2015年4月20日(月)~4月24日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場上昇、債券市場下落(利回り上昇)の流れに回帰。
・日経平均は2万円台を回復。
週末は下げるも、20,020.04円で越週。(前週19,652.88円)
・米Dow→$18,080.21、S&P500→$2,117.71、Nasdaq→$5,092.09)
(前週 $17,826.10 $2,081.07 $4,931.81)
(前週比 +1.4% +1.8% +3.3% )
・米10年債利回りは、1.91%(前週1.87%)。
・米30年債利回りは、2.61%(前週2.52%)。
②商品市場
・Yemenの戦闘激化等を背景に原油価格は堅調推移。
・原油以外は商品市場全般的に下落圧力が強まる展開。
・原油価格はバレル単価で$57.23で越週。(前週$56.06)
・金価格はオンス単価で$1,178.08まで下落。(前週$1,204.15)
③為替市場
・米FEDの早期利上げ観測後退によるUSD下落が継続。
・7ヶ月連続のBusiness Spending計画の減少等で週末もUSD続落。
・逆に経済指標良好でBOEのタカ派スタンスにより
GBPが週次ベースの最強通貨。
・消費者信頼感等の指標が弱かったNZDが最弱通貨。
・USDJPYは木曜日に120円台回復も反落し118円台での越週。
2015年4月26日日曜日
Global Stock Markets : Resilient !!
先週の株式市場は綺麗なリカバリー相場となりました。
前週は5月を待たずに調整が始まったと言う見方も随分あったのですが、またしても押し目を買った人の勝ちという展開となるのでしょうか。
日経平均も終値ベースで2万円を超えてきました。15年ぶりの快挙ですね。前回はザラ場での2万円超えでしたし、今回は金曜日に下落しても2万円を維持できたことはポジティブ材料でしょう。週足でも2万円台ということになりますね。
株式市場は、アノマリー的にも5月をどう乗り切れるかが正念場ということになりそうです。
前週は5月を待たずに調整が始まったと言う見方も随分あったのですが、またしても押し目を買った人の勝ちという展開となるのでしょうか。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
日経平均も終値ベースで2万円を超えてきました。15年ぶりの快挙ですね。前回はザラ場での2万円超えでしたし、今回は金曜日に下落しても2万円を維持できたことはポジティブ材料でしょう。週足でも2万円台ということになりますね。
株式市場は、アノマリー的にも5月をどう乗り切れるかが正念場ということになりそうです。
Crude Oil : Holding On to the Gain.
イエメン情勢・・・というよりも中東全体の状況が日増しに悪化しているようで非常に怖いのですが、前週に大きく上昇した原油価格は先週も調整圧力に耐えて上昇幅を伸ばしています。
商品市場全般は冴えない中で原油のパフォーマンスは目立っていたと思います。
CFD等を買える人は押し目を拾っておいて後悔はしないというイメージではないでしょうかね。
このまま一気に上がるものでもないのでしょうが・・・・気になる相場の一つですね。
Crude Oil Daily |
商品市場全般は冴えない中で原油のパフォーマンスは目立っていたと思います。
CFD等を買える人は押し目を拾っておいて後悔はしないというイメージではないでしょうかね。
このまま一気に上がるものでもないのでしょうが・・・・気になる相場の一つですね。
EUR : Shrugging Off Weak Data and Greek Concerns.
PMI等の経済指標が弱くても、ギリシャ問題に統合欧州の根源的なリスクが露呈されてもEURは踏み止まっています。USD高の後退期という追い風もあるにせよ、根強いEURベア勢力のショートポジションを相当Squeezeしたのではないでしょうか。
対USD,対JPYでしっかり上昇し、対コモディティ通貨でも互角以上と言う事で、ギリシャ問題なども思ったほどのネガティブ材料にはなっていないようです。(少なくともこれまでは)
対USDで再度1.1を超えてくれば更なるSqueezeが出る可能性も有りショート勢には警戒感が高まっている印象ですね。
あまり強気にもなりにくいのですが、プライスアクションには敬意を払って注視していきましょう。
EURUSD DAILY |
EURAUD DAILY |
EURJPY DAILY |
対USDで再度1.1を超えてくれば更なるSqueezeが出る可能性も有りショート勢には警戒感が高まっている印象ですね。
あまり強気にもなりにくいのですが、プライスアクションには敬意を払って注視していきましょう。
USDJPY : Ended Up in 118's Again.
