2015年10月19日(月)~10月23日(金)の週の簡単なReviewです。
*欧州中銀(ECB)現行金融政策維持。
Draghi総裁は、現行QE政策の見直しと12月にも追加緩和の
実施を示唆。
*カナダ中銀(BOC)も現行金融政策維持。
同時に2016年、2017年の経済見通しを下方修正。
*中国人民銀行(PBOC)追加の金融緩和を発表。
基準金利及び銀行の預金準備率を引き下げ。
2015年11月から約1年で6度目の金融緩和。
*豪中銀(RBA)10月議事録。
国内景気の一定の持ち直しに言及。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・先週は株式買い、債券売り(利回り上昇)の流れ。
・日経平均は、18,825.30円で越週。(前週18,291.80)
・米Dow→$17,649.84、S&P500→$2,075.20、Nasdaq→$5,031.86)
(前週 $17,215.31 $2,033.04 $4,886.69)
(前週比 +2.5% +2.1% +3.0% )
・米10年債利回りは、2.09%。(前週2.03%)
・米30年債利回りは、2.90%。(前週2.87%)
②商品市場
・USD上昇の反動で商品市場全体が下落する動き。
・原油価格はバレル単価で$44.64で越週。(前週$47.19)
・金価格はオンス単価で$1,164.36で越週。(前週$1,174.21)
③為替市場
・上記のECB,BOC,PBOCの緩和を受けてUSDが大きく反発。
・中銀の緩和バイアスを受けてEUR,CHF,CADが大きめの下落。
・EURは対ドルで1.13台から1.11レベルに下落。
・USDJPYも119円台から121円第に反発上昇。
・RBA議事録後にAUDも一定の反発。
2015年10月25日日曜日
Global Stocks : Fueled by Central Banks.US
中国の緩和、欧州やカナダの緩和示唆などを材料に主要国株式市場は極めて堅調な動きとなっています。
欧米株は相当な戻しですね。
日本株も、もうひと押し出来ると前回高値越えで弾みがつく可能性もありそうです。
30日(金)には日銀の政策会合がありますが、黒田総裁も市場への影響には細心の注意を払うと思われるので、所与の材料から判断すれば、株式市場はちょっと大きく下げにくい感じもしますね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW JONES DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
日本株も、もうひと押し出来ると前回高値越えで弾みがつく可能性もありそうです。
30日(金)には日銀の政策会合がありますが、黒田総裁も市場への影響には細心の注意を払うと思われるので、所与の材料から判断すれば、株式市場はちょっと大きく下げにくい感じもしますね。
USD : Lifted by ECB,PBOC and BOC.
先週のReviewの項でも触れていますが、ECBが12月にも追加緩和を示唆したこと、BOCの今後2年間の経済成長見通しの下方修正、そして過去1年弱で実に6度目となるPBOCの金融緩和と言う材料を受けてUSDが大きく反発に転じました。
US DOLLAR INDEX (DXY) |
ドルインデックスは、持続的な下落トレンド入りの可能性もあったところから一転反発に転じた格好ですが、チャートの通り中期トレノンドとしての右下がりの抵抗線にもぶつかっているので、ここからは調整色の強い値動きが予想されます。
そして、最終的にこのラインを越えて行くならば、100のラインを超えた3桁の領域に再挑戦すると言う展開となるでしょう。
EURUSD DAILY |
USDJPY DAILY |
上抜けの可能性もあったEURUSDは1.13台から1.11水準へ下落。
下抜けの可能性もあったUSDJPYは119円台から121円台に印象的な上昇をしています。
次は30日(金)に日銀の政策決定会合もあるので、USDJPYの動きも要注意ですね。
AUDNZD : AUD CAME BACK A BIT.
