2019年7月15日(月)~7月19日(金)の週の簡単なReviewです。
*英下院がEUとの合意なき無秩序BREXITを阻止する法案を可決
→次期首相の有力候補らが主張する強硬策への防止策
→与党の一部が賛成or棄権に回った事で可決
*イラン情勢緊迫化の動き
→イランが核協定違反レベルのウラン濃縮を継続
→米がイランの無人探査機を撃墜
→イランが英タンカーを拿捕
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・先週の主要株式市場は揃って下落、
債券市場は価格反発(利回り反落)の流れ
・日経平均は、21,466.99円で越週(前週21,685.90円)
・米Dow→$27,154.61、SP500→$2,976.63、Nasdaq→$8,146.49)
(前週 $27,331.90 $3,013.70 $8,244.14)
(前週比 -0.64% -1.23% -1.19% )
・米10年債利回りは、2.05%(前週2.12%)
・米30年債利回りは、2.58%(前週2.64%)
②商品市場
・先週の商品市場は、原油価格が反落する一方で貴金属価格は
続伸する展開
・原油価格はイラン情勢等を背景に上下の振れ幅が大きい展開
となるも1バレル当たり$56.07で越週(前週$60.23)
・金価格は1オンス当たり$1,425.31で越週(前週$1,414.60)
☆先週は出遅れていた銀価格の顕著な上昇に注目が集まる展開
③外国為替市場
・先週も南半球通貨が上伸、NZDが牽引する展開が継続
・英国の次期首相レースの展開を見ながら無秩序BREXIT
への警戒などを背景にGBPが最弱通貨
④暗号通貨
・前週来の調整圧力が継続する流れに総じて値下がり
・米FRB議長に続き国際的な枠組みでFB社のリブラを牽制する
動きが広がる中でBITCOIN等既存通貨も総じて下落
・1BITCOIN=1,173,861円(執筆時点)