2015年6月29日(月)~7月3日(金)の週の簡単なReviewです。
ギリシャ情勢の緊迫、中国株の急落、米独立記念日休暇、それによる2日(木)の米6月雇用統計の発表と非常に神経質な週でしたが、結果的には、それ故に動けずと言う印象だったと思います。
米6月雇用統計は、NFPが+223千人(予想+225千人)ち予想通りで失業率は5.3%と7-years' lowとなりましたが、5月のNFPの+280千人→+254千人の下方修正などもあり全体的にはパンチ力に欠ける内容という評価でした。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・基調は株式下落、債券上昇(利回り低下)の動き。
・日経平均も週初に大幅下落。その後は一定の反発。
週足は20,539.79円で越週。(前週20,706.15円)
・米Dow→$17,727.41、S&P500→$2,076.43、Nasdaq→$5,009.21)
(前週 $17,947.75 $2,101.74 $5,080.51)
(前週比 -1.2% -1.2% -1.4% )
・米10年債利回りは、2.39%。(前週2.48%)
・米30年債利回りは、3.19%。(前週3.26%)
(注)米国市場は7月2日(木)の終値。
②商品市場
・商品市場もギリシャ情勢やイラン核交渉などの材料あるも小動きの週。
・原油価格は、バレル単価で$56.53で越週。(前週$59.57)
・金価格はオンス単価で$1,165.51で越週。(前週$1,173.54)
③為替市場
・JPYとUSDが上昇。結果クロス円の下落が目立つ展開。
・EURは週初に売られて寄り付くもその後は持ち直す展開。
・AUDの下落が継続。先週も最弱通貨。
・雇用統計後にUSDは失速する展開。