AUDNZDのショート戦略は先週も有効でしたが、Less DovishだったRBAの10月議事録を受けて週末に向けてショートカバーの動きが出ています。
今週の動きもAUDの反発に注目という流れですね。
反発力の減退を見極めて、どこかで長い上ヒゲでも出ると再び売り圧力も強まる展開となりそうです。
AUDNZD DAILY |
反発力の減退を見極めて、どこかで長い上ヒゲでも出ると再び売り圧力も強まる展開となりそうです。
Top FX Movers of the Week.(Oct.19th - Oct.23rd.2015)
2015年10月19日(月)~10月23日(金)の週次ベールの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURUSD↓1.1012 1.1348 -336 -3.05%
2.USDCHF↑0.9786 0.9537 +249 +2.54%
3.EURAUD↓1.5256 1.5607 -351 -2.30%
4.EURGBP↓0.7192 0.7350 -158 -2.20%
5.EURNZD↓1.6297 1.6654 -357 -2.19%
6.USDCAD↑1.3170 1.2914 +256 +1.94%
7.AUDCHF↑0.7061 0.6927 +134 +1.90%
8.GBPCHF↑1.4983 1.4719 +264 +1.76%
9.NZDCHF↑0.6600 0.6490 +110 +1.67%
10.USDJPY↑ 121.45 119.47 +198 +1.63%
通貨レベルへの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ USD(4回),AUD(2回),GBP(2回),NZD(2回)
下落通貨 ⇒ EUR(4回),CHF(4回),CAD,JPY
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年10月23日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↓2.2673 2.2737 -64 -0.28%
2.GBPAUD↓2.1203 2.1254 -51 -0.24%
3.GBPUSD↓1.5307 1.5342 -35 -0.23%
4.GBPCAD↓2.0161 2.0205 -44 -0.22%
5.GBPCHF↓1.4983 1.5013 -30 -0.20%
6.NZDJPY↑ 81.96 81.80 +16 +0.20%
7.EURGBP↑0.7192 0.7178 +14 +0.19%
8.EURNZD↓1.6298 1.6325 -27 -0.17%
9.USDJPY↑ 121.45 121.26 +19 +0.16%
10.CHFJPY↑ 124.08 123.90 +18 +0.15%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ NZD(3回),USD(2回),CHF(2回),EUR,AUD,CAD
下落通貨 ⇒ GBP(5回),JPY(3回),GBP,EUR
2015年10月18日日曜日
Review of the Week.(Oct.12th - Oct.16th.2015)
2015年10月12日(月)~10月16日(金)の週の簡単なReviewです。
*中国経済の経済指標が引き続き減速を示唆。
*英国、ユーロ圏ともにインフレ指標がNegative圏に逆戻り。
*豪RBAに緩和バイアスとの観測。
*NZ中銀には緩和スタンスに終止符との見方広がる。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・資本市場は安定推移。
株式市場は強保合い。債券市場は上昇基調。(長期金利低下)
・日経平均は、18,291.80円で越週。
週次では小幅の下落。(前週18,438.67円)
・米Dow→$17,215.31、S&P500→$2,033.04、Nasdaq→$4,886.69)
(前週 $17,084.96 $2,014.92 $4,830.47)
(前週比 +0.8% +0.9% +1.2% )
・米10年債利回りは、2.03%。(前週2.10%)
・米30年債利回りは、2.87%。(前週2.93%)
②商品市場
・商品市場も安定的な推移。全般的には保合い。
・原油価格はバレル単価で$47.19で越週。(前週$49.52)
・金価格はオンス単価で$1,174.21で越週。(前週$1,157.51)
③為替市場
・主要通貨はレンジ内のSWING相場。
・クロス取引に持続的なトレンドが発生か。
・週次では最強通貨がNZDで最弱通貨がAUDとなり、
AUDNZDが大幅下落。
・USD,JPYともにトレンドレスな展開の中USDJPYは
120円を割り込み下向きバイアス。
*中国経済の経済指標が引き続き減速を示唆。
*英国、ユーロ圏ともにインフレ指標がNegative圏に逆戻り。
*豪RBAに緩和バイアスとの観測。
*NZ中銀には緩和スタンスに終止符との見方広がる。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・資本市場は安定推移。
株式市場は強保合い。債券市場は上昇基調。(長期金利低下)
・日経平均は、18,291.80円で越週。
週次では小幅の下落。(前週18,438.67円)
・米Dow→$17,215.31、S&P500→$2,033.04、Nasdaq→$4,886.69)
(前週 $17,084.96 $2,014.92 $4,830.47)
(前週比 +0.8% +0.9% +1.2% )
・米10年債利回りは、2.03%。(前週2.10%)
・米30年債利回りは、2.87%。(前週2.93%)
・商品市場も安定的な推移。全般的には保合い。
・原油価格はバレル単価で$47.19で越週。(前週$49.52)
・金価格はオンス単価で$1,174.21で越週。(前週$1,157.51)
③為替市場
・主要通貨はレンジ内のSWING相場。
・クロス取引に持続的なトレンドが発生か。
・週次では最強通貨がNZDで最弱通貨がAUDとなり、
AUDNZDが大幅下落。
・USD,JPYともにトレンドレスな展開の中USDJPYは
120円を割り込み下向きバイアス。
Global Stocks : Stable....
