2015年9月21日(月)~9月25日(金)の週の簡単なReviewです。
*FRB Yellen議長 「2015年中の利上げを見込んでいる」。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場、債券市場ともに軟調(利回り上昇)。
・日経平均は、1万8千円割れの越週。
週の終値は、17,880.51円。(前週18,070.21円)
・米Dow→$16,314.4、S&P500→$1,931.42、Nasdaq→$4,686.50)
(前週 $16,383.12 $1,958.08 $4,827.23)
(前週比 -0.4% -1.4% -2.9% )
・米10年債利回りは、2.17%。(前週2.13%)
・米30年債利回りは、2.97%。(前週2.93%)
②商品市場
・値幅は小さいが週次ベースで商品市場全般に堅調推移。
・原油価格はバレル単価で$45.56で越週。(前週$44.92)
・金価格はオンス単価で$1,146.26で越週。(前週$1,138.60)
③為替市場
・USD軟調地合いが先行するもFRB議長の年内利上げ発言を受けて
後半にUSD買い戻しが活発化する展開。
・週の終値はUSDインデックスが約5週間振りの高値圏で越週。
・AUD、GBPは反落する展開。EURやCHFも終盤に失速感。
・USDJPYは119円台固く、120円台半ばで越週。
2015年9月27日日曜日
Global Stocks : Still Fluid at Best.
株式市場ですが、引き続き足元が固まらない展開です。
基本的に先週の株価は陰線ですが、高値、下値がヒゲになり、結局は明確な方向感にも欠ける流れではありました。
ただ、次に大きく動くのは上昇ではなく下落であるという予想も非常に増えてきている印象があります。
米国の年内利上げ可能性も再上昇という中で、来週は9月から10月への月替わりもありますので注視していきましょう。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
ただ、次に大きく動くのは上昇ではなく下落であるという予想も非常に増えてきている印象があります。
米国の年内利上げ可能性も再上昇という中で、来週は9月から10月への月替わりもありますので注視していきましょう。
USD : Back to Neutral.
先週後半のUSD全般のRecoveryはお見事でしたが、テクニカル的には、思った程下がらずに中立ゾーンに戻ってきたと言った程度でしょうか。
US DOLLAR INDEX |
FRBのYellen議長が年内の利上げがメインシナリオである旨を明確にしましたが、9月25日(金)時点での金利先物市場における12月乗り上げの織り込み度合いは39%と4割にも満たない状況ですので、市場は未だに疑心暗鬼という状況かと思われます。
タイミングも良かったということかもしれませんが、USDはこれで約5週間ぶりの水準にまで反発しているので、今後市場が米国の利上げを確信し、債券市場がそれを織り込む動きが拡大するとUSDの上値余地も拡大していく流れとなるのでしょうか。中国経済や世界株式市場の安定にも未だ時間がかかりそうな状況ですが、10月~12月の間には金融市場としても大きな節目となるような展開が待っているかもしれませんね。
GBP : OOPS !?
先週のUSD回復過程の中で、特別に足元をすくわれた格好なのがGBPでした。
先行する2週間の上昇を先週の1週間で全戻しした格好です。
GBPは、USD以外のライバル通貨にも地歩を譲る展開でした。
GBPのVolatilityは、週明け以降の為替市場でも大きな注目材料のひとつとなります。
GBPUSD DAILY |
先行する2週間の上昇を先週の1週間で全戻しした格好です。
GBPは、USD以外のライバル通貨にも地歩を譲る展開でした。
EURGBP DAILY |
GBPCHF DAILY |
GBPJPY DAILY |
AUD : The Weakest of the Week.
