4人の妻の話・・・・と言えば、実際に4人まで妻帯が許されているイスラム教の話のようですがこれはある仏教の本で見つけた話です。
ある男に4人の妻がいました。
かねてから計画されていた事ではありますが、ある時に男は遠いところまで長い旅に出かける事になりました。
男は、第1夫人に同行を依頼しますが、直ぐに断られてしまいました。第1夫人は男が最も時間、お金、そして愛情を注いだ夫人でしたがにべも無く断られてしまったのです。
男は、第2夫人に同行を依頼しました。第2夫人は事実上第1夫人と同等なくらい大事にしていた夫人なのですが、彼女もきっぱりと同行を断りました。
男は3番目に目を掛けていた第3夫人に同行を打診しましたが、第3夫人はの返答は、「皆と共に村の外れまでお見送りいたします」と言うものでした。
最後に男は仕方なく第4の夫人のところに頼みに行きました。第4夫人の事は最も粗末に扱い、滅多に気にかける事も無い状態でしたが、彼女は快く長旅への同行を承諾してくれました。
最初に仏教と言うヒントを書いてしまいましたので、既にお気づきの方もいるとお思いますが、この男は実は死出の旅に出掛けるところだったのです。
そして、第1夫人=我々の体(=外見)、第2夫人=財産、第3夫人=親類、第4夫人=我々の心、という説明が続きます。
現世の煩悩というものは、本来あるべき重要度の順番を大きく狂わせているのだと言う事を気付かせてくれる話だと感心させられました。
金融市場を動かすのは、欲望と恐怖と言われますが、考えてみれば煩悩そのものであるとも言えましょう。市場で生き残るためにはその恐怖と欲望をコントロールせよといわれますが、仏教では煩悩を捨てろと教えます。
我々は、悟りを開くまでの道のりは長いのでしょうが、せめて煩悩を制御する事から心掛けたいものですね。
早いもので2008年も後半に入る今、新たな課題を見つけたような気がします。
Eternal Lighthouse も そんな道を照らす灯台でありたいものです。
ある男に4人の妻がいました。
かねてから計画されていた事ではありますが、ある時に男は遠いところまで長い旅に出かける事になりました。
男は、第1夫人に同行を依頼しますが、直ぐに断られてしまいました。第1夫人は男が最も時間、お金、そして愛情を注いだ夫人でしたがにべも無く断られてしまったのです。
男は、第2夫人に同行を依頼しました。第2夫人は事実上第1夫人と同等なくらい大事にしていた夫人なのですが、彼女もきっぱりと同行を断りました。
男は3番目に目を掛けていた第3夫人に同行を打診しましたが、第3夫人はの返答は、「皆と共に村の外れまでお見送りいたします」と言うものでした。
最後に男は仕方なく第4の夫人のところに頼みに行きました。第4夫人の事は最も粗末に扱い、滅多に気にかける事も無い状態でしたが、彼女は快く長旅への同行を承諾してくれました。
最初に仏教と言うヒントを書いてしまいましたので、既にお気づきの方もいるとお思いますが、この男は実は死出の旅に出掛けるところだったのです。
そして、第1夫人=我々の体(=外見)、第2夫人=財産、第3夫人=親類、第4夫人=我々の心、という説明が続きます。
現世の煩悩というものは、本来あるべき重要度の順番を大きく狂わせているのだと言う事を気付かせてくれる話だと感心させられました。
金融市場を動かすのは、欲望と恐怖と言われますが、考えてみれば煩悩そのものであるとも言えましょう。市場で生き残るためにはその恐怖と欲望をコントロールせよといわれますが、仏教では煩悩を捨てろと教えます。
我々は、悟りを開くまでの道のりは長いのでしょうが、せめて煩悩を制御する事から心掛けたいものですね。
早いもので2008年も後半に入る今、新たな課題を見つけたような気がします。
Eternal Lighthouse も そんな道を照らす灯台でありたいものです。