先週の株式市場は安定推移というところですね。
株式市場全般が大きな流としてはベアマーケット入りしているという観測を維持する勢力も、レジスタンスをしっかり超えてくるようなら戦略の調整も不可避というトーンになってきました。
最後はえぐいインフレと言う相場観から強気の勢力もありますし、全体感はここに来て非常にMIXしている感じですね。
個別銘柄はそれぞれのストーリーがありますが、インデックスならまだ売りから入るイメージかなーとは思いますけどね・・・・
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
株式市場全般が大きな流としてはベアマーケット入りしているという観測を維持する勢力も、レジスタンスをしっかり超えてくるようなら戦略の調整も不可避というトーンになってきました。
最後はえぐいインフレと言う相場観から強気の勢力もありますし、全体感はここに来て非常にMIXしている感じですね。
個別銘柄はそれぞれのストーリーがありますが、インデックスならまだ売りから入るイメージかなーとは思いますけどね・・・・
AUDNZD : Supports Broken.
AUDNZDが大きく下抜けしました。
過去のサポートラインで一旦は跳ね返りましたが、再ブレイクで下抜けが確定しています。
飛び乗りは危険ですが、戻ったところで失速点を捉えて売り仕掛けることができたらRisk-Rewardが美しいディールになるでしょう。
豪中銀には緩和観測、NZ中銀には緩和スタンス終了観測が強まっていることが背景ですが、このクロスが下抜けし始めたことは興味深い動きです。
Caution! という感じですね。
AUDNZD DAILY |
飛び乗りは危険ですが、戻ったところで失速点を捉えて売り仕掛けることができたらRisk-Rewardが美しいディールになるでしょう。
豪中銀には緩和観測、NZ中銀には緩和スタンス終了観測が強まっていることが背景ですが、このクロスが下抜けし始めたことは興味深い動きです。
Caution! という感じですね。
European Currencies : Dragged Down by Negative Inflation Data.
堅調だった欧州通貨群ですが、インフレ指標の悪化を受けて失速しています。
ダウ理論的な目線では、日次チャートは、どれもベースは下向きのトレンドが発生しているような印象ですね。EURUSDが微妙ですが・・・
先週は、このように欧米が綱引きをしている間に、南半球で大きなトレンドが出ていたというのが為替市場の総括になる感じでしょうか。
EURUSD DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
先週は、このように欧米が綱引きをしている間に、南半球で大きなトレンドが出ていたというのが為替市場の総括になる感じでしょうか。
Top FX Movers of the Week.(Oct.12th - Oct.16th.2015)
2015年10月12日(月)~10月16日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDNZD↓1.0665 1.0953 -288 -2.70%
2.EURNZD↓1.6654 1.6958 -304 -1.83%
3.AUDCHF↓0.6927 0.7053 -126 -1.82%
4.GBPAUD↑2.1231 2.0850 +381 +1.79%
5.NZDUSD↑0.6807 0.6692 +115 +1.69%
6.AUDJPY↓ 86.81 88.20 -139 -1.60%
7.NZDCAD↑0.8791 0.8660 +131 +1.49%
8.AUDCAD↓0.9384 0.9496 -112 -1.19%
9.NZDJPY↑ 81.36 80.42 +94 +1.16%
10.AUDUSD↓0.7266 0.7337 -71 -0.98%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ NZD(5回),CHF,GBP,JPY,CAD,USD
下落通貨 ⇒ AUD(6回),EUR,USD,CAD,JPY
南半球の明暗が際立っていますね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年10月16日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURNZD↓1.6654 1.6728 -74 -0.44%
2.NZDCHF↑0.6490 0.6466 +24 +0.37%
3.CADCHF↑0.7381 0.7354 +27 +0.37%
4.EURCAD↓1.4656 1.4709 -53 -0.36%
5.USDCHF↑0.9537 0.9507 +30 +0.31%
6.EURAUD↓1.5607 1.5655 -48 -0.31%
7.EURUSD↓1.1348 1.1380 -32 -0.28%
