2015年10月19日(月)~10月23日(金)の週の簡単なReviewです。
*欧州中銀(ECB)現行金融政策維持。
Draghi総裁は、現行QE政策の見直しと12月にも追加緩和の
実施を示唆。
*カナダ中銀(BOC)も現行金融政策維持。
同時に2016年、2017年の経済見通しを下方修正。
*中国人民銀行(PBOC)追加の金融緩和を発表。
基準金利及び銀行の預金準備率を引き下げ。
2015年11月から約1年で6度目の金融緩和。
*豪中銀(RBA)10月議事録。
国内景気の一定の持ち直しに言及。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・先週は株式買い、債券売り(利回り上昇)の流れ。
・日経平均は、18,825.30円で越週。(前週18,291.80)
・米Dow→$17,649.84、S&P500→$2,075.20、Nasdaq→$5,031.86)
(前週 $17,215.31 $2,033.04 $4,886.69)
(前週比 +2.5% +2.1% +3.0% )
・米10年債利回りは、2.09%。(前週2.03%)
・米30年債利回りは、2.90%。(前週2.87%)
②商品市場
・USD上昇の反動で商品市場全体が下落する動き。
・原油価格はバレル単価で$44.64で越週。(前週$47.19)
・金価格はオンス単価で$1,164.36で越週。(前週$1,174.21)
③為替市場
・上記のECB,BOC,PBOCの緩和を受けてUSDが大きく反発。
・中銀の緩和バイアスを受けてEUR,CHF,CADが大きめの下落。
・EURは対ドルで1.13台から1.11レベルに下落。
・USDJPYも119円台から121円第に反発上昇。
・RBA議事録後にAUDも一定の反発。