AUDも一転先週は最弱通貨となっています。
特に私のお気に入りでもあるAUDNZDのチャートが見事な折れ曲がり方ですね。
相変わらずの心電図のようなチャートが継続しており、少量でもショートが大きく機能する展開でしたね。
AUDはここからショートで追いかける状況には無いと見ていますが、長期の方向感は下向きと思われますので、戻りを見極めていきたいところです。
AUDUSD DAILY |
AUDJPY DAILY |
AUDNZD DAILY |
特に私のお気に入りでもあるAUDNZDのチャートが見事な折れ曲がり方ですね。
相変わらずの心電図のようなチャートが継続しており、少量でもショートが大きく機能する展開でしたね。
AUDはここからショートで追いかける状況には無いと見ていますが、長期の方向感は下向きと思われますので、戻りを見極めていきたいところです。
Crude Oil and Precious Metals : Stable at the Moment.
原油価格、貴金属は安定推移となっています。
原油は、綺麗なレンジ相場で安定推移。次のレンジブレイクが上方であれば非常に綺麗な底打ち確認のパターンとなりますね。
貴金属も、Higher Bottomで立ち上がってきている形状です。崩れずにじわじわとでも上昇していけると前回高値更新あたりで加速が付く展開も可能性ありでしょう。
上手く入って長期保有できる展開になると良いのですがね。
CRUDE OIL |
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
貴金属も、Higher Bottomで立ち上がってきている形状です。崩れずにじわじわとでも上昇していけると前回高値更新あたりで加速が付く展開も可能性ありでしょう。
上手く入って長期保有できる展開になると良いのですがね。
Top FX Movers of the Week.(Sept.21st - Sept.25th.2015)
2015年9月21日(月)~9月25日(金)の週を通した主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDUSD↓0.7024 0.7190 -166 -2.36%
2.GBPUSD↓1.5186 1.5522 -336 -2.21%
3.AUDNZD↓1.0999 1.1233 -234 -2.13%
4.GBPNZD↓2.3784 2.4251 -467 -1.96%
5.AUDJPY↓ 84.63 86.26 -163 -1.93%
6.GBPJPY↓ 182.96 186.20 -324 -1.77%
7.AUDCAD↓0.9362 0.9505 -143 -1.53%
8.EURAUD↑1.5941 1.5700 +241 +1.51%
9.AUDCHF↓0.6866 0.6959 -93 -1.35%
10.GBPCAD↓2.0245 2.0517 -272 -1.34%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ USD(2回),NZD(2回),JPY(2回),CAD(2回),EUR,CHF
下落通貨 ⇒ AUD(6回),GBP(4回)
The Final Round Rush on Sept.25th 2015 : How Currencies Finished the Week.
2015年9月25日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADJPY↓ 90.36 90.59 -23 -0.25%
2.AUDJPY↓ 84.63 84.82 -19 -0.22%
3.USDJPY↓120.48 120.72 -24 -0.20%
4.CHFJPY↓123.13 123.36 -23 -0.19%
5.EURCAD↑1.4930 1.4906 +24 +0.16%
6.EURAUD↑1.5941 1.5918 +23 +0.14%
7.NZDJPY↓ 76.90 77.01 -11 -0.14%
8.GBPJPY↓182.96 183.22 -26 -0.14%
9.EURUSD↑1.1201 1.1186 +15 +0.13%
10.AUDCHF↓0.6866 0.6875 -9 -0.13%
通貨レベルに分解すると以下のようになりました。
上昇通貨 ⇒ JPY(6回),EUR(3回),CHF
下落通貨 ⇒ AUD(3回),CAD(2回),USD(2回),CHF,NZD,GBP
2015年9月21日月曜日
Review of the Week.(Sept.14th - Sept.18th.2015)
2015年9月14日(月)~9月18日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
* 米FOMCは9月の利上げを見送り。
* 大手格付け会社Moody'sが仏国債をAa2に格下げ。
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は終盤に失速。債券市場は小幅に上昇(利回り低下)。
