最近はRiskのOn-Offが殆ど週替りの攻防となっており、大抵の通貨は相対的な強弱が複数週に跨らずに反転しているような印象です。先週も殆ど前週(先々週)の動きの寄り戻しと言う感じでした。
通貨ペア 先週終値 前週終値 値幅(pips) 値幅(%)
①CADCHF↑0.8841 0.8418 +423 +4.78%
②AUDCHF↑0.9118 0.8730 +388 +4.26%
③EURCHF↑1.2309 1.1818 +491 +3.99%
④CADJPY↑ 84.25 81.32 +293 +3.48%
⑤NZDCHF↑0.6994 0.6762 +232 +3.32%
⑥USDCAD↓0.9578 0.9880 -302 -3.15%
⑦AUDJPY↑ 86.94 84.31 +263 +3.03%
⑧EURJPY↑ 117.37 114.06 +331 +2.82%
⑨AUDUSD↑1.0763 1.0487 +276 +2.56%
⑩GBPCAD↓1.5388 1.5765 -377 -2.45%
変動率の大きい上位10ペアの内訳は上昇通貨としての登場でCADが4回,AUDが3回,EURが2回でNZDが一度となっています。下落サイドでは前週に最強だったCHFが4回,JPYが3回,USDが2回でGBPが一度登場しています。
値幅も結構大きかったですね。先週はギリシャ問題が短期的なクライマックスを迎えたものの結果的に追加救済措置の目処が立った事からリスク回避バイアスが一気に後退した格好ですね。株式や商品市場の反発も大きくCADやAUDが気を吐く流れとなっています。