2016年7月10日日曜日

Review of the Week.(July 4th - July 8th 2016)

2016年7月4日(月)~7月8日(金)の週の簡単なReviewです。

*米6月FOMC議事録
 ⇒利上時期の判断を急がないというコンセンサス。
   雇用改善の持続力や市場のインフレ期待の解釈には温度差。

*米6月雇用統計
 ⇒非農業部門雇用者数は287千人の増加。(市場予想180千人増)
   昨年10月以降で最高の増加数。
   5月のデータは38千人増から11千人増に下方修正。
   失業率は、4.7%から4.9%に上昇。

*加6月雇用統計
 ⇒雇用市場が0.7千人の減少。(市場予想6.9千人増)
  失業率は、6.9%から6.8%に低下。(市場予想7.0%への上昇)

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・主要株式市場は堅調推移債券市場は価格続伸(利回り続落)
 ・前週5連騰の日経平均は、円高懸念や選挙を控えて火曜日から
  4日続落し約2か月ぶり安値となる15,106.98円で越週
  (前週15,682.48円)
 ・米Dow→$18,146.74、S&P500→$2,129.90、Nasdaq→$4,956.76)
 (前週  $17,965.87               $2,104.18               $4,867.69)
 (前週比  +1.1%          +1.3%             +1.9% )
 ・米Dowは1年2か月ぶりの高値圏。
 ・米10年債利回りは、1.36%。(前週1.46%)
  ・米30年債利回りは、2.10%。(前週2.25%)

②商品市場

 ・世界景気先行き不透明感から原油価格は反落
  貴金属価格も調整を経て週末に反発する展開
 ・原油価格は、1バレル当たり$45.20で越週。(前週$48.62)
 ・金価格は、1オンス当たり$1,365.96で越週。(前週$1,336.00)

③為替市場

 ・GBPが最弱通貨の座を譲らず
 ・欧州通貨全般と雇用統計が弱かったCADが下落組
 ・JPY、NZDが上昇組の中心
 ・USDJPYは一時99円台