2012年8月19日日曜日

Top FX Movers Last Week.

日本がお盆の週であるなど、特に前半は動きの限られた先週の金融市場でしたが、少し気になる兆候として米国の長期金利が反発気配を強めてきました(長期債の下落バイアスが上昇)。
 今週以降の展開次第では大きな材料となってくる可能性があるので注意してみていきましょう。

では、先週末時点の週次ベースの主要通貨ペアの変動率上位です。

  通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
EURJPY 98.08     96.17   +191   +1.95% 

CHFJPY   81.64     80.08   +156   +1.91% 

AUDCHF 1.0141   1.0330   -189    -1.86% 

EURAUD 1.1835   1.1618   +217   +1.83% 

CADJPY  80.37     78.96     +141   +1.75% 

AUDCAD 1.0303  1.0480    -177    -1.72% 

GBPJPY   124.80  122.73    +207   +1.66% 

USDJPY   79.54    78.25      +129   +1.62% 

AUDUSD 1.0416  1.0575     -159    -1.53% 

GBPAUD 1.5057   1.4828    +229   +1.52% 

通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ EUR,CHF,CAD,GBP,USDが全て2回ずつ登場。
下落通貨 ⇒  JPY,AUDが5回ずつ登場。

豪ドルと日本円が下落と言うのが特徴ですので基本的には欧米通貨の反発と言う事になります。米ドルの長期金利上昇や豪ドル投資の過密感が背景であり、円に関しては上昇余地が非常に限られてきた可能性も有りそうです。