*米長期金利が続伸:数年振り水準に
→週初に10年債利回り3.261%(2011年5月以来)
30年債利回り3.446%(2014年7月以来)
*IMFが2018年、2019年の世界経済予測を下方修正
→米中関税合戦、新興経済の混乱を懸念
*独政府も自国経済の2018年、2019年見通しを下方修正
*米Trump大統領が連日FRBの利上げ姿勢を強く批判
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場下落幅が大幅に拡大
債券市場は価格反発(利回り反落)
・日経平均は、22,694.66円で越週(前週23,783.72円)
・米Dow→$25,339.99、S&P500→$2,767.08、Nasdaq→$7,496.89)
(前週 $26,448.68 $2,885.57 $7,788.45)
(前週比 -4.20% -4.10% -3.70%)
・米10年債利回りは、3.16%。(前週3.23%)
・米30年債利回りは、3.33%。(前週3.40%)
②商品市場
・商品市場も荒れ模様のSWING相場の展開
週次ベースでは原油価格は下落、金価格は上昇の流れ
・原油価格は1バレル当たり$71.55で越週(前週$74.34)
・金価格は1オンス当たり$1,217.76で越週(前週$1,202.84)
③為替市場
・市場混乱を背景にJPYが急伸
為替市場(通貨市場)全般のVolatilityは抑制的
・北米通貨、欧州通貨が比較劣位、JPY,AUD,NZDが比較優位の図式
④暗号通貨
・市場混乱の煽りで従来レンジをやや下抜けした水準で越週
・1BITCOIN=698,150円(前週746,917円)