2013年4月21日日曜日

Bloody but Precious Metals.

金や銀のマーケットは一息ついている感じではありますが、暫くはダメージコントロールが継続するのではないでしょうか。
Gold Daily ⇒ Taking a Breather.











Silver Daily ⇒ Holding its Breath.

これだけのVolatilityですから当然どこに行っても貴金属市場の事は話題に上がります。

少しインサイダー的な立場にいる人達からはやはり市場規模の問題が大きいと言う指摘が多いです。

先ずは週末週初以外は基本的に24時間動いているような為替市場と商品市場の抜本的な違いがあります。為替市場では時折週越えで観測される”窓開け”のような値動きも商品市場では日々の寄り値、引け値の間で平気で起きている事ですし、裾野の拡大から大口プレーヤーが同時に仕掛けても失敗する事の方が多い為替市場とは違い、まだまだ商品市場では需給の均衡を投機が壊してしまうような事象も平気で起こるのだと言う事は再認識されるべきだと思いました。

需給だけ見れば、中国やインドなどは今後も大口の輸入者であり続けるでしょうが、貴金属は特に押し目の期間が長期化する傾向があるので、長期投資の目線での買い場探しはじっくり慌てずと言うスタンスで良いのではないでしょうか。