・日経平均も18千円水準から立ち上がれず週後半に苦戦。
週足は18,070.21円で越週。(前週18,264.22円)
・米Dow→$16,383.12、S&P500→$1,958.08、Nasdaq→$4,827.23)
(前週 $16,433.09 $1,961.04 $4,822.34 )
(前週比 -0.3% -0.15% +0.1% )
・米10年債利回りは、2.13%。(前週2.19%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.96%)
②商品市場
・原油価格は安定推移なるも終盤に失速感強まる。
貴金属には立ち上がりの傾向。
・原油価格は、バレル単価で$44.92で越週。(前週$44.78)
・金価格は、オンス単価で$1,138.60で越週。(前週$1,107.76)
③為替市場
・FOMC利上げなしでUSD売りの流れが先行。
・後半にはUSD,JPYともに反発傾向を強める。
・終盤は仏国債格下げ等の動きから欧州通貨が失速。
・AUDの反発は継続中。
・株価の失速に合わせてクロス円に下向きバイアス。
金融市場
* 米FOMCは9月の利上げを見送り。
* 大手格付け会社Moody'sが仏国債をAa2に格下げ。
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は終盤に失速。債券市場は小幅に上昇(利回り低下)。
・日経平均も18千円水準から立ち上がれず週後半に苦戦。
週足は18,070.21円で越週。(前週18,264.22円)
・米Dow→$16,383.12、S&P500→$1,958.08、Nasdaq→$4,827.23)
(前週 $16,433.09 $1,961.04 $4,822.34 )
(前週比 -0.3% -0.15% +0.1% )
・米10年債利回りは、2.13%。(前週2.19%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.96%)
②商品市場
・原油価格は安定推移なるも終盤に失速感強まる。
貴金属には立ち上がりの傾向。
・原油価格は、バレル単価で$44.92で越週。(前週$44.78)
・金価格は、オンス単価で$1,138.60で越週。(前週$1,107.76)
③為替市場
・FOMC利上げなしでUSD売りの流れが先行。
・後半にはUSD,JPYともに反発傾向を強める。
・終盤は仏国債格下げ等の動きから欧州通貨が失速。
・AUDの反発は継続中。
・株価の失速に合わせてクロス円に下向きバイアス。
Global Stocks : Finishing Weak.
大きな値幅と言う程でもないのですが、終わり方が非常に弱いのが気になります。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
米FOMCの利上げ見送りは明らかに国際情勢、株式市場への配慮に基づくものと言えますが、市場がこれを好感しているとは言い難い状況にあります。
Moody'sによる仏国債の格下げの影響なども気になるところです。
オプション市場でもPUTオプションの需要増が顕著のようで、警戒感の強まりを感じながらの週越えとなります。
Precious Metals : Doing Better.
貴金属価格に上向きの風・・?
株式市場にもGold関連株の人気がしっかり上昇中ですので、今回の上昇の持続力を注視していきましょう。
USDにも欧州通貨にも売り材料がある中で、通貨不信が拡大するなら復活上昇の余地も広がりそうですが、水準的には以前値ごろ感はありなので注目しています。
株式市場にもGold関連株の人気がしっかり上昇中ですので、今回の上昇の持続力を注視していきましょう。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
AUD : Still Feeling the Wind on its Back.
AUDの復活ロードが継続していますが・・・
先週後半は、USDに対してもJPYに対してもやけに上ヒゲの目立つチャート形状が気になりますね。
Prop勢のAUDロングは先週かなり利確されているようですので、ポジションの傾きが縮小した今週の動きに注目しましょう。
AUDUSD DAILY |
AUDJPY DAILY |
先週後半は、USDに対してもJPYに対してもやけに上ヒゲの目立つチャート形状が気になりますね。
Prop勢のAUDロングは先週かなり利確されているようですので、ポジションの傾きが縮小した今週の動きに注目しましょう。
AUDNZD : Looking For Direction
株式市場の不透明感も払拭できない中で、投資家センチメントのバロメータとも言われるAUDNZDのクロス取引も面白いようなSWING相場となっています。
これ・・・心電図かと思いますね。
目先は一旦下向きとなりそうですが、そのままサポートを崩すような下落相場があれば面白い展開になるでしょう。
逆に上昇なら大相場にはならないと思います。
控えめのスケベショートで時を待つか?