先週のUSDJPYですが、120円を回復する局面もあったものの、終わってみれば118円台と言う頭打ち感の強まる展開となりました。
この日次チャートでも左半分と右半分で地合いの変化が明確に出ているようです。
ダウ理論的にもベア転と言う可能性を意識して今後の展開を中止していく必要を感じます。
5月に株式市場が試されるなら、明らかに円安の動きも試されることになるでしょう。
USDJPY DAILY |
この日次チャートでも左半分と右半分で地合いの変化が明確に出ているようです。
ダウ理論的にもベア転と言う可能性を意識して今後の展開を中止していく必要を感じます。
5月に株式市場が試されるなら、明らかに円安の動きも試されることになるでしょう。
GBP : Standing Tall.
先週はGBPが気を吐きました。主要因は市場の予想以上にタカ派的内容だったBOE議事録ですが、GBPの上昇力はとにかく目立っていましたね。
欧州でのライバル通貨であるEURに対する値動きでもEURGBPのチャートで陰線が目立つ展開となっており、地道に堅調な経済指標が継続しているGBPの足腰の強さを感じさせます。
USD優位が薄まる中でGBPの底力には注目していくべきですね。
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
EURGBP DAILY |
欧州でのライバル通貨であるEURに対する値動きでもEURGBPのチャートで陰線が目立つ展開となっており、地道に堅調な経済指標が継続しているGBPの足腰の強さを感じさせます。
USD優位が薄まる中でGBPの底力には注目していくべきですね。
NZD : The Most Overvalued ?
一部でファンダメンタルズや世界景気の環境要因などから最も過大評価されている通貨との指摘のあるNZDですが、先週はそういう人達の注文通りに下落しています。
USDが弱い中でNZDUSDが下落しているという事は、多くのクロス取引でNZDが大きめの下落をしているということになります。
確かにAUDもGBPも対NZDで鋭角的な上昇をしていますね。
これ・・・始まったばかりだとすれば結構伸びしろのある動きになる可能性もあるので注目しておきましょう。
NZDUSD DAILY |
USDが弱い中でNZDUSDが下落しているという事は、多くのクロス取引でNZDが大きめの下落をしているということになります。
AUDNZD DAILY |
GBPNZD DAILY |
これ・・・始まったばかりだとすれば結構伸びしろのある動きになる可能性もあるので注目しておきましょう。
Precious Metals : Down to Critical Support Levels.
先週は貴金属には試練の週でした。
GOLDもSILVERもかなり陰線が優勢なチャートになっており、形状も反発しきれずに再下落という展開が続いている感じです。
この週末にも中長期戦略としての買い増しの推奨なども出ているのですが、貴金属市場は着実に信者を増やしている中で価格は盛り上がらない煉獄状態が続いています。
私も個人的に貴金属や仮想通貨の類には可能性を感じている人間ですが、それにしても長期間すっきりしない展開が続くものですね・・
GOLD DAILY |
SILVER DAILY |
この週末にも中長期戦略としての買い増しの推奨なども出ているのですが、貴金属市場は着実に信者を増やしている中で価格は盛り上がらない煉獄状態が続いています。
私も個人的に貴金属や仮想通貨の類には可能性を感じている人間ですが、それにしても長期間すっきりしない展開が続くものですね・・
Top FX Movers of the Week.(April 20th - April 24th 2015)
2015年4月20日(月)~4月24日(金)の週の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPNZD↑1.9983 1.9463 +520 +2.60%
2.EURNZD↑1.4303 1.4060 +243 +1.70%
3.GBPCHF↑1.4476 1.4238 +238 +1.64%
4.NZDCAD↓0.9251 0.9399 -148 -1.60%
5.AUDNZD↑1.0289 1.0125 +164 +1.59%
6.GBPJPY↑180.73 177.91 +282 +1.56%
7.GBPUSD↑1.5185 1.4960 +225 +1.48%
8.NZDUSD↓0.7596 0.7679 -83 -1.09%
9.NZDJPY↓ 90.38 91.35 -97 -1.07%
10.GBPAUD↑1.9413 1.9211 +202 +1.04%