8.CHFJPY↓125.22 125.55 -33 -0.26%
9.AUDCHF↑0.6927 0.6910 +17 +0.25%
10.GBPCHF↑1.4719 1.4686 +33 +0.22%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ NZD(2回),CAD(2回),USD(2回),AUD(2回),JPY,GBP
下落通貨 ⇒ CHF(6回),EUR(4回)
2015年10月12日月曜日
Review of the Week.(Oct.5th - Oct.9th 2015)
2015年10月5日(月)~10月9日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*豪RBA金融政策Unchange。
*IMFが世界経済の成長予測を下方修正。
*英BOE金融政策Unchange.。
*米9月FOMC議事録。市場はハト派的に解釈。
*カナダ雇用データ好調。
*米FRB Fischer副総裁「利上げは見込みであり約束事ではない」。
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式上昇、債券下落(利回り上昇)の流れ。
・日経平均もSolidな上昇。週次で4%超の上昇。
週足は18,438.67円。(前週17,725.13円)
・米Dow→$17,084.96、S&P500→$2,014.92、Nasdaq→$4,830.47)
(前週 $16,472.37 $1,951.35 $4,707.78)
(前週比 +3.7% +3.2% +2.6% )
・米10年債利回りは、2.10%。(前週1.98%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.82%)
②商品市場
・商品市場全般に上昇基調。
・原油価格はバレル単価で$49.52で越週。(前週$45.66)
・金価格はオンス単価で$1,157.51で越週。(前週$1,137.11)
③為替市場
・株式市場、商品市場の堅調を受けたコモディティ通貨が好調。
・雇用データ等好調のCADも強い上昇。
・EUR,CHFは対USDで数週間振り高値圏。
BOE慎重姿勢でGBPは出遅れ。
・Risk資産上昇地合いで、USD、JPYともに軟調な推移。
・USDJPYは120円中心のレンジ推移を継続。
金融市場
*豪RBA金融政策Unchange。
*IMFが世界経済の成長予測を下方修正。
*英BOE金融政策Unchange.。
*米9月FOMC議事録。市場はハト派的に解釈。
*カナダ雇用データ好調。
*米FRB Fischer副総裁「利上げは見込みであり約束事ではない」。
①株式市場 / 債券市場
・全般的に株式上昇、債券下落(利回り上昇)の流れ。
・日経平均もSolidな上昇。週次で4%超の上昇。
週足は18,438.67円。(前週17,725.13円)
・米Dow→$17,084.96、S&P500→$2,014.92、Nasdaq→$4,830.47)
(前週 $16,472.37 $1,951.35 $4,707.78)
(前週比 +3.7% +3.2% +2.6% )
・米10年債利回りは、2.10%。(前週1.98%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.82%)
②商品市場
・商品市場全般に上昇基調。
・原油価格はバレル単価で$49.52で越週。(前週$45.66)
・金価格はオンス単価で$1,157.51で越週。(前週$1,137.11)
③為替市場
・株式市場、商品市場の堅調を受けたコモディティ通貨が好調。
・雇用データ等好調のCADも強い上昇。
・EUR,CHFは対USDで数週間振り高値圏。
BOE慎重姿勢でGBPは出遅れ。
・Risk資産上昇地合いで、USD、JPYともに軟調な推移。
・USDJPYは120円中心のレンジ推移を継続。
Global Stocks : Doing Well.
株式市場は好調を維持です。FOMCの利上げ観測が後退中ですね。
ここ2週間の上昇が重要ゾーンに差し掛かってきているので、このまま上昇するかどうかは極めて重要ですね。
株式市場には、中長期のトレンドがベア転したという見方もあり、上昇過程での空売りやPUTオプションの仕込みなども行われており、10月の後半戦は、そのせめぎ合いが激化するところではないかと見ています。
Stay Tuned.
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
ここ2週間の上昇が重要ゾーンに差し掛かってきているので、このまま上昇するかどうかは極めて重要ですね。
株式市場には、中長期のトレンドがベア転したという見方もあり、上昇過程での空売りやPUTオプションの仕込みなども行われており、10月の後半戦は、そのせめぎ合いが激化するところではないかと見ています。
Stay Tuned.
