2017年1月8日日曜日

Review of the Week.(Jan 2nd - Jan.6th 2017)

2017年1月2日(月)~1月6日(金)の週の簡単なReviewです。

*米12月雇用統計:ほぼ予想通り

 非農業部門雇用者数(NFP)は、156千人増。(予想176千人増)
 失業率は、4.7%。賃金上昇率は前年比2.9%増(2009年以来の伸率)

*米FOMC12月議事録

 ほぼ全メンバーがトランプ新政権の経済政策によるインフレ圧力上昇
 を予想

*米Richmond連銀Lacker総裁

 米金利は、市場予想以上の利上げが必要かもしれない

*中国12月工場生産約4年振り高水準

*中国当局がCNY安阻止のスタンスを強める

*英製造業が約2.5年振りの高水準

*トランプ氏がツイッター自動車メーカーの海外生産を批判。
 矛先はトヨタにも及ぶ。

金融市場

①株式市場 / 債券市場

 ・主要株式市場は調整先行後に大きく反発
  債券市場も同様の動き
 ・日経平均は、1万9千円レベルに調整後に反発し
  19,454.33円で越週。(前週19,114.37円)
  ・米Dow→$19,963.80、S&P500→$2,276.98、Nasdaq→$5,521.06)
 (前週  $19,762.60               $2,238.83               $5,383.12)
 (前週比  +1.02%          +1.70%            +2.56% )
  ・米10年債利回りは、2.42%。(前週2.44%)
  ・米30年債利回りは、3.00%。(前週3.07%)

②商品市場

 ・商品市場も行って来いの展開ほぼ保合い水準
 ・原油価格は、1バレル当たり$53.69で越週。(前週$53.89)
 ・金価格は、反発後に反落。
  オンス単価$1,172.85で越週。(前週$1,151.80)

③為替市場

 ・商品市場の反発機運によりCAD,AUDが堅調
 ・USDに調整バイアス中国のCNY防衛も観測
 ・USDJPYは115円台まで調整後に117円台で越週