通貨ペアの分解は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ GBP(5回),EUR,CAD,AUD,USD,JPY
下落通貨 ⇒ NZD(6回),CHF,JPY,USD,AUD
USDの基調が弱い状況が続く中で、その弱いUSDに対するパフォーマンス格差でクロス取引で大きめのSWING(=収益機会)が発生しやすくなっている印象ですね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年4月24日(金)の北米市場における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.CADCHF↓0.7820 0.7844 -24 -0.31%
2.USDCHF↓0.9532 0.9554 -22 -0.23%
3.EURCAD↑1.3240 1.3215 +25 +0.19%
4.AUDCHF↓0.7452 0.7465 -13 -0.17%
5.EURUSD↑1.0870 1.0852 +18 +0.17%
6.NZDCAD↑0.9251 0.9236 +15 +0.16%
7.CHFJPY↑124.77 124.57 +20 +0.16%
8.NZDUSD↑0.7596 0.7584 +12 +0.16%
9.GBPCAD↑1.8496 1.8467 +29 +0.16%
10.GBPUSD↑1.5185 1.5164 +21 +0.14%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CHF(4回),EUR(2回),NZD(2回),GBP(2回)
下落通貨 ⇒ CAD(4回),USD(4回),AUD,JPY
NZDの上昇とCADの下落は週次の動きの調整ですが、それ以外は基本的に週次の流れ通りです。特に欧州通貨の上昇力は目を引きましたね。
2015年4月19日日曜日
Review of the Week.(April 13th - April 17th.2015)
2015年4月13日(月)~4月17日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式下落、債券上昇(利回り低下)。
・日経平均株価は前週の2万円回復から反落。
週足は19,652.88円。(前週19,907.63円)
・米Dow→$17,826.10、S&P500→$2,081.07、Nasdaq→$4,931.81)
(前週 $18,057.65 $2,102.07 $4,995.98)
(前週比 -1.3% -1.0% -1.3% )
・米10年債利回りは、1.87%(前週1.95%)。
・米30年債利回りは、2.52%(前週2.59%)。
②商品市場
・中東情勢への懸念や米国の減産シグナルで原油価格急反発。
・USDの再下落も商品市場の押上げ要因。
・原油価格はバレル単価で$56.06で越週。(前週$51.73)
5週連続の上昇。週次で+7.9%は2011年2月以降で最大。
・金価格はオンス単価$1,204.15で越週。(前週$1,207.5)
③為替市場
・弱めの米国経済指標、FED関係者のハト派的コメント等から
米国の早期利上げ期待が後退 ⇒ USDが大幅な反落。
・反落するUSDに対する上昇規模は、CHF、CADがリード。
・USDJPYも118円台まで反落したがJPYは他通貨比では劣後。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式下落、債券上昇(利回り低下)。
・日経平均株価は前週の2万円回復から反落。
週足は19,652.88円。(前週19,907.63円)
・米Dow→$17,826.10、S&P500→$2,081.07、Nasdaq→$4,931.81)
(前週 $18,057.65 $2,102.07 $4,995.98)
(前週比 -1.3% -1.0% -1.3% )
・米10年債利回りは、1.87%(前週1.95%)。
・米30年債利回りは、2.52%(前週2.59%)。
②商品市場
・中東情勢への懸念や米国の減産シグナルで原油価格急反発。
・USDの再下落も商品市場の押上げ要因。
・原油価格はバレル単価で$56.06で越週。(前週$51.73)
5週連続の上昇。週次で+7.9%は2011年2月以降で最大。
・金価格はオンス単価$1,204.15で越週。(前週$1,207.5)
③為替市場
・弱めの米国経済指標、FED関係者のハト派的コメント等から
米国の早期利上げ期待が後退 ⇒ USDが大幅な反落。
・反落するUSDに対する上昇規模は、CHF、CADがリード。
・USDJPYも118円台まで反落したがJPYは他通貨比では劣後。
Stocks : Sell in (advance of) May...?
