2009年7月12日日曜日

All is WELL that ends WELL.


私のような海外や地方から来た人間には会社は社宅と言うものを用意してくれますが、これには年限があり、やがては追い出される事になります。

この2年間ほどの間、特に金融危機と世界景気の減速を受けて日本の不動産市況も大分下がってきた事もあり年初から不動産探しをしていました。

ここ数ヶ月は都内の一部など場所によっては不動産市況は反転している感じですが、大きな流れで見れば今はせいぜい踊り場で、まだ恐らくは底打ちには至っていないように思います。ただ不動産と言うのは流動性の無い市場ですので市況全体が底打ちする時点で売り物件がどれだけ出ているかは全く読めない状況であり、私の場合も社宅の時限的制約もあることから、この度思い切って土地の購入に踏み切りました。

すると・・・

面白い事が起こるものです。先日仲介してくれた不動産屋さんから電話があり、整地する過程で私が購入した土地の地下から埋没した古井戸が発見されたと言う連絡がありました。

お菊さんの物語とか、数年前の何とか言う映画の印象もあり古井戸のイメージはあまり気味の良いものではありませんが、だからと言うわけではないのでしょうがやはり昔の人の営みの跡と言う事で神主さんを呼んできてお祈りをしてから処理をして埋めなおすという処理をしました。

それにしても世の中、予想しない事の連続ですね。金融市場の状況も極度に流動的に見えます。

Things are highly FLUID.

Fluid = 名詞で流動体、形容詞で流動的な  受験生の時にこの単語を覚える時、まさに発音通りに古井戸をイメージして記憶した事を思い出しました。

とにかく井戸(Well)の話なので、WELLに終わりたいものです。

All is well that ends well. 終わりよければ全てよし・・・ですね。