AUDNZD DAILY |
これ・・・心電図かと思いますね。
目先は一旦下向きとなりそうですが、そのままサポートを崩すような下落相場があれば面白い展開になるでしょう。
逆に上昇なら大相場にはならないと思います。
控えめのスケベショートで時を待つか?
Top FX Movers of the Week.(Sept.14th - Sept.18th 2015)
2015年9月14日(月)~9月18日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
前週からのAUDの反発が継続。USDやJPYは先週もUnder Performerに回っています。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURAUD↓ 1.5700 1.5983 -283 -1.80%
2.EURNZD↓ 1.7641 1.7945 -304 -1.72%
3.AUDUSD↑ 0.7190 0.7088 +102 +1.42%
4.AUDCHF↑ 0.6959 0.6863 +96 +1.38%
5.NZDUSD↑ 0.6395 0.6312 +83 +1.30%
6.NZDCHF↑ 0.6192 0.6112 +80 +1.29%
7.AUDCAD↑ 0.9505 0.9399 +106 +1.12%
8.NZDCAD↑ 0.8454 0.8369 +85 +1.01%
9.EURGBP↓ 0.7276 0.7346 -70 -0.96%
10.AUDJPY↑ 86.26 85.48 +78 +0.90%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ AUD(5回),NZD(4回),GBP
下落通貨 ⇒ EUR(3回),USD(2回),CHF(2回),CAD(2回),JPY
前週からのAUDの反発が継続。USDやJPYは先週もUnder Performerに回っています。
The Final Round Rush on Sept.18th 2015: How Currencies Finished the Week.
2015年9月18日(金)の北米時間の最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.USDCHF↑ 0.9680 0.9616 +64 +0.66%
2.EURUSD↓ 1.1297 1.1366 -69 -0.61%
3.CHFJPY↓ 123.87 124.61 -74 -0.60%
4.USDCAD↑ 1.3219 1.3150 +69 +0.52%
5.EURJPY↓ 135.52 136.22 -70 -0.52%
6.AUDUSD↓ 0.7190 0.7225 -35 -0.49%
7.CADJPY↓ 90.74 91.11 -37 -0.41%
8.GBPUSD↓ 1.5522 1.5580 -58 -0.37%
9.NZDUSD↓ 0.6395 0.6418 -23 -0.36%
10.AUDJPY↓ 86.26 86.57 -31 -0.36%
通貨レベルへの分解結果は以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ USD(6回),JPY(4回)
下落通貨 ⇒ CHF(2回),EUR(2回),CAD(2回),AUD(2回),GBP,NZD
週越えの資本はUSDとJPYに向かう傾向があったというところでしょうか。
2015年9月13日日曜日
Review of the Week.(Sept.7th - Sept.11th 2015)
2015年9月7日(月)~9月11日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*FOMC前のConsolidation Phase。
*調整色が強まる中、株価などは一定の回復。
*USD,JPYにも下落圧力がかかる展開。
①株式市場 / 債券市場
・FOMC前の調整的な動きの中で株価回復、債券下落(利回り上昇)。
・日経平均も大きなSWING相場となったが、1万8千円台を回復して
越週。週終値は、18,264.22円。(前週17,792.16)
・米Dow→$16,433.09、S&P500→$1,961.04、Nasdaq→$4,822.34)
(前週 $16,102.58 $1,921.24 $4,683.92 )
(前週比 +2.0% +2.0% +2.9% )
・米10年債利回りは、2.19%。(前週2.13%)
・米30年債利回りは、2.96%。(前週2.89%)
②商品市場
・株式市場が持ち直す中、商品市場は下落圧力。
・原油価格はGoldman Sachsの先行き予想下方修正なども影響。