原油反発と呼応するように株式市場は反落のオンパレードとなりました。
週の後半に失速し、週末に大きく下落すると言うのはパターンとしてもチャートの形状という意味でも極めてベアな展開ということになります。
形状的には米株のチャートが一番ダメージがあるような印象です。
日経平均は正念場・・・・ですかね。
アノマリー的には5月に下落する傾向が指摘されていますが、4月の後半を株式市場がどう乗り切るのかに注目です。
DAX30 Daily |
FTSE100 Daily |
US DOW Daily |
US S&P500 Daily |
Nikkei Daily |
形状的には米株のチャートが一番ダメージがあるような印象です。
日経平均は正念場・・・・ですかね。
アノマリー的には5月に下落する傾向が指摘されていますが、4月の後半を株式市場がどう乗り切るのかに注目です。
Crude Oil : 5th Straight Weekly Gain.
原油価格は週末にやや失速しましたが週次で7.9%の上昇となりました。
これは2011年2月25日の週の13.5%の上昇以来の大幅上昇ということになります。
Brentの方も9.6%の上昇となり、こちらも5年ぶりのことです。
チャート的にもしっかり反転しており、Higher High, Higher Lowと言う綺麗な上昇波が始まっているように見えます。
ここのところ何ヶ月にも渡り、原油価格の下落は金融市場の一大テーマであり続けましたが、それが少なくとも一旦転換してきているということであれば、原油安以外の領域・・・株高、ドル高など・・・・への波及効果も不可避です。
原油価格の逆襲は調整なのか反発なのか・・・その規模と持続性に注目です。
Crude Oil Daily |
これは2011年2月25日の週の13.5%の上昇以来の大幅上昇ということになります。
Brentの方も9.6%の上昇となり、こちらも5年ぶりのことです。
チャート的にもしっかり反転しており、Higher High, Higher Lowと言う綺麗な上昇波が始まっているように見えます。
ここのところ何ヶ月にも渡り、原油価格の下落は金融市場の一大テーマであり続けましたが、それが少なくとも一旦転換してきているということであれば、原油安以外の領域・・・株高、ドル高など・・・・への波及効果も不可避です。
原油価格の逆襲は調整なのか反発なのか・・・その規模と持続性に注目です。
USDCAD : Ready to Look Lower Now?
USDCADは・・・どうですかね・・・
もう何週間ももみ合ってきましたが、先週に綺麗に下に抜けてきました。
原油の反発が加速した事など複合要因がありますが、原油下落で叩かれてきた代表通貨の一つではあるのでCADの反発ポテンシャルにも注目していく価値がありそうですね。
USDCAD DAILY |
原油の反発が加速した事など複合要因がありますが、原油下落で叩かれてきた代表通貨の一つではあるのでCADの反発ポテンシャルにも注目していく価値がありそうですね。
USD : Unstable at Best.
失速、反発、再下落・・・・・・USDの動向が落ち着きません。
大きなトレンドの最終期に高値圏、安値圏で見られるような挙動のようにも見えます。
USDや株式市場が反落し、原油市場が大きめの反発をするプロセスが進行中ですが、先週末の市場でもUSDの上値が非常に重いという印象を受けました。
これまでのように欧州通貨やコモディティ通貨に対して反発する局面もあるものの、力尽きて反落しては安値を更新するというような展開が目立ちました。
今週も荒っぽいSWINGを覚悟するべきでしょう。
大きなトレンドの最終期に高値圏、安値圏で見られるような挙動のようにも見えます。
AUDUSD DAILY |
EURUSD DAILY |
GBPUSD DAILY |
USDJPY DAILY |
USDや株式市場が反落し、原油市場が大きめの反発をするプロセスが進行中ですが、先週末の市場でもUSDの上値が非常に重いという印象を受けました。
これまでのように欧州通貨やコモディティ通貨に対して反発する局面もあるものの、力尽きて反落しては安値を更新するというような展開が目立ちました。
今週も荒っぽいSWINGを覚悟するべきでしょう。
USDJPY : Failed to Consolidate Above 120.
USDJPYですが、120円台を固めに行く展開も予想できたのですが、実際は118円台までの反落となってしまいました。
119円を挟んだサポートゾーンに支えられて越週していますが、ここが崩されると120円を再度回復するまでにかなりの時間がかかるようなダメージがあるかもしれません。
本邦受給は輸入サイドも元気ですので、日本株の動向と合わせて海外勢がどう動くかが勝負を決める鍵となりそうです。
チャート的には頭の重いテクニカル環境の中で、下固めをする水準を探っていきましょう。
USDJPY DAILY |
本邦受給は輸入サイドも元気ですので、日本株の動向と合わせて海外勢がどう動くかが勝負を決める鍵となりそうです。
チャート的には頭の重いテクニカル環境の中で、下固めをする水準を探っていきましょう。
Commodity Currencies Outperforms European Currencies.
