金融市場
*米9月雇用統計に予想以上の失速感。
9月NFP(非農業部門雇用者数)は+142千人(予想+201千人)
8月の数字も下方修正。+173千人 ⇒ +136千人。
FRBの年内利上げシナリオへの疑問符が強まる。
*欧州圏がデフレに回帰。9月CPI▲0.1%(yoy)。
*日銀短観(Q3)が予想以上の悪化。
*英国製造業関連の指標に失速感。(9月PMI等)
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は値幅広いが全体的には従来レンジ内での安定推移。
・債券市場は米雇用統計後に大きめの価格上昇(利回り低下)の動き。
・日経平均は17,725.13円で越週。(前週17,880.51円)
・米Dow→$16,472.37、S&P500→$1,951.35、Nasdaq→$4,707.78)
(前週 $16,314.4 $1,931.42 $4,686.50)
(前週比 +1.0% +1.0% +0.5% )
・米10年債利回りは、1.98%。(前週2.17%)
・米30年債利回りは、2.82%。(前週2.97%)
②商品市場
・原油価格、貴金属とも週次ベースでは保合い推移。
前半下げるも週末に買い戻す流れ。ややモメンタム不足。
・原油価格はバレル単価で$45.66で越週。(前週$45.56)
・金価格はオンス単価で$1,137.11。(前週$1,146.26)
③為替市場
・9月雇用統計への失望からUSDは週末に下落。
・週初から弱かったGBPが週次ベースで最弱通貨。
・全体的にUSDと欧州通貨が弱い流れ。
・比較優位からCAD,NZDが他の通貨に対して上昇する展開。
・USDJPYは120円水準の攻防戦。