2015年1月12日(月)~1月16日(金)の週の簡単なReviewです。
細かい話も色々あるにせよ、スイス中銀(SNB)が齎した大混乱が全てですね。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場乱高下。債券市場堅調(利回り低下)の流れ。
・日経平均株価は16,864.16円で越週(先週17,197.73円)。
・週末の海外市場では反発も週次ベースでは下落。
・米Dow→$17,511.51、S&P500→$2,019.37、Nasdaq→$4,634.38)
(先週 $17,739.16 $2,044.93 $4,704.07)
(先週比 ▲1.3% ▲1.2% ▲1.5% )
・米10年債利回りは、1.83%(先週1.96%)。
・米30年債利回りは、2.45%(先週2.54%)。
②商品市場
・商品市場は一旦下げ止まりの動き。
・原油価格も週次ベースの下落は7週で終止符。
・原油価格はバレル単価で$48.59で越週(先週$48.24)。
・貴金属は反発モード継続。
・金価格はオンス単価で$1,275.26(先週$1,220.26)
③為替市場
・SNB(スイス中銀)のEURCHF許容下限(1.20)の撤廃を受けて
CHFが爆発的に急騰。
・EURCHFは1.20台から0.8台に急落し、週足もParity(1.0)割れ。
・市場混乱の影響でJPYに上昇圧力。
・CHFの急騰で総括される週だが、CHF以外の対評価で
強かったのはUSDとJPY。
・下落幅が大きいのはEUR。ECBのQE実現を織り込む動き。