2007年8月15日水曜日

The day of doom has come. But for whom?

いよいよ8月15日。

終戦の日でしょうか。実は今日はここ数週間Xデーとして注目され続けてきた運命の日です。

1 お盆休日で日本の特に東京市場の流動性が極端に落ちる。(可能性が高い)

2 米国債の償還と利払いが過去最大規模で訪れる。(100billon$とも400billion$とも)

3 世界的な株価調整で投資家の体力が落ちている。

4サブプライム問題で米ドルに不安がある。

主にこれらの問題で、場合によっては大変なドル売り・円買い方向のフロー(要するに円転)が出るのではないかという憶測があるのです。

前日となる昨日火曜日にも世界中から本件に関する質問を受けましたし、期待も不安も聞かれました。投機筋は一勝負してやろうという意欲満々で、輸出企業や投資家は心配して注目していると言う図式でしょうか。

実はそんな中で火曜日の夕方には全く反対のフロー、つまり円売りも出てきて我々を驚かせたのですが、どうやら火曜日までは117円台も固く、このままではあまり盛り上がりそうにないので他人より先に円のロングポジションを手仕舞っておこうと言う投機筋や、世間が円高期待をしているこのタイミングで新規海外投資用の外貨の手当てをしようという投資家も随分とたのではないか言う印象です。

実は今は午前5時過ぎで出勤前のシャワーを浴びる前に書いています。既に書きましたがこの夏には完全にバテ気味で毎晩帰宅後には思わずPCに向かわずに寝てしまう今日この頃なのですが、今晩も相場次第ではグッタリして帰宅する可能性もありそうです。

注文通りの円高となるか、カウンターの円売りが出て投機筋が絶叫の手仕舞いをする展開か・・・はたまた何事もないお騒がせで終わるお盆か?

通貨オプション市場のVolatilityの建値は、ドル円とクロス円のみが逆イールドで短期が長期を上回る状態となっています。これは、大突っ込みもあり、大戻しもありと言う乱高下に備えた状態ともいえますがこれから結果を見てきます。

Good luck to everyone today. Protect yourselves at all time.