対米ドルのパフォーマンス格差があるときに大きなトレンドが出るのが欧州通貨とコモディティ通貨のクロス取引ですが、原油価格の反発継続もあって、コモディティ通貨の優勢は今暫く継続しそうな環境にあると思います。
良いレベルで入れれば中長期に保有しても面白いかもしれません。
EURAUD DAILY |
GBPAUD DAILY |
良いレベルで入れれば中長期に保有しても面白いかもしれません。
Top FX Movers of the Week.(April 13th - April 17th.2015)
2015年4月13日(月)~4月17日(金)の週の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.USDCHF↓0.9514 0.9792 -278 -2.92%
2.USDCAD↓1.2241 1.2573 -332 -2.71%
3.GBPUSD↑1.4960 1.4629 +331 +2.21%
4.EURUSD↑1.0809 1.0600 +209 +1.93%
5.NZDUSD↑0.7678 0.7532 +146 +1.90%
6.CHFJPY↑ 124.89 122.82 +207 +1.66%
7.CADJPY↑ 97.11 95.64 +147 +1.51%
8.AUDCHF↓0.7410 0.7520 -110 -1.48%
9.AUDUSD↑0.7786 0.7679 +107 +1.37%
10.AUDCAD↓0.9531 0.9656 -125 -1.31%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CHF(3回),CAD(3回),GBP,EUR,NZD,AUD
下落通貨 ⇒ USD(6回),JPY(2回),AUD(2回)
ハイライトは明らかにUSDの急速な切り返し(反落)ですね。
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年4月17日(金)の北米市場における最後の4時間の主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURUSD↑1.0809 1.0778 +31 +0.29%
2.EURJPY↑128.56 128.21 +35 +0.27%
3.EURCAD↑1.3232 1.3200 +32 +0.24%
4.EURNZD↑1.4060 1.4029 +31 +0.22%
5.AUDUSD↑0.7786 0.7769 +17 +0.22%
6.AUDJPY↑ 92.59 92.41 +18 +0.19%
7.USDCHF↓0.9514 0.9532 -18 -0.19%
8.AUDCAD↑0.9531 0.9515 +16 +0.17%
9.NZDCHF↓0.7309 0.7320 -11 -0.15%
10.GBPUSD↑1.4960 1.4938 +22 +0.15%
通貨ペアの分解結果は以下の様になります。
上昇通貨 ⇒ EUR(4回),AUD(3回),CHF(2回),GBP
下落通貨 ⇒ USD(4回),JPY(2回),CAD(2回),NZD(2回)
2015年4月12日日曜日
Review of the Week.(April 6th - April 10th.2015)
2015年4月6日(月)~4月10日(金)の週の簡単なReviewです。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式上昇、債券下落(利回り上昇)の流れに回帰。
・日経平均も続伸。10日(金)には2000年4月以来初の2万円越え。
(20,006円→渋い!)
・日経平均の週終値は19,907.63円。(前週19,435.08)
・米Dow→$18,057.65、S&P500→$2,102.07、Nasdaq→$4,995.98)
(前週 $17,763.24 $2,066.96 $4,886.94)
(前週比 +1.6% +1.7% +2.2% )
・米10年債利回りは、1.95%(前週1.84%)。
・米30年債利回りは、2.59%(前週2.49%)。
②商品市場
・商品市場全般に堅調な推移。
・イラン核開発問題の進展期待による供給増予想が後退。
・原油価格はバレル単価で$51.73で越週。(前週$49.48)
・金価格はオンス単価で$1,207.50で越週。(前週$1,201.30)
③為替市場
・週次の勝ち組は北米通貨(USD、CAD)+AUD。
・欧州勢(GBP,EUR,CHF)が反落する流れ。
・USD失速→調整は短命に終わり、週末にはUSD高の流れ。
・JPYは方向感なく辛うじて120円台を維持して越週。
・週のクローズにかけてEURは持ち直すもGBPは崩れる展開。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・全体的に株式上昇、債券下落(利回り上昇)の流れに回帰。
・日経平均も続伸。10日(金)には2000年4月以来初の2万円越え。
(20,006円→渋い!)