バレル単価で$44.78で越週。(前週$46.02)
・金価格は、オンス単価で$1,107.76で越週。(前週$1,121.50)
③為替市場
・為替市場も前週までの動きに調整が入る流れ。
・FOMCを控えてUSD,JPYが反落。
・AUD、GBPは反発。
・GBP反発は、BOEのタカ派スタンス堅持確認後に加速。
・予想通りではあったがRBNZ利下げ断行でNZDは立ち遅れ気味。
・今週もFOMC,BOJ,SNBの会合が焦点。
金融市場
*FOMC前のConsolidation Phase。
*調整色が強まる中、株価などは一定の回復。
*USD,JPYにも下落圧力がかかる展開。
①株式市場 / 債券市場
・FOMC前の調整的な動きの中で株価回復、債券下落(利回り上昇)。
・日経平均も大きなSWING相場となったが、1万8千円台を回復して
越週。週終値は、18,264.22円。(前週17,792.16)
・米Dow→$16,433.09、S&P500→$1,961.04、Nasdaq→$4,822.34)
(前週 $16,102.58 $1,921.24 $4,683.92 )
(前週比 +2.0% +2.0% +2.9% )
・米10年債利回りは、2.19%。(前週2.13%)
・米30年債利回りは、2.96%。(前週2.89%)
②商品市場
・株式市場が持ち直す中、商品市場は下落圧力。
・原油価格はGoldman Sachsの先行き予想下方修正なども影響。
バレル単価で$44.78で越週。(前週$46.02)
・金価格は、オンス単価で$1,107.76で越週。(前週$1,121.50)
③為替市場
・為替市場も前週までの動きに調整が入る流れ。
・FOMCを控えてUSD,JPYが反落。
・AUD、GBPは反発。
・GBP反発は、BOEのタカ派スタンス堅持確認後に加速。
・予想通りではあったがRBNZ利下げ断行でNZDは立ち遅れ気味。
・今週もFOMC,BOJ,SNBの会合が焦点。
Top FX Movers of the Week.(Sept.7th - Sept.11th 2015)
2015年9月7日(月)~9月11日(金)の週を通した週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDJPY↑ 85.48 82.21 +327 +3.83%
2.GBPJPY↑185.99 180.54 +545 +2.93%
3.EURJPY↑136.66 132.66 +400 +2.93%
4.AUDUSD↑0.7088 0.6908 +180 +2.54%
5.AUDCAD↑0.9399 0.9170 +229 +2.44%
6.AUDCHF↑0.6863 0.6713 +150 +2.19%
7.AUDNZD↑1.1225 1.0989 +236 +2.10%
8.NZDJPY↑ 76.13 74.79 +134 +1.76%
9.CHFJPY↑124.49 122.39 +210 +1.69%
10.GBPUSD↑1.5423 1.5170 +253 +1.64%
通貨レベルに分解すると以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ AUD(5回),GBP(2回),EUR,NZD,CHF
下落通貨 ⇒ JPY(5回),USD(2回),CAD,CHF,NZD
FOMCに向けたConsolidationの中で、JPY,USDが反落し、
AUD、GBPが大きめの反発という図式です。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年9月11日(金)の北米時間における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDCHF↓0.6112 0.6154 -42 -0.69%
2.CADCHF↓0.7299 0.7349 -50 -0.69%
3.EURCHF↓1.0976 1.1048 -72 -0.66%
4.GBPCHF↓1.4937 1.5027 -90 -0.60%
5.USDCHF↓0.9684 0.9739 -55 -0.57%
6.AUDCHF↓0.6863 0.6901 -38 -0.55%
7.CHFJPY↑124.49 123.87 +62 +0.50%
8.EURJPY↓136.66 136.88 -22 -0.16%
9.NZDJPY↓ 76.13 76.25 -12 -0.16%
10.CADJPY↓ 90.91 91.05 -14 -0.15%
締め際にはとにかくCHFが買われたという結果ですね。
