2015年11月2日(月)~11月6日(金)の週の簡単なReviewです。
*米10月雇用統計が予想外に強い内容。
NFP(非農業部門雇用者数)が+271千人。(予想+180千人)
失業率は5.0%に低下。(前回5.1%)
*カナダの10月雇用統計も好調で北米雇用市場の堅調を
裏付ける内容。ただし住宅指標は弱目。
*英BOEが現行金融政策維持もDovishなOutlookを発表。
*豪RBAも現行金融政策を維持。
予想外に楽観的な声明文は市場にサプライズ。
*ニュージーランド7月-9月期の雇用統計が悪化。
失業率が6.0%に上昇。(4月-6月期は5.9%)
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は安定推移。
債券市場は価格下落(利回り上昇)圧力。
・日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の上場に勢いを
得た格好の日本株が牽引する側面も。
・日経平均は、19,265.60円で越週。(前週19,083.10円)
・米Dow→$17,910.33、S&P500→$2,099.22、Nasdaq→$5,147.12)
(前週 $17,664.34 $2,079.44 $5,053.75)
(前週比 +1.4% +1.0% +1.8% )
・米10年債利回りは、2.33%。(前週2.14%)
・米30年債利回りは、3.09%。(前週2.93%)
②商品市場
・USD上伸を受け、商品市場は大打撃。
・原油価格はバレル単価で$44.5で越週。(前週$46.39)
・金価格はオンス単価で$1,088.36で越週。(前週$1,141.21)
③為替市場
・米12月利上げ濃厚でUSDが大幅上伸。
・USDJPYも123円台へ。
・RBAの先行き楽観スタンスが市場にサプライズと
なった事でAUDもUSDに次ぐ勝ち組に。
・乳製品価格低下と雇用統計悪化でNZDが大幅反落。