・日経平均の週終値は19,907.63円。(前週19,435.08)
・米Dow→$18,057.65、S&P500→$2,102.07、Nasdaq→$4,995.98)
(前週 $17,763.24 $2,066.96 $4,886.94)
(前週比 +1.6% +1.7% +2.2% )
・米10年債利回りは、1.95%(前週1.84%)。
・米30年債利回りは、2.59%(前週2.49%)。
②商品市場
・商品市場全般に堅調な推移。
・イラン核開発問題の進展期待による供給増予想が後退。
・原油価格はバレル単価で$51.73で越週。(前週$49.48)
・金価格はオンス単価で$1,207.50で越週。(前週$1,201.30)
③為替市場
・週次の勝ち組は北米通貨(USD、CAD)+AUD。
・欧州勢(GBP,EUR,CHF)が反落する流れ。
・USD失速→調整は短命に終わり、週末にはUSD高の流れ。
・JPYは方向感なく辛うじて120円台を維持して越週。
・週のクローズにかけてEURは持ち直すもGBPは崩れる展開。
Stocks : Back on Track..
日経平均が2000年4月以来となる2万円台を一瞬回復しましたが、欧州、日本と比べて失速感のあった米株市場も力強く復活してきました。
Consolidation入りかと思っていましたが、呆気なく戻ってきた感じです。
欧州株は引続き堅調です。
独市場も英市場も上に抜けてきました。
債券市場は重く、金利は上昇傾向にあります。このまま株買い、債券売りの流れが一気に進む感じでもないとは思いますが注目して行きましょう。
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
欧州株は引続き堅調です。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
債券市場は重く、金利は上昇傾向にあります。このまま株買い、債券売りの流れが一気に進む感じでもないとは思いますが注目して行きましょう。
Nikkei Above 20K. : For the First Time Since April 2000.
日経平均は先週遂に2万円台を回復しました。2000年4月以来15年ぶりのことです。
流石に利益確定売りも出て20,006円を高値に金曜日は陰線で引けています。
目先の目標水準に到達し、暫くは最低でも調整的な下落は不可避との見方も出ていますが、チャート的には綺麗な上昇トレンドが崩れておらず、調整は短く、浅い可能性もありそうです。
NIKKEI DAILY |
流石に利益確定売りも出て20,006円を高値に金曜日は陰線で引けています。
目先の目標水準に到達し、暫くは最低でも調整的な下落は不可避との見方も出ていますが、チャート的には綺麗な上昇トレンドが崩れておらず、調整は短く、浅い可能性もありそうです。
USDJPY : Failing to Follow NIKKEI Higher.
USDJPYは、日経平均の2万円台回復などの動きについて行けていない感じです。
120円台前半での越週ですが、過去のサポート/レジスタンスとなってきたゾーンで逡巡している印象です。
日経平均とUSDJPYの正の相関が崩れ始めているかもしれません。
USDJPY DAILY |
120円台前半での越週ですが、過去のサポート/レジスタンスとなってきたゾーンで逡巡している印象です。
日経平均とUSDJPYの正の相関が崩れ始めているかもしれません。
AUD : Good Comeback.
先週は北米通貨(USD、CAD)に並んで豪ドル(AUD)が勝ち組になっています。
3月後半にずっと下げていたのですが、先週あたりは対USD,対JPYで見ても陽線が目立っています。
ともに前回安値圏からの切り返し的な上昇となっており、目先のボトムを打った可能性もありです。
世界的な株式市場の堅調ムードに併せて、私が注目しているAUDNZDも上昇傾向です。
商品市場も安定推移となっており、引続きAUDの上昇余地に注目していきましょう。
AUDUSD DAILY |
AUDJPY DAILY |
ともに前回安値圏からの切り返し的な上昇となっており、目先のボトムを打った可能性もありです。
世界的な株式市場の堅調ムードに併せて、私が注目しているAUDNZDも上昇傾向です。
商品市場も安定推移となっており、引続きAUDの上昇余地に注目していきましょう。
AUDNZD DAILY |
European Currencies : Quickly Losing Steam.
