2017年7月9日日曜日

Review of the Week.(July 3rd - July 7th. 2017)

2017年7月3日(月)~7月7日(金)の週の簡単なReviewです。

*米6月雇用統計 : 引き続き堅調
→非農業部門就業者数が22.2千人増。(予想17.9千人増)
 失業率は、4.3%から4.4%に微増。

*カナダ6月雇用データ : 堅調
→月雇用者数が45.3千人。(予想10千人)
 失業率は6.6%から6.5%に低下。

*英国経済指標が幅広に悪化
→生産活動、消費活動の両面でデータが失速。
 BOEのタカ派バイアスに疑問符。

*ECB議事録 : 緩和縮小方向を確認。急がず慎重に行う旨も明記

*日銀短観(4月-6月期)が堅調な内容
大企業の景況感が過去3年で最高水準
 雇用市場の逼迫度が過去25年で最高水準

金融市場

①株式市場 / 債券市場

主要株式市場は、弱保合い推移債券市場も価格低下(利回り上昇)
・日経平均は、2万円の攻防。
 週足は19,929.09円と2万円割れで越週。(前週20,033.43円)
・米Dow→$21,413.11、S&P500→$2,425.08、Nasdaq→$6,153.08)
 (前週  $21,349.63               $2,423.41               $6,140.42)
 (前週比  +0.30%          +0.07%          +0.21% )
・米10年債利回りは、2.39%。(前週2.30%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.83%)

②商品市場

商品市場は下落圧力上値の重い展開に回帰
・原油価格は、1バレル当たり$44.30で越週。(前週$46.17)
・金価格は、1オンス当たり$1,212.12で越週。(前週$1,241.02)

③為替市場

為替市場は全般的に値幅の狭い低Volatilityの展開
雇用データ堅調の北米(USD,CAD)通貨が上昇
・欧州通貨はEUR堅調で指標の弱いGBPが反落
JPYが最弱通貨で、GBPとAUDも負組の週。