通貨レベルへの分解は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ CHF(6回),EUR(2回),NZD,CAD
下落通貨 ⇒ JPY(4回),NZD,CAD,EUR,GBP,USD,AUD
2015年9月6日日曜日
Review of the Week.(Aug.31st - Sept.4th.2015)
2015年8月31日(月)~9月4日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*株式市場の反落でリスク回避バイアスへ逆戻り。
*米雇用統計はバラ色ではないが一定の評価は確保。
失業率低下や賃金上昇のデータはポジティブ。
*米利上げ(9月 or 10月 ...?)の動向や今週はBOE,BOC,RBNZ
の動向に注目が集まる。
①株式市場/債券市場
・株式市場は反落。債券市場小幅上昇(利回り低下)。
・日経平均も大きく反落。再び1万8千円割れへ。
週足は、17,792.16円で越週。(前週19,136.32円)
・米Dow→$16,102.58、S&P500→$1,921.24、Nasdaq→$4683.92)
(前週 $16,642.47 $1,988.80 $4,828.33 )
(前週比 -3.2% -3.4% -3.0% )
・米10年債利回りは、2.13%。(前週2.19%)
・米30年債利回りは、2.89%。(前週2.91%)
②商品市場
・商品市場全般的に安定推移。
・原油価格小幅続伸。貴金属は苦戦する展開。
・原油価格はバレル単価で$46.02で越週。(前週$45.43)
・金価格は、オンス単価で$1,121.50で越週。(前週$1,133.80)
③為替市場
・JPYとUSDが独走する展開。
・原油価格安定の恩恵からCADも他通貨をOutperform。
・BOEのスタンス変化が焦点となるGBPの下落が顕著。
・今週もAUD,NZDがUnderperformerの先頭に。
・RBNZの利上げを織り込みにいく形での下落が続くNZDは
今週が一つの山場か。
金融市場
*株式市場の反落でリスク回避バイアスへ逆戻り。
*米雇用統計はバラ色ではないが一定の評価は確保。
失業率低下や賃金上昇のデータはポジティブ。
*米利上げ(9月 or 10月 ...?)の動向や今週はBOE,BOC,RBNZ
の動向に注目が集まる。
①株式市場/債券市場
・株式市場は反落。債券市場小幅上昇(利回り低下)。
・日経平均も大きく反落。再び1万8千円割れへ。
週足は、17,792.16円で越週。(前週19,136.32円)
・米Dow→$16,102.58、S&P500→$1,921.24、Nasdaq→$4683.92)
(前週 $16,642.47 $1,988.80 $4,828.33 )
(前週比 -3.2% -3.4% -3.0% )
・米10年債利回りは、2.13%。(前週2.19%)
・米30年債利回りは、2.89%。(前週2.91%)
②商品市場
・商品市場全般的に安定推移。
・原油価格小幅続伸。貴金属は苦戦する展開。
・原油価格はバレル単価で$46.02で越週。(前週$45.43)
・金価格は、オンス単価で$1,121.50で越週。(前週$1,133.80)
③為替市場
・JPYとUSDが独走する展開。
・原油価格安定の恩恵からCADも他通貨をOutperform。
・BOEのスタンス変化が焦点となるGBPの下落が顕著。
・今週もAUD,NZDがUnderperformerの先頭に。
・RBNZの利上げを織り込みにいく形での下落が続くNZDは
今週が一つの山場か。
Global Stocks : Back in Turmoil.
大きく下落、大きく回復、大きく再下落・・・・金融市場は落ち着き場を探しながら混迷の度を深めてすらいるようです。
値幅が出ているのでチャートが雑というか荒っぽい展開になっています。
株式市場全体に関して言えば、反発力が弱く、継続力もなかったという展開でしょうか。
9月相場も相応のVolatilityがありそうです。一旦落ち着いても反発力が感じられなければ反落という展開が繰り返されるのではないでしょうか。
上値よりも下値の更新が頻繁な展開に備えるべきかと思われます。
DAX30 DAILY |
FT100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
値幅が出ているのでチャートが雑というか荒っぽい展開になっています。
株式市場全体に関して言えば、反発力が弱く、継続力もなかったという展開でしょうか。
9月相場も相応のVolatilityがありそうです。一旦落ち着いても反発力が感じられなければ反落という展開が繰り返されるのではないでしょうか。
上値よりも下値の更新が頻繁な展開に備えるべきかと思われます。
GBP : Now In Focus.
