2017年6月26日(月)~6月30日(金)の週の簡単なReviewです。
*米NY連銀Duddley総裁
→金融市場の状況も引締め要因の一つ。
(Credit Spreadの縮小、株高、長期金利低下)
*米FRB Yelllen議長
→少なくとも自分が生きている間に次の金融危機が起こるとは思わない
*ECB幹部がDraghi議長の発言のタカ派的解釈に警鐘
→早急な引締めの意図はなく、
低インフレへの忍耐を述べた積りだった。
*英BOE Carney総裁
→BOEは、今後数か月の間に引締めの議論を行う。
*グローバルな負債総額が$500bio超の記録更新へ。
金融市場
①株式市場 / 債券市場
・主要株式市場、債券市場ともに頭打ち感あり。
・日経平均は、2万円を挟んだ攻防となり、
週足は20,033.43円で越週。(前週20,132.67円)
・米Dow→$21,349.63、S&P500→$2,423.41、Nasdaq→$6,140.42)
(前週 $21,394.76 $2,438.30 $6,265.25)
(前週比 -0.21% -0.61% -1.99% )
(6月通し +1.63% +0.48% -0.94% )
・米10年債利回りは、2.30%。(前週2.15%)
・米30年債利回りは、2.83%。(前週2.72%)
②商品市場
・原油価格が反発。貴金属は上値抑制モードに回帰。
・原油価格は、1バレル当たり$46.17で越週。(前週$43.09)
・先週は米Rigカウントの減少や中国の需要回復などで前週までの
5週連続の下げからの反発。
・ただし年前半(1月~6月)の原油下落幅は1998年以来最大の下げ。
・金価格は1オンス当たり$1,241.02で越週。(前週$1,255.36)
③為替市場
・欧州通貨、コモディティ通貨が上昇。特にCADが好調。
・USD,JPYがほぼ全面安。最弱通貨はJPY。
・根強いJPY高警戒を振り切る形のクロス円の上昇が目立つ。