0.5%増)
*カナダ9月雇用統計も堅調
→新規雇用者数は63.3千人増(予想25千人増)
→失業率も6.0%から5.9%に低下
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は10月は軟調スタート
債券市場は価格低下(利回り上昇)
・日経平均は、23,783.72円で越週(前週24,120.04円)
・米Dow→$26,448.68、S&P500→$2,885.57、Nasdaq→$7,788.45)
(前週 $26,458.24 $2,913.94 $8,046.35)
(前週比 -0.04% -0.98% -3.20%)
・米10年債利回りは、3.23%。(前週3.05%)
・米30年債利回りは、3.40%。(前週3.20%)
②商品市場
・商品市場は全般に堅調なスタート
・原油価格は1バレル当たり$74.34で越週(前週$73.44)
・金価格は1オンス当たり$1,202.84で越週(前週$1,191.70)
③為替市場
・為替市場の10月第1週は抑制的なVolatilityだが、
南半球通貨(NZD,AUD)が揃って下落する展開
・米とディールが成立したCADは堅調
GBP,USDも上昇サイド
④暗号通貨
・暗号通貨市場は横ばい推移が継続
・1BITCOIN=746,917円(前週744,539円)
*NAFTA再交渉で米とカナダが合意
→8月に予備的合意に達したメキシコと3か国で妥結
*米9月雇用統計:予想下回るも安定した内容
→非農業部門就業者数(NFP)は134千人増(予想185千人増)
→失業率は3.9%から3.7%に低下(49年振り水準)
→平均賃金は前月比0.3%増(前月0.5%増)
*カナダ9月雇用統計も堅調
→新規雇用者数は63.3千人増(予想25千人増)
→失業率も6.0%から5.9%に低下
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は10月は軟調スタート
債券市場は価格低下(利回り上昇)
・日経平均は、23,783.72円で越週(前週24,120.04円)
・米Dow→$26,448.68、S&P500→$2,885.57、Nasdaq→$7,788.45)
(前週 $26,458.24 $2,913.94 $8,046.35)
(前週比 -0.04% -0.98% -3.20%)
・米10年債利回りは、3.23%。(前週3.05%)
・米30年債利回りは、3.40%。(前週3.20%)
②商品市場
・商品市場は全般に堅調なスタート
・原油価格は1バレル当たり$74.34で越週(前週$73.44)
・金価格は1オンス当たり$1,202.84で越週(前週$1,191.70)
③為替市場
・為替市場の10月第1週は抑制的なVolatilityだが、
南半球通貨(NZD,AUD)が揃って下落する展開
・米とディールが成立したCADは堅調
GBP,USDも上昇サイド
④暗号通貨
・暗号通貨市場は横ばい推移が継続
・1BITCOIN=746,917円(前週744,539円)
ラベル:
Commodity,
CRYPTO,
Currencies,
Editorial.,
Elevator Pitch,
Fixed Income(債券),
Stock(株式),
暗号通貨,
外国為替市場,
金価格、銀価格,
原油価格
GLOBAL STOCKS : A Bit Softer.
10月第1週の主要株式市場は、やや軟調なスタートとなりました。
どうという事のない」レンジ取引で、比較的静かなスタートとなりました。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI225 DAILY |
欧州は基本ベアのまま、日経は米国追随ですので、第2週の特に米株の動向を注視していきましょう。
VIX : A Bit Higher.
VIX指数は、米株市場の失速感を背景に小幅に上昇といった動きでした。
直近レンジの高値圏から一旦ミドルラインまで下げてきたところでサポートされると、一気に反発して再び直近レンジの上限近くまで上げてきました。
ここからはレンジブレイク的な上昇があるなら株価は調整に入るシナリオですね。10月相場は始まったばかりです。注目していきましょう。
VIX DAILY |
直近レンジの高値圏から一旦ミドルラインまで下げてきたところでサポートされると、一気に反発して再び直近レンジの上限近くまで上げてきました。
ここからはレンジブレイク的な上昇があるなら株価は調整に入るシナリオですね。10月相場は始まったばかりです。注目していきましょう。
CRUDE OIL :
原油価格は10月に入っても堅調に推移中です。
一気に$75を超えていくような動きから一転して週の後半には調整してきました。チャートは非常にしっかりしていますね。
まだまだSWINGがあるでしょうが、チャート形状は非常に健全という感じですね。
CRUDE OIL DAILY |
まだまだSWINGがあるでしょうが、チャート形状は非常に健全という感じですね。
PRECIOUS METALS : HANGING IN
貴金属価格は、下値が堅い印象が強まっているように思いますが、まだまだ上も重い状況でレンジを形成中です。
安定していますが、SILVERの方が反発気運が高まってきている印象もありますね。
貴金属は原油を追いかけるような流れを作れるかどうかですね。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
貴金属は原油を追いかけるような流れを作れるかどうかですね。
BITCOIN : Quiet
暗号通貨は落ち着いた、蚊帳の外的な展開になっています。
暗号通貨全体が一時のような注目を浴びる対象ではなくなっていることもありますが、先週も非常に値幅の小さい方向感のない展開でした。
円建てでも70万円台前半でのレンジ取引にずっと収まっているイメージですね。
ほんの夏場ごろにはまだ年内に5倍奈土という強気の大胆予想も出ていましたが、最近ではそういう事を言っていた人を見かけなくなってきました。
一時のブームは凄かったですが、暗号通貨全体の復活にはまだまだ時間がかかるイメージで臨みましょう。
BITCOIN/USD DAILY |
暗号通貨全体が一時のような注目を浴びる対象ではなくなっていることもありますが、先週も非常に値幅の小さい方向感のない展開でした。
円建てでも70万円台前半でのレンジ取引にずっと収まっているイメージですね。
ほんの夏場ごろにはまだ年内に5倍奈土という強気の大胆予想も出ていましたが、最近ではそういう事を言っていた人を見かけなくなってきました。
一時のブームは凄かったですが、暗号通貨全体の復活にはまだまだ時間がかかるイメージで臨みましょう。
DXY(US DOLLAR INDEX) : Good Run-Up and What
DXY(US DOLLAR INDEX)は、非常に鋭角的な上昇をした後にやや勢いが鈍っての越週です。
今回の上昇で前回高値を髭ではない実体部分で超えているのは好材料です。
赤いラインくらいまでの調整はあってよいのですが、そこを切らずに切り返すと結構なUSD高相場になるかもしれません。
DXY(US DOLLAR INDEX)/USD |
赤いラインくらいまでの調整はあってよいのですが、そこを切らずに切り返すと結構なUSD高相場になるかもしれません。
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