2015年6月28日日曜日

Review of the Week.(June 22nd - June 26th 2015)

2015年6月22日(月)~6月26日(金)の週の簡単なReviewです。

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・全体的には株式上値抑制、債券下落(利回り上昇)バイアス
 ・中国株式市場(上海総合指数)は2週連続で金曜日に急落
 ・日経平均は上下に値幅を拡大するも上抜けし約15年振り高値圏
  26日(金)の終値は20,706.15円。(前週20,174.24円)
 ・ITバブル期の高値20,833円(2000年4月)を超えて一時20,952円
  まで上昇1996年12月の21,001円を視野に入れる18.5年振り水準
 ・米Dow→$17,947.75、S&P500→$2,101.74、Nasdaq→$5,080.51)
 (前週   $18,012.28                $2,109.46                $5,117.00)
 (前週比     -0.4%           -0.4%            -0.7% )
  ・米10年債利回りは、2.48%。(前週2.26%)
 ・米30年債利回りは、3.26%。(前週3.06%)
 ・米長期金利は2014年10月以来の約8ヶ月振り高水準

②商品市場

 ・不安定な値動きが継続
 ・前週の逆でエネルギー小反発、貴金属小反落
 ・原油価格はバレル単価で$59.57で越週。(前週$59.46)
 ・金価格はオンス単価で$1,173.54で越週。(前週$1,200.15)

③為替市場

 ・ギリシャ問題に揺れる欧州情勢を見ながらの不安定な取引
 ・欧州通貨が下落し、特に北米通貨が上昇する流れ
 ・日経平均の好調を背景にJPY売りバイアスも観測されたが
  中国株急落やギリシャ情勢懸念等もありレンジ取引に。
 ・IMFの警告にAUDが急落する局面も
  内容は、豪州の潜在成長率の低下リスクを指摘して構造改革
  や金融緩和の必要性に言及したもの
 ・NZDは2010年5月以来の安値となる0.6815まで売られて一旦
  小反発へ。