GBPの下落がえぐいですよー。
ともに前回安値をBreakして加速すらしている感じです。まさに下に抜けた形状ですね。
今週の注目材料であるBOEのスタンスがハト派色が強まるもんであれば、このトレンドに大きな追い風が吹くという予想が跋扈しています。
8月には真逆の理由で堅調だったGBPですが、俄かに表面化した中国リスクは様々なシナリオを反転させ始めているのかもしれません。
我々もひっくり返らないように気をつけましょう。
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
ともに前回安値をBreakして加速すらしている感じです。まさに下に抜けた形状ですね。
今週の注目材料であるBOEのスタンスがハト派色が強まるもんであれば、このトレンドに大きな追い風が吹くという予想が跋扈しています。
8月には真逆の理由で堅調だったGBPですが、俄かに表面化した中国リスクは様々なシナリオを反転させ始めているのかもしれません。
我々もひっくり返らないように気をつけましょう。
JPY : Strong on Crosses.
USDJPYは、先々週末が121.73、先週高値が121.42、先週安値が118.60、週足が119.05となかなかのSWINGでした。
日経平均も1万8千円割れ、USDJPYも120円割れという事で9月はちょっとした正念場になるかもしれません。
クロス円はもっと大きなSWING相場ですが、円高の兆候は当局も非常に気にしているところではないでしょうか。
とにかく値幅が出るのでポジションていくの機会は多く、上手く泳いでいるトレーダーも多いですね。ただし、同じ理由から逆を食らった場合の損切りも迅速である必要があります。十分に気をつけましょう。
USDJPY DAILY |
日経平均も1万8千円割れ、USDJPYも120円割れという事で9月はちょっとした正念場になるかもしれません。
クロス円はもっと大きなSWING相場ですが、円高の兆候は当局も非常に気にしているところではないでしょうか。
とにかく値幅が出るのでポジションていくの機会は多く、上手く泳いでいるトレーダーも多いですね。ただし、同じ理由から逆を食らった場合の損切りも迅速である必要があります。十分に気をつけましょう。
AUDJPY DAILY |
CHFJPY DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPJPY DAILY |
AUD,NZD : Still Looking South..
ここまでとは思わなかったという市場参加者も多いことでしょう。過去2週間くらいで非常に多くの利益確定の買い推奨が出ていた南半球通貨ですが、反発力が見えてきません。
最近はリーマンショックで駆逐されたかつての花形であるSWAP狙いの高金利通貨長期保有戦略の商材などがミイラのごとく復活して売り出されたりもしていましたが・・・・・心配になりますね・・・
長期投資モードよりも短期、中期のトレーディング目線で戻り売りの機会を狙うほうが良い相場だと思いますので注意しましょう。
AUDUSD DAILY |
AUDJPY DAILY |
NZDUSD DAILY |
最近はリーマンショックで駆逐されたかつての花形であるSWAP狙いの高金利通貨長期保有戦略の商材などがミイラのごとく復活して売り出されたりもしていましたが・・・・・心配になりますね・・・
長期投資モードよりも短期、中期のトレーディング目線で戻り売りの機会を狙うほうが良い相場だと思いますので注意しましょう。
Crude Oil : Now Out-of-Focus Consolidation.
長らく金融市場の震源地であった原油市場は株式市場や為替市場の乱高下も他人事のように安定した値動きとなっています。
陽線、陰線が入り混じる展開ながら原油価格は先週も週次ベースで陽線を維持して価格もバレル単価で$47台となりました。
9月相場は原油価格をどこに運ぶつもりでしょうか。
ベースのモメンタムは上向きと見ていますが、注視していきましょう。
CRUDE OIL DAILY |
陽線、陰線が入り混じる展開ながら原油価格は先週も週次ベースで陽線を維持して価格もバレル単価で$47台となりました。
9月相場は原油価格をどこに運ぶつもりでしょうか。
ベースのモメンタムは上向きと見ていますが、注視していきましょう。
Precious Metals : Still In Consolidation.
