2017年7月3日(月)~7月7日(金)の週の簡単なReviewです。
*米6月雇用統計 : 引き続き堅調
→非農業部門就業者数が22.2千人増。(予想17.9千人増)
失業率は、4.3%から4.4%に微増。
*カナダ6月雇用データ : 堅調
→月雇用者数が45.3千人。(予想10千人)
失業率は6.6%から6.5%に低下。
*英国経済指標が幅広に悪化。
→生産活動、消費活動の両面でデータが失速。
BOEのタカ派バイアスに疑問符。
*ECB議事録 : 緩和縮小方向を確認。急がず慎重に行う旨も明記。
*日銀短観(4月-6月期)が堅調な内容。
→大企業の景況感が過去3年で最高水準。
雇用市場の逼迫度が過去25年で最高水準。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場は、弱保合い推移。債券市場も価格低下(利回り上昇)。
・日経平均は、2万円の攻防。
週足は19,929.09円と2万円割れで越週。(前週20,033.43円)
・米Dow→$21,413.11、S&P500→$2,425.08、Nasdaq→$6,153.08)
(前週 $21,349.63 $2,423.41 $6,140.42)
(前週比 +0.30% +0.07% +0.21% )
・米10年債利回りは、2.39%。(前週2.30%)
・米30年債利回りは、2.93%。(前週2.83%)
②商品市場
・商品市場は下落圧力。上値の重い展開に回帰。
・原油価格は、1バレル当たり$44.30で越週。(前週$46.17)
・金価格は、1オンス当たり$1,212.12で越週。(前週$1,241.02)
③為替市場
・為替市場は全般的に値幅の狭い低Volatilityの展開。
・雇用データ堅調の北米(USD,CAD)通貨が上昇。
・欧州通貨はEUR堅調で指標の弱いGBPが反落。
・JPYが最弱通貨で、GBPとAUDも負組の週。