2018年4月2日(月)~4月6日(金)の週の簡単なReviewです。
*米中間で報復関税の応酬の様相
*米2月貿易赤字が9.5年振り規模にまで拡大
→2月は輸入も輸出も過去最高額となるも
赤字額は$57.6bioにまで拡大(2008年10月以来の規模)
*米3月の雇用統計:一部予想を下回るも無難な内容との評価
→NFP(非農業部門雇用者数)は、103千人増(予想193千人増)
→失業率は4.1%で横ばい
→平均賃金は上昇
*加3月の雇用データは予想を上回る堅調
→3月の雇用者数は32.3千人増(予想20千人増)
→失業率は5.8%で横ばい
→1月の落ち込み分が大きく2018年第1四半期では依然40千人の減少
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は引き続き不安定な上値抑制の動き
債券市場は価格反落(利回り反発)の動き
・日経平均は、21,567.52円で越週(前週21,454.30円)
・米Dow→$23,932.49、S&P500→$2,604.44、Nasdaq→$6,915.11)
(前週 $24,159.98 $2,641.46 $7,063.45)
(前週比 -0.7% -1.4% -2.1%)
・米10年債利回りは、2.78%。(前週2.74%)
・米30年債利回りは、3.02%。(前週2.97%)
②商品市場
・商品市場は斑模様の週。
米中報復関税合戦を受けて原油が続落、貴金属は堅調推移。
・原油価格は1バレル当たり$61.98で越週(前週$64.94)
・金価格は1オンス当たり$1,332.86で越週(前週$1,325.50)
③為替市場
・為替市場は落ち着いた展開。
・週次ベースの上昇サイドはCAD,CAD,NZD。
下落サイドはJPY,CHF,EURが中心。
④暗号通貨
・暗号通貨は苦戦する展開が継続。
上昇局面もあるが上値は限定的な展開。
・1Bitcoin=734,082円(前週742,216円)