貴金属の低迷が続きます。下抜けしないまでも立ち上がりが弱いんですね・・・
世界中の中央銀行がインフレの幻を追いかけるような政策を長期継続中ですが、なかなか後ろ姿を捉えることすら難儀している状況です。
G20では、通貨安競争にならないようにとの牽制合戦があったようですが、現時点ではインフレ懸念も通貨不信もリスクが顕在化していませんので、なかなか貴金属の出番がきませんね。
資産の一定比率(20%未満が多いですが)を貴金属で持つというのは鉄則になっていますが、それを行うのに悪いレベルではないという程度で、積極的に持ち高を増やしましょうという状況ではないという感じなのかと思います。
昨今の状況では、大口購入者である中国の動向も気になるところですね。
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
世界中の中央銀行がインフレの幻を追いかけるような政策を長期継続中ですが、なかなか後ろ姿を捉えることすら難儀している状況です。
G20では、通貨安競争にならないようにとの牽制合戦があったようですが、現時点ではインフレ懸念も通貨不信もリスクが顕在化していませんので、なかなか貴金属の出番がきませんね。
資産の一定比率(20%未満が多いですが)を貴金属で持つというのは鉄則になっていますが、それを行うのに悪いレベルではないという程度で、積極的に持ち高を増やしましょうという状況ではないという感じなのかと思います。
昨今の状況では、大口購入者である中国の動向も気になるところですね。
Top FX Movers of the Week.(Aug.31st - Sept.4th.2015)
2015年8月31日(月)~9月4日(金)の週のを通した主要通貨の週次パフォーマンスです。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDUSD↓0.6454 0.6682 -228 -3.53%
2.NZDCAD↓0.8525 0.8806 -281 -3.30%
3.AUDJPY↓ 87.09 89.21 -212 -2.43%
4.GBPJPY↓187.19 191.49 -430 -2.30%
5.EURJPY↓136.00 138.97 -297 -2.18%
6.CHFJPY↓126.27 128.93 -266 -2.11%
7.AUDUSD↓0.7163 0.7309 -146 -2.04%
8.GBPUSD↓1.5398 1.5690 -292 -1.90%
9.NZDCHF↓0.6210 0.6323 -113 -1.82%
10.EURUSD↓1.1184 1.1386 -202 -1.81%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ JPY(4回),USD(4回),CAD,CHF
下落通貨 ⇒ NZD(3回),AUD(2回),GBP(2回),EUR(2回),CHF
リスク回避相場に回帰。JPY,USDが上昇し、南半球が下落する図式。
後者はメガトレンドの可能性?
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年9月4日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
米雇用統計の後でもあり、結構値幅も出ています。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
米雇用統計の後でもあり、結構値幅も出ています。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.NZDJPY↓ 74.81 75.44 -63 -0.84%
2.EURNZD↑1.7707 1.7559 +148 +0.84%
3.NZDUSD↓0.6291 0.6335 -44 -0.70%
4.GBPNZD↑2.4150 2.3983 +167 +0.69%
5.CADCHF↓ 0.7337 0.7376 -39 -0.53%
6.EURCAD↑1.4772 1.4695 +77 +0.52%
7.CADJPY↓ 89.69 90.15 -46 -0.51%
8.AUDCHF↓0.6733 0.6766 -33 -0.49%
9.EURAUD↑1.6099 1.6021 +78 +0.48%
10.AUDJPY↓ 82.30 82.69 -39 -0.47%
通貨レベルへ分解すれば以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ (3回),EUR(3回),CHF(2回),USD,GBP
下落通貨 ⇒ NZD(4回),CAD(3回),AUD(3回)
南半球の下落には調整すら入らないのかという動きですが・・・・・
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