先週は大きなテーマにはややかける週だったと思いますが、値動きの方では株式市場が不安定感を増しているのと為替市場ではドル円が80円を突破する動きが注目を集めました。
米国ではFOMCはNo Changeでしたが、寧ろ一連の企業業績の発表が事前の期待を裏切る内容になっている事で株式市場に下落圧力が強まっています。同じく北米のカナダではBOCが金融政策を据え置いています。
英国と豪州ではGDPデータが強めに出た事でGBP、AUDには上昇バイアスが掛かっており、ドル円の80円突破と相まってクロス円の上昇と言う図式になりました。
週次ベースの主要通貨ペアの動向は以下の通りになりました。
通貨ペア ↑↓ 先週終値 前週終値 変動(pips) 変動(%)
①NZDCHF↑ 0.7689 0.7568 +121 +1.57%
②EURNZD↓ 1.5725 1.5957 -232 -1.48%
③GBPCHF↑ 1.5048 1.4847 +201 +1.34%
④NZDCAD↑ 0.8204 0.8098 +106 +1.29%
⑤EURGBP↓ 0.8037 0.8137 -100 -1.24%
⑥NZDJPY↑ 65.51 64.71 +80 +1.22%
⑦AUDCHF↑ 0.9696 0.9585 +111 +1.14%
⑧EURAUD↓ 1.2471 1.2606 -135 -1.08%
⑨GBPCAD↑ 1.6057 1.5886 +171 +1.06%
⑩GBPJPY↑ 128.19 126.94 +125 +0.98%
上記通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ NZD(4回),GBP(4回),AUD(2回)
下落通貨 ⇒ CHF(3回),EUR(3回),CAD(2回),JPY(2回)
ドル円80円越えはレベル的には注目を集めたものの、週足では79円台だった事もあり値幅的には特に円の独歩安と言う展開ではなかった事が判りますね。