Commodities : Also Doing Well.
Risk-On的な風景が継続する金融市場。商品市場も堅調です。
原油価格は、1バレル当たり$45レベルから反発し、再び$50超えにトライする動きです。
金価格も過去2回跳ね返されたレジスタンスゾーンに再々挑戦です。
三度目の正直か、二度あることは三度あるか。
こちらも10月後半戦が大事です。
CRUDE OIL DAILY |
原油価格は、1バレル当たり$45レベルから反発し、再び$50超えにトライする動きです。
GOLD DAILY |
三度目の正直か、二度あることは三度あるか。
こちらも10月後半戦が大事です。
Commodity Currencies : Nice Run Up.
コモディティ通貨の好調維持相場ですね。
南半球通貨に遅れを取ることもあるCADも今回は、しっかり歩調を合わせていますね。
金曜日の雇用データも堅調な内容が好感されており、原油価格の反発も好材料になっています。
チャート的には明らかに抵抗ゾーンに突っ込んできました。
これも10月後半の展開が極めて重要になっています。
AUDUSD DAILY |
NZDUSD DAILY |
USDCAD DAILY |
南半球通貨に遅れを取ることもあるCADも今回は、しっかり歩調を合わせていますね。
金曜日の雇用データも堅調な内容が好感されており、原油価格の反発も好材料になっています。
チャート的には明らかに抵抗ゾーンに突っ込んできました。
これも10月後半の展開が極めて重要になっています。
Top FX Movers of the Week.(Oct.5th - Oct.9th.2015)
2015年10月5日(月)~10月9日(金)の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.AUDJPY↑ 88.19 84.53 +366 +4.15%
2.NZDJPY↑ 80.42 77.25 +317 +3.94%
3.AUDUSD↑0.7337 0.7051 +286 +3.90%
4.NZDUSD↑0.6692 0.6443 +249 +3.72%
5.GBPAUD↓2.0853 2.1509 -656 -3.15%
6.GBPNZD↓2.2853 2.3538 -685 -3.00%
7.AUDCHF↑0.7053 0.6849 +204 +2.89%
8.NZDCHF↑0.6432 0.6259 +173 +2.69%
9.EURAUD↓1.5476 1.5892 -416 -2.69%
10.EURNZD↓1.6958 1.7390 -432 -2.55%
通貨レベルに分解すると以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ AUD(5回),NZD(5回)
下落通貨 ⇒ JPY(2回),USD(2回),GBP(2回),CHF(2回),EUR(2回)
コモディティ通貨が好調を維持した週でしたね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年10月9日(金)の北米市場における最後の4時間枠での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURAUD↓1.5476 1.5520 -44 -0.28%
2.EURJPY↓136.52 136.87 -35 -0.26%
3.AUDCHF↑0.7053 0.7035 +18 +0.26%
4.GBPAUD↓2.0853 2.0906 -53 -0.25%
5.NZDJPY↓ 80.42 80.62 -20 0.25%
6.CHFJPY↓124.99 125.29 -30 -0.24%
7.AUDCAD↑0.9496 0.9476 +20 +0.21%
8.GBPJPY↓183.97 184.34 -37 -0.20%
9.CADJPY↓ 92.85 93.02 -17 -0.18%
10.EURUSD↓1.1359 1.1379 -20 -0.18%
通貨レベルに分解すると以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ JPY(5回),AUD(4回),USD
下落通貨 ⇒ EUR(3回),CHF(2回),GBP(2回),CAD(2回),NZD
最後はクロス円に下方向の調整圧力が目立っていたようですね。
2015年10月4日日曜日
Review of the Week.(Sept.28th - Oct.2nd 2015)
2015年9月28日(月)~10月2日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
*米9月雇用統計に予想以上の失速感。
9月NFP(非農業部門雇用者数)は+142千人(予想+201千人)
8月の数字も下方修正。+173千人 ⇒ +136千人。
FRBの年内利上げシナリオへの疑問符が強まる。
*欧州圏がデフレに回帰。9月CPI▲0.1%(yoy)。
*日銀短観(Q3)が予想以上の悪化。
*英国製造業関連の指標に失速感。(9月PMI等)
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は値幅広いが全体的には従来レンジ内での安定推移。