先週・・特に後半での欧州通貨の反落は迫力がありました。
先週前半はEURが下落するのに対してGBPは上昇という展開となっていましたが、GBPも後半に一気に崩れました。
BOJ会合やFOMC議事録等の材料を消化して、結局はUSDが大復活するような展開になりつつありでしょうか。。。
EURUSD DAILY |
EURJPY DAILY |
GBPUSD DAILY |
GBPJPY DAILY |
先週前半はEURが下落するのに対してGBPは上昇という展開となっていましたが、GBPも後半に一気に崩れました。
BOJ会合やFOMC議事録等の材料を消化して、結局はUSDが大復活するような展開になりつつありでしょうか。。。
Europe vs Commodity : Crosses to Watch.
欧州通貨とコモディティ通貨のクロス取引がとてもダイナミックな取引機会を提供してくれています。
GBPAUDの日次チャートは少し長めに取っていますが、過去の3つの山で高値を更新しながらの波動でしたが、直近の山では高値更新をできずに鋭角的な下落をしています。
今まさに右上がりのサポートラインにトライしているところですが、今週は意外とこういうところでトレンドが出てくる可能性もありそうですね。
EURAUD DAILY |
GBPAUD DAILY |
今まさに右上がりのサポートラインにトライしているところですが、今週は意外とこういうところでトレンドが出てくる可能性もありそうですね。
Top FX Movers of the Week.(April 6th - April 10th.2015)
2015年4月6日(月)~4月10日(金)の週の週次ベースの主要通貨動向です。
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
通貨ペア 週終値 週始値 変動(pips) 変動(%)
1.EURAUD↓1.3797 1.4369 -572 -4.15%
2.EURUSD↓1.0600 1.0973 -373 -3.52%
3.AUDCHF↑0.7520 0.7263 +257 +3.42%
4.USDCHF↑0.9792 0.9517 +275 +2.81%
5.EURCAD↓1.3328 1.3698 -370 -2.78%
6.EURNZD↓1.4063 1.4441 -378 -2.69%
7.GBPAUD↓1.9041 1.9530 -489 -2.57%
8.EURJPY ↓127.53 130.53 -300 -2.35%
9.CADCHF↑ 0.7785 0.7617 +168 +2.16%
10.GBPUSD↓1.4629 1.4918 -289 -1.98%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ AUD(3回),USD(3回),CAD(2回),NZD,JPY
下落通貨 ⇒ EUR(5回),CHF(3回),GBP(2回)
北米と豪州が復活で欧州が反落という図式でしょうかね。個人的にももう少し長引くと思っていた米ドルの調整は短命に終わった感がありますね・・・
The Final Round Rush : How Currencies Finished the Week.
2015年4月10日(金)の北米時間における最後の4時間での主要通貨動向です。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↓1.8396 1.8453 -57 -0.31%
2.GBPAUD↓1.9041 1.9097 -56 -0.29%
3.EURGBP↑0.7244 0.7227 +17 +0.23%
4.NZDCAD↓0.9468 0.9487 -19 -0.20%
5.CADJPY↑ 95.64 95.45 +19 +0.20%
6.GBPCHF↓1.4327 1.4352 -25 -0.17%
7.AUDJPY↑ 92.39 92.23 +16 +0.17%
8.USDCAD↓1.2573 1.2593 -20 -0.16%
9.GBPUSD↓1.4629 1.4652 -23 -0.16%
10.EURJPY↑127.53 127.33 +20 +0.16%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),AUD(2回),EUR(2回),CHF,USD
下落通貨 ⇒ GBP(5回),JPY(3回),NZD,USD
確かに引けにかけてEURとGBPの動きが逆になっていましたね。
通貨ペア 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
1.GBPCAD↓1.8396 1.8453 -57 -0.31%
2.GBPAUD↓1.9041 1.9097 -56 -0.29%
3.EURGBP↑0.7244 0.7227 +17 +0.23%
4.NZDCAD↓0.9468 0.9487 -19 -0.20%
