2011年4月18日月曜日

Unexpected Contraction of Imports.

多くのエコノミストやストラテジストの方々が震災の影響による生産能力の低下が不可避である事から(サプライショック)生産能力の低下⇒輸出の低下となる一方で、復興需要やエネルギー需要から輸入の大幅増加も確実なので2011年は持続的な円安相場となると言う予想をしています。

我々も基本的に同じ相場展開を予想しているのですが、どうやら足元に関しては輸出以上に輸入が減少していると言うデータがあります。

短期的には何でもありなのですが、確かに原油を例にとってもそのままで燃やせるものではなく、精製してから使用する事になる訳です。どうやらそのRefineryの設備(精製施設)のダメージもあって原油の輸入が減少していると言う話も聞いているのですが同様の話が結構あるようです。

それにしてもこの状況で輸出以上に輸入が減っていると言うのは短期的であるにしても驚きであり、この期間の日本経済は実に大きな縮小を経験した事になるのでしょう。

武士の子孫たる我々はこの国難に覚悟と志を持って対処するべしと言う想いが一層強くなりました。兎に角ここから頑張りましょう。