2015年7月13日(月)~7月17日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
欧州の一応の混乱回避。堅調な米国経済指標。FRBの利上げ断行が近いとの観測の再浮上などが主だったVolatilityの供給源でした。
①株式市場 / 債券市場
・欧州の一応の混乱回避により株式市場急回復。
債券市場も堅調な推移で利回りは小幅に低下。
・米Nasdaqの史上最高値更新など堅調な海外株に加えて
中国、香港株も堅調で日経平均も2万円台を回復。
・日経平均は5日続伸で20,450円で越週。(前週19,779.83円)
17日(金)は値幅が47円で今年最小。
・米Dow→$18,086.45、S&P500→$2,126.62、Nasdaq→$5,210.14)
(前週 $17,759.88 $2,076.55 $4,997.70)
(前週比 +1.8% +2.4% +4.3% )
・米10年債利回りは、2.35%。(前週2.40%)
・米30年債利回りは、3.08%。(前週3.19%)
②商品市場
・商品市場は低迷。
核問題の進展によるイランからの輸出増期待で原油関係が
大幅下落且つFRB利上げ観測から貴金属なども低迷継続。
・原油価格は、バレル単価で$50.80で越週。(前週$52.74)
原油価格は先週▲4%、今月(7月)は▲15%の大幅下落。
・金価格はオンス単価で$1,133.48で越週。(前週$1,162.39)
一時1,130.70まで下落。2010年4月以来の最安値。
③為替市場
・欧州混乱と米の年内利上げ観測の上昇でUSD上昇。
・EURは大きめの反落。市場は欧州がギリシャに振り回される
流れを嫌気。
・USD高、EUR安ともに5月以来の高値圏。
・ドル円も124円台を回復し、1ヶ月ぶりの高値圏。