2018年2月4日日曜日

Review of the Week.(Jan.29th - Feb.2nd 2018)

2018年1月29日(月)~2月2日(金)の週の簡単なReviewです

*米2月FOMC:現行金融政策を維持
→FF金利を1.25%~1.50%で据置き
→インフレ上昇予測から3月にも追加利上げを示唆

*米1月雇用統計:引き続き強い内容
→非農業部門雇用者数(NFP)が200千人増(予想180千人増)
→失業率は4.1%で横ばい(17年ぶり低水準)
→賃金は前年比で2009年6月以来の大幅な伸び

*日本:財務省から為替市場のVolatilityに対する懸念表明
→足元の為替市場のVolatility上昇傾向に懸念表明
→今後の動向を注視する方針

*暗号通貨全体が週を通して大幅な下落
→1Bitcoin=908,228円(前週1,197,438円)
→Coincheckからの暗号通貨NEMの大量流出の余波や
 各国における規制強化の動きなどが背景

金融市場

①株式市場 / 債券市場

米の金融引締め加速観測などを材料に主要株式市場は大きめの
 調整債券市場も売り込まれ利回り急騰の展開
・日経平均は、23,274.53円で越週。(前週23,631.88円)
・米Dow→$25,520.96、S&P500→$2,762.13、Nasdaq→$7,240.95)
 (前週 $26,614.02              $2,872.79                $7,505.77)
 (前週比  -4.12%          -3.86%          -3.53%)
米株は金曜日に2009年6月以来の大幅下落(単日ベース)
・米10年債利回りは、2.84%。(前週2.66%)
・米30年債利回りは、3.08%。(前週2.90%)

②商品市場

雇用統計後のUSD反発を受けて商品市場全般が金曜日に下落する展開
・原油価格は、1バレル当たり$65.11で越週。(前週$66.11)
・金価格は、1オンス当たり$1,331.49で越週。($1,349.70)

③為替市場

週次ベースでUSDが反発欧州通貨が強い流れ
・コモディティ通貨、JPYが下落する流れ。
・USDJPYは、110円台まで反発。