・債券市場は米雇用統計後に大きめの価格上昇(利回り低下)の動き。
・日経平均は17,725.13円で越週。(前週17,880.51円)
・米Dow→$16,472.37、S&P500→$1,951.35、Nasdaq→$4,707.78)
(前週 $16,314.4 $1,931.42 $4,686.50)
(前週比 +1.0% +1.0% +0.5% )
・米10年債利回りは、1.98%。(前週2.17%)
・米30年債利回りは、2.82%。(前週2.97%)
金融市場
*米9月雇用統計に予想以上の失速感。
9月NFP(非農業部門雇用者数)は+142千人(予想+201千人)
8月の数字も下方修正。+173千人 ⇒ +136千人。
FRBの年内利上げシナリオへの疑問符が強まる。
*欧州圏がデフレに回帰。9月CPI▲0.1%(yoy)。
*日銀短観(Q3)が予想以上の悪化。
*英国製造業関連の指標に失速感。(9月PMI等)
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は値幅広いが全体的には従来レンジ内での安定推移。
・債券市場は米雇用統計後に大きめの価格上昇(利回り低下)の動き。
・日経平均は17,725.13円で越週。(前週17,880.51円)
・米Dow→$16,472.37、S&P500→$1,951.35、Nasdaq→$4,707.78)
(前週 $16,314.4 $1,931.42 $4,686.50)
(前週比 +1.0% +1.0% +0.5% )
・米10年債利回りは、1.98%。(前週2.17%)
・米30年債利回りは、2.82%。(前週2.97%)
②商品市場
・原油価格、貴金属とも週次ベースでは保合い推移。
前半下げるも週末に買い戻す流れ。ややモメンタム不足。
・原油価格はバレル単価で$45.66で越週。(前週$45.56)
・金価格はオンス単価で$1,137.11。(前週$1,146.26)
③為替市場
・9月雇用統計への失望からUSDは週末に下落。
・週初から弱かったGBPが週次ベースで最弱通貨。
・全体的にUSDと欧州通貨が弱い流れ。
・比較優位からCAD,NZDが他の通貨に対して上昇する展開。
・USDJPYは120円水準の攻防戦。
Global Stocks : Limited Recovery on Friday.
米の9月雇用統計の減速感を受けて債券市場に随分買いが集まった反動もあってか、FRBの年内利上げシナリオの後退が株式市場に与えたサポートは限定的だったように見えます。
2015年の第4四半期(10月~12月)は、どこかで大きくVolatilityが上昇する展開が予想されますが、序盤戦は従来レンジの中での抑制された値動きで始まったという印象が強いですね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
2015年の第4四半期(10月~12月)は、どこかで大きくVolatilityが上昇する展開が予想されますが、序盤戦は従来レンジの中での抑制された値動きで始まったという印象が強いですね。
Commodities : Quiet Consolidation.
商品市場も従来レンジ内での収束相場で第4四半期をスタートしています。
原油価格の煮詰まり感がすごいですね。
貴金属は、週初からダラダラ下げ続けて週末にドンと反発しています。特に銀価格がすごいですね。
それでも金価格は週次で陰線ですし、銀価格も辛うじて陽線という程度です。
ただ、下値に対する抵抗・・・下げ渋り・・・の印象は強まったのではないでしょうか。次は上値を切り上げることができるかどうかですね。
CRUDE OIL DAILY |
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
原油価格の煮詰まり感がすごいですね。
貴金属は、週初からダラダラ下げ続けて週末にドンと反発しています。特に銀価格がすごいですね。
それでも金価格は週次で陰線ですし、銀価格も辛うじて陽線という程度です。
ただ、下値に対する抵抗・・・下げ渋り・・・の印象は強まったのではないでしょうか。次は上値を切り上げることができるかどうかですね。
GBP : Losing Streak.GBPJPY
前週にコケたGBPが先週の最弱通貨でした。
USDやJPYよりも、目下の強い通貨であるCADやNZDに対する下落の方がチャート的にも説得力がありますね。
特にGBPCADのショートは結構なプロップ集団が売で攻めている感じもあるので、要注目かと思います。次のサポート水準までの値幅もそこそこ残っていますからね。
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
GBPNZD DAILY |
GBPCAD DAILY |
USDやJPYよりも、目下の強い通貨であるCADやNZDに対する下落の方がチャート的にも説得力がありますね。
特にGBPCADのショートは結構なプロップ集団が売で攻めている感じもあるので、要注目かと思います。次のサポート水準までの値幅もそこそこ残っていますからね。
NIKKEI and USDJPY : Flirting with Pivots..
