2015年7月19日日曜日

Review of the Week.(July 13th - July 17th.2015)

2015年7月13日(月)~7月17日(金)の週の簡単なReviewです。

金融市場

欧州の一応の混乱回避。堅調な米国経済指標。FRBの利上げ断行が近いとの観測の再浮上などが主だったVolatilityの供給源でした

①株式市場 / 債券市場

 ・欧州の一応の混乱回避により株式市場急回復
  債券市場も堅調な推移で利回りは小幅に低下
 ・米Nasdaqの史上最高値更新など堅調な海外株に加えて
  中国、香港株も堅調で日経平均も2万円台を回復
 ・日経平均は5日続伸で20,450円で越週。(前週19,779.83円)
  17日(金)は値幅が47円で今年最小
 ・米Dow→$18,086.45、S&P500→$2,126.62、Nasdaq→$5,210.14)
 (前週   $17,759.88                $2,076.55                $4,997.70)
 (前週比     +1.8%           +2.4%            +4.3% )
  ・米10年債利回りは、2.35%。(前週2.40%)
 ・米30年債利回りは、3.08%。(前週3.19%)

②商品市場

 ・商品市場は低迷
  核問題の進展によるイランからの輸出増期待で原油関係が
  大幅下落且つFRB利上げ観測から貴金属なども低迷継続。
 ・原油価格は、バレル単価で$50.80で越週。(前週$52.74)
  原油価格は先週▲4%、今月(7月)は▲15%の大幅下落
 ・金価格はオンス単価で$1,133.48で越週。(前週$1,162.39)
  一時1,130.70まで下落2010年4月以来の最安値

③為替市場

 ・欧州混乱と米の年内利上げ観測の上昇でUSD上昇
 ・EURは大きめの反落市場は欧州がギリシャに振り回される
  流れを嫌気
 ・USD高、EUR安ともに5月以来の高値圏
 ・ドル円も124円台を回復し、1ヶ月ぶりの高値圏