5.CADJPY↑ 95.64 95.45 +19 +0.20%
6.GBPCHF↓1.4327 1.4352 -25 -0.17%
7.AUDJPY↑ 92.39 92.23 +16 +0.17%
8.USDCAD↓1.2573 1.2593 -20 -0.16%
9.GBPUSD↓1.4629 1.4652 -23 -0.16%
10.EURJPY↑127.53 127.33 +20 +0.16%
通貨ペアの分解結果は以下の通りです。
上昇通貨 ⇒ CAD(4回),AUD(2回),EUR(2回),CHF,USD
下落通貨 ⇒ GBP(5回),JPY(3回),NZD,USD
確かに引けにかけてEURとGBPの動きが逆になっていましたね。
2015年4月5日日曜日
Review of the Week.(Mar.30th - April 3rd.2015)
2015年3月30日(月)~4月3日(金)の週の簡単なReviewです。
(注)4月3日(金)はGood Fridayで株式市場等が休場の為、米株や商品価格は2日(木)の終値を使用し、3月の米粉用統計の影響は入っていません。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は強保合い、債券市場も小幅上昇(利回り低下)。
・日経平均は不安定な推移も19,435.08円で越週。(先週19,285.63円)
・米Dow→$17,763.24、S&P500→$2,066.96、Nasdaq→$4,886.94)
(前週 $17,710.19 $2,060.83 $4,891.22)
(前週比 +0.3% +0.3% -0.1% )
・米10年債利回りは、1.84%(前週1.95%)。
・米30年債利回りは、2.49%(前週2.53%)。
②商品市場
・全体的に神経質な保合い推移。
・原油価格はバレル単価で$49.48で越週。(先週$48.39)
・金価格はオンス単価で$1,201.30で越週。(先週$1,197.35)
③為替市場
・神経質な往来相場。
・USDのピークアウト観測強まる。
・欧州通貨の反発力に復活傾向。
・週次ベースでAUDが最弱通貨。
・USDJPYは雇用統計後の乱高下後に118円台で越週。
(注)4月3日(金)はGood Fridayで株式市場等が休場の為、米株や商品価格は2日(木)の終値を使用し、3月の米粉用統計の影響は入っていません。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式市場は強保合い、債券市場も小幅上昇(利回り低下)。
・日経平均は不安定な推移も19,435.08円で越週。(先週19,285.63円)
・米Dow→$17,763.24、S&P500→$2,066.96、Nasdaq→$4,886.94)
(前週 $17,710.19 $2,060.83 $4,891.22)
(前週比 +0.3% +0.3% -0.1% )
・米10年債利回りは、1.84%(前週1.95%)。
・米30年債利回りは、2.49%(前週2.53%)。
②商品市場
・全体的に神経質な保合い推移。
・原油価格はバレル単価で$49.48で越週。(先週$48.39)
・金価格はオンス単価で$1,201.30で越週。(先週$1,197.35)
③為替市場
・神経質な往来相場。
・USDのピークアウト観測強まる。
・欧州通貨の反発力に復活傾向。
・週次ベースでAUDが最弱通貨。
・USDJPYは雇用統計後の乱高下後に118円台で越週。
Stocks : Consolidation into April.
株価は日欧市場の基調は崩れておらず先高感も根強いものがあります。一方で米国市場は目先は調整色も強まっていますが、一種の綱引き状態と言うステータスでしょうか・・・
劣後感の明白な米株市場ですが、注目の3日(金)の米雇用統計の影響は週明けの動向を見守ることになります。
雇用の伸びが12.6千人と市場予想を大幅に下回る内容でしたが、市場センチが強ければFEDの利上げ時期の後退期待から株価は上昇、市場センチが弱い時なら株価の下落が加速するという展開が考えられます。
これまでは、弱い指標にも上記のロジックにより株価上昇となることが多かったのですが、今回は異なる読みもありますので要注意ですね。
DAX30 DAILY |
FTSE100 DAILY |
US DOW DAILY |
US S&P500 DAILY |
NIKKEI DAILY |
劣後感の明白な米株市場ですが、注目の3日(金)の米雇用統計の影響は週明けの動向を見守ることになります。
雇用の伸びが12.6千人と市場予想を大幅に下回る内容でしたが、市場センチが強ければFEDの利上げ時期の後退期待から株価は上昇、市場センチが弱い時なら株価の下落が加速するという展開が考えられます。
これまでは、弱い指標にも上記のロジックにより株価上昇となることが多かったのですが、今回は異なる読みもありますので要注意ですね。
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