日経平均が18千円、USDJPYが120円と言う重要水準前後での気迷い的なレンジ相場で第4四半期入りしています。
特にUSDJPYの横ばいぶりが顕著ですね。
世界経済失速リスク、株式市場の大幅調整リスクなどを背景にどこかで円高になるという予想もありますが、一方で米国の利上げ見送りや、欧州と日本の追加緩和の可能性を指摘する向きもあり、株価も円も上下双方のシナリオが拮抗した状況になるようです。
年内には色々と決着がついてくると思うのですが、タイミングだけは本当に予測不能ですね。
NIKKEI DAILY |
USDJPY DAILY |
特にUSDJPYの横ばいぶりが顕著ですね。
世界経済失速リスク、株式市場の大幅調整リスクなどを背景にどこかで円高になるという予想もありますが、一方で米国の利上げ見送りや、欧州と日本の追加緩和の可能性を指摘する向きもあり、株価も円も上下双方のシナリオが拮抗した状況になるようです。
年内には色々と決着がついてくると思うのですが、タイミングだけは本当に予測不能ですね。
AUDNZD : Trying to......
先週も明暗が分かれた両通貨ですが、下抜けのシナリオはどうでしょうか?
チャート的にはかなり来ていますね。
金曜日も上ヒゲの長い陰線引けで、今週以降の下値ブレイクの可能性を盛り上げてはいます。
主要通貨はもう少しレンジが続く可能性もありますが、このペアはしっかりフォローしていきたいところですね。
AUDNZD DAILY |
チャート的にはかなり来ていますね。
金曜日も上ヒゲの長い陰線引けで、今週以降の下値ブレイクの可能性を盛り上げてはいます。
主要通貨はもう少しレンジが続く可能性もありますが、このペアはしっかりフォローしていきたいところですね。
Top FX Movers of the Week.(Sept.28th - Oct.2nd.2015)
2015年9月28日(月)~10月2日(金)の週を通した主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↓1.9959 2.0245 -286 -1.43%
2.USDCAD↓1.3152 1.3329 -177 -1.35%
3.EURCAD↓1.4743 1.4930 -187 -1.27%
4.GBPNZD↓2.3540 2.3784 -244 -1.04%
5.AUDCAD↓0.9274 0.9362 -88 -0.95%
6.NZDUSD↑0.6443 0.6382 +61 +0.95%
7.EURNZD↓1.7389 1.7540 -151 -0.87%
8.CADJPY↑ 91.12 90.36 +76 +0.83%
9.GBPCHF↓1.4740 1.4850 -110 -0.75%
10.USDCHF↓0.9714 0.9780 -66 -0.68%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ CAD(5回),NZD(3回),CHF(2回)
下落通貨 ⇒ GBP(3回),USD(3回),EUR(2回),AUD,JPY
CADが最強通貨で、最弱通貨はGBPでした。
全体的にはコモディティ通貨が上昇し、USDや欧州通貨は下落という図式になっています。
The Final Round Rush on Oct.2nd 2015 : How Currencies Finished the Week.
2015年10月2日(金)の北米市場における」最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURCAD↓1.4743 1.4840 -97 -0.66%
2.EURAUD↓1.5893 1.5990 -97 -0.61%
3.EURNZD↓1.7389 1.7495 -106 -0.61%
4.GBPCAD↓1.9959 2.0067 -108 -0.54%
5.GBPAUD↓2.1511 2.1621 -110 -0.51%
6.GBPNZD↓2.3540 2.3660 -120 -0.51%
7.CADCHF↑0.7383 0.7347 +36 +0.49%
8.AUDCHF↑0.6849 0.6818 +31 +0.45%
9.NZDCHF↑0.6259 0.6231 +28 +0.45%
10.CADJPY↑ 91.12 90.72 +40 +0.44%
通貨レベルへの分解結果は以下のとおりです。
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),AUD(3回),NZD(3回)
下落通貨 ⇒ EUR(3回),GBP(3回),CHF(3回),JPY
週末前には欧州通貨に売りが、コモディティ通貨には買いが入っていた格好です。
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