いよいよ米国の大統領選挙が始まりました。
今回も長い戦いの過程では色々なドラマがありましたが、いよいよクライマックスです。
民主党はヒラリーが出てくると思いましたが、オバマ候補が凌ぎ切り、その勢いで共和党のマケイン候補との戦いもリードを守ったまま投票日を迎えた格好ですね。
感慨深いという表現が適切かどうか分りませんが、1つ象徴的だと思うことがあります。
今の欧米型の金融ビジネスの土台を築き、その大部分を支配していたのがロスチャイルド家という一族なのですが、実は共和党のマケイン候補はその末裔に当たるようです。所謂本家と言うものではなく分家のようではありますが、その金融危機に端を発した実体経済の混乱はマケイン候補に逆風となり、オバマ陣営には追い風になったことは明らかでしょう。
ロスチャイルド家末裔のマケイン候補が遂に掴んだ大勝負の機会に、先祖が作った金融の混乱が主因となって一敗地にまみえるとしたらまさに象徴的な出来事ですね。
一方で黒人初の大統領となることが有力視されるオバマ候補ですが、実はこちらも"庶民"と言うわけでもないようで、実はあの故ダイアナ妃とも遠縁となる高貴な血筋なのだそうです。
そんな切り口で見